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ランクル300のIGLA費用と必須理由|盗難対策の最終防衛

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【悲報】ランクル300にIGLAは必須です!施工費用と店選びの正解

ランクル300の納車が決まった瞬間から、貴方の「防衛戦」は始まっています。

今、この画面を見ている貴方は、喜びよりも「本当に、自分のランクルは明日の朝も駐車場にあるだろうか?」という猛烈な不安に支配されているはずです。

その不安、残念ながら的中します。

残酷な現実ですが、トヨタ純正のオートアラームやT-Connect通知だけでは、プロの窃盗団(CANインベーダーやGameboy)に対抗するのは極めて困難です。彼らは数分でセキュリティを解除し、涼しい顔で乗り去ってしまいます。

しかし、ここで思考停止してはいけません。デジタルイモビライザー「IGLA(イグラ)」という最強の盾が存在します。

この記事では、歴代ランクルを乗り継ぎ、現在は250オーナーとして自宅に要塞(電動シャッター)まで築いた私「大地」が、ランクル300におけるIGLAの施工費用、選び方、そして施工店選びの「不都合な真実」を包み隠さず解説します。

結論から言えば、納車と同時に「IGLA ALARM」を入れるのが正解です。1000万円の資産と、何よりご家族の笑顔を守るための「投資」について、現場目線でお伝えします。

▼ この記事の要約

  • 純正セキュリティだけでは危険。IGLAなしでの駐車は「現金輸送車を放置」するのと同じ。
  • ケチって「IGLA2+」にするな。警報付きの「ALARM」一択である理由を解説。
  • 施工店選びを間違えると「内装破壊」や「電装トラブル」の地獄を見る。

セキュリティ全般の基礎知識については、下記の記事で詳しく解説しています。

目次

IGLA(イグラ)とは?ランクル300を守るデジタルイモビライザー

結論から言います。IGLAとは、「部外者がエンジンをかけようとしても、デジタル信号で強制的にエンストさせるシステム」です。

最強の盾と呼ばれる理由

従来のセキュリティは、ドアを開けられたり衝撃があったりすると「ファンファン!」と鳴るだけでした。しかし、最近の盗難手口(CANインベーダー等)は、純正コンピューターに侵入し、正規の鍵を使わずにエンジンを始動させます。

IGLAは、車両の頭脳(ECU)に直接介入し、以下の条件を満たさない限りエンジンを始動させません。

  1. 専用のキーフォブ(小さなタグ)を持っていること
  2. あらかじめ設定したPINコード(ボタン操作)を入力すること

もしこれらを行わずにシフトを「D」レンジに入れた瞬間、エンジンは強制的にシャットダウンします。

つまり、仮にドアを突破され、エンジンをかけられたとしても、車を動かすことが物理的に不可能になるのです。これが「デジタルイモビライザー」です。

IGLA2+とIGLA ALARMの違い|費用対効果の真実

IGLAには主に2つのラインナップがあります。ランクル300オーナーが迷うのは「IGLA2+」か「IGLA ALARM」か、という点です。

まずはスペックと費用感の違いを、実勢価格(工賃込)で比較してみましょう。

スクロールできます
項目IGLA2+IGLA ALARM
施工費用相場約8〜9万円約16〜20万円
主な機能エンジン始動禁止のみエンジン始動禁止+警報アラーム
守れる範囲乗り逃げ防止乗り逃げ+車上荒らし+部品盗難
ショックセンサーなしあり(2段階検知)
傾斜センサーなしあり(タイヤ盗難・レッカー対策)

ランクル300なら「ALARM」一択です

乗り逃げさえされなければ良いから、安いIGLA2+で十分では?」と考える方もいますが、私は間違いなく「IGLA ALARM」を推奨します。

なぜなら、IGLA2+には警報機能がないからです。

犯人が車内に侵入し、内装を破壊してCANインベーダーを接続しようとしている間、車は無言です。朝起きたら、車はあったけど内装がズタズタ、ナビも盗まれた…という悲劇を防ぐには、侵入された瞬間に発報するALARM機能が必須なのです。

IGLA施工店の選び方と費用の相場|安物買いの銭失いになるな

IGLAは「商品を買ってポン付け」するものではありません。車両の重要配線(CAN信号線)にアクセスするため、施工者の腕が命です。

施工費用は「技術料」と心得るべし

ネットで検索すると、激安を謳うショップも見つかりますが、ランクル300に関しては以下の相場観を持ってください。

  • IGLA ALARM単体施工: 16〜18万円
  • 最強パック(ALARM + Keyless Block + スキャナー等): 30〜40万円

1000万円を超える車両価格に対して、数万円の施工費をケチるのはナンセンスです。極端に安い店は、配線処理が雑だったり、内装のツメを折られたりするリスクがあります。

必須条件:AUTHOR ALARM認定テクニカルショップ

店選びの基準はただ一つ。「AUTHOR ALARM(オーサーアラーム)認定テクニカルショップ」であるかどうかです。

最新の盗難手口やファームウェアのアップデートに対応できるのは、正規の研修を受けた認定店だけです。大切な愛車の脳神経をいじる作業です。素人にメスを入れさせるような真似はしないでください。

大地編集長のワンポイントアドバイス

ここだけの話ですが、セキュリティを組むと「死ぬほど面倒くさく」なります。

私も最初は「最強セキュリティだ!」と意気込んでいましたが、正直ストレスを感じることもあります。特に大変なのが「妻への説明」です。

私が不在の時に妻が車を使おうとして、「エンジンがかからない!壊れた!」とパニック状態で電話がかかってきたことが何度もあります。PINコード入力やキーフォブの仕組みは、車に興味がない家族にとってはただの「改悪」でしかありません。

でも、その「面倒くささ」こそが、犯人が最も嫌がるものなんです。

キーフォブの電池(CR2032等)が切れると、自分でもエンジンをかけられず、レッカーを呼ぶ羽目になります。私は常に予備電池と、PINコード手順を書いたメモ(スマホ内)を持ち歩いています。

不便さと引き換えに「安心」を買う。それがランクルオーナーになるということです。

IGLAの効果を補完する「自宅要塞化」と「保険の最適化」

IGLAは「侵入された後」にエンジンをかけさせないための最後の砦です。しかし、最高のセキュリティとは、そもそも犯人に「指一本触れさせないこと」、そして「万が一の際の金銭的ダメージをゼロにすること」です。

1. 自宅駐車場の監視(防犯カメラ)

プロの窃盗団は、犯行前に必ず下見を行います。その際、「この家は防犯カメラがある」「死角がない」と思わせるだけで、ターゲットから除外される確率は跳ね上がります。

注意してほしいのは、「ダミーカメラ」はプロには一瞬で見抜かれるということです。

私は自宅に電動シャッターを導入しましたが、そこまで大掛かりな工事ができなくても、高性能な防犯カメラ」による24時間監視は、IGLAと並ぶ必須の投資です。工事不要で設置できる高性能モデルもあるので、納車前に準備しておきましょう。

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2. 最後の命綱:車両保険の「協定価額」を見直せ

IGLAをつけても、レッカーで強引に持ち去られたら終わりです。

その時、貴方を救うのは警察ではなく「車両保険」です。

ここで重要なのが、「協定価額(支払われる上限金額)」の設定です。

ランクル300は市場価格が新車価格を上回るケースがありますが、保険会社によっては新車価格までしか補償してくれない場合があります。これでは、盗まれた後に同じ車を買い直すことができません。

  • 盗難時の補償額は十分か?
  • レンタカー特約はついているか?(納車までの足が必要)

今の保険内容に少しでも不安があるなら、納車前に必ず複数の保険会社で比較見積もりをとってください。同じ条件でも、保険会社によって保険料や補償の手厚さは驚くほど違います。

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IGLAに関連する記事のご紹介

IGLAは「脳(コンピューター)」を守る最強の盾ですが、万能ではありません。

だからこそ、私たちは「犯人にやる気を失わせる」というアナログな対策を重ね掛けする必要があります。

敵の手口を知り、物理的な守りを固めるための具体的な方法は、以下の記事で徹底解説しています。

そもそも敵はどうやって盗むのか?(手口を知れば対策が見える)

ランクル300を守るセキュリティの全体像(物理ロックから保険まで)

兄弟車(250・プラド・LX)の対策事情を知り、死角をなくす

IGLAに関するよくある質問(Q&A)

ここでは、私が実際の現場やオーナー仲間からよく聞かれる質問に、忖度なしでお答えします。

納車後すぐに施工したいのですが、予約はいつすべき?

契約直後、納車日が未定でも予約を入れてください。

納車日が決まってから電話しよう」なんて悠長なことを言っていると、人気店は3ヶ月待ちで門前払いされます。その3ヶ月間、貴方は毎晩怯えて眠ることになります。納車日にセキュリティ店へ直行するのが、唯一の正解です。

誤作動でバッテリー上がりはしませんか?

毎日乗るなら問題ありませんが、長期駐車は注意が必要です。

IGLAは常時待機電力を使います。私の経験上、1ヶ月放置するとバッテリーは危険水域に入ります。もし長期出張などで乗らない場合は、バッテリー充電器(CTEKなど)を繋ぐか、そもそもセキュリティ店に相談してください。

IGLAをつければ絶対に盗まれませんか?

「絶対」はありません。

積載車で強引に持っていかれたら、自走できなくても盗まれます。だからこそ、先ほど紹介した「GPS(AirTag等)」や「防犯カメラ」、「車両保険(盗難特約)」との組み合わせが不可欠なのです。IGLAはあくまで「時間稼ぎの王様」だと理解してください。

まとめ:ランクル300にIGLAは「オプション」ではなく「義務」である

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

耳の痛い話もあったかと思いますが、これがランクル300を所有するという「現実」です。

  • IGLA ALARM(約18万円〜)は、納車費用の一部として予算組みする。
  • 施工店は値段ではなく「技術と信頼(認定店)」で選ぶ。
  • 納車日が決まる前に、何をおいても予約を確保する。
  • 万が一のために、「車両保険」の内容を今すぐ見直す。

18万円あれば、家族旅行に行けるし、高級なゴルフセットも買えるでしょう。

しかし、愛車が盗まれた後の「絶望」と「家族の悲しい顔」は、お金では解決できません。

貴方がこのページを閉じた直後にすべきことは、SNSで納車報告をすることではありません。

最寄りのAUTHOR ALARM認定テクニカルショップに電話をかけ、「ランクル300の予約をお願いします」と伝えること。 ただそれだけです。

それが、未来の愛車とご家族を守るための、オーナーとしての最初の責務です。

なんでここまで厳しく言うんだ?」と疑問に思った方は、私が過去に味わった失敗と、50万kmのランクル人生を綴ったプロフィールを読んでみてください。

もしこの記事が、貴方の愛車を守るきっかけになれたなら、これほど嬉しいことはありません。

無事にインストールが完了したら、ぜひX(旧Twitter)で私(@daichi_compass)に教えてください。「ナイス防衛!」と全力でリプライしに行きます。

ランクル300のセキュリティ全般や、他の対策についての総合的な解説に戻る場合は、下記の記事を参考にしてください。

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