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ランクル250グリル交換の罠!TOYOTAロゴ化費用と3つの注意点

【PR】この記事はプロモーションを含みます。
ランクル250グリル交換の罠!ロゴ化費用とセンサーエラーの真実

納車された愛車を見て、「やっぱりあのTマークだけは許せない」と溜息をついていませんか?

無骨なボディに対して、標準のエンブレムは少々近代的すぎて、どこかチグハグな印象を受けるのはあなただけではありません。

奥さんにバレない範囲で、安くAmazonの社外品に変えよう

もしそう考えているなら、少し待ってください。

結論から言います。安易なグリル交換は、先進安全機能(TSS)を殺し、最悪の場合ディーラーへの入庫を拒否される「地雷」となります。

数万円をケチった結果、センサー調整で10万円以上の出費になり、家族に合わせる顔がなくなるオーナーを私は何人も見てきました。

この記事では、歴代ランクルを乗り継いできた私の視点から、グリル交換における「純正流用と社外品の決定的な品質差」、そして多くのショップが語りたがらない「レーダーエラーの闇」について解説します。

顔つきを変えるだけだと侮っていると、後で高い授業料を払うことになりますよ。

なお、ランクル250という車の全体像や、他のグレードごとの特徴については、下記の記事で詳しく解説しています。

目次

ランクル250の標準グリルと「TOYOTA」ロゴグリルの違いとは

ランクル250のフロントグリルは、大きく分けて2つのデザインが存在します。

標準仕様の「Tマーク」と、特別仕様車やカスタムで人気の「TOYOTAロゴ」です。

2種類の顔つきのデザイン差

標準グレード(ZX/VX/GX)に採用されているのは、中央にトヨタのCIマーク(Tマーク)が鎮座し、縦基調のルーバーが入ったデザインです。これはこれで都会的ですが、ランクルのルーツである「泥臭さ」を求めるオーナーからは「少し上品すぎる」と不評なのが現実です。

一方、First Editionや海外仕様、そしてカスタムパーツとして流通しているのが「TOYOTA」のアルファベットロゴが入ったグリルです。こちらは水平基調のデザインで、40系や70系を彷彿とさせる「ランクル本来の顔」になります。

センサー類の配置は同じでも「精度」が違う

見た目は違えど、どちらも中央部には「ミリ波レーダー」が、上部には「フロントカメラ」が内蔵されています。

純正品はこれらのセンサーが正常に作動するように、ミリ単位で素材の厚みや透過率が設計されています。

しかし、社外品の激安グリルは、この「センサー透過率」や「取り付け精度」が驚くほど適当です。

見た目だけコピーしたプラスチックの塊に、命に関わるセンサーを委ねるリスクを理解する必要があります。

純正部品流用 vs 社外品グリル!ランクル250カスタムの選択肢

グリルを交換する方法は、大きく分けて「純正部品の流用」と「社外品の使用」の2パターンがあります。

それぞれのメリット・デメリットを、カタログには載らない「現場の視点」で比較しました。

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特徴純正部品流用 (First Edition用など)社外品グリル (Amazon/楽天など)
価格高い (5万〜8万円前後)安い (2万〜4万円前後)
フィッティング完璧 (パチンとハマる)運ゲー (削り・バリ取り必須の場合も)
塗装品質高耐久紫外線で白化・剥げやすい
センサー対応メーカー保証レベルエラー報告多数 (レーダー透過不良)
ディーラー入庫問題なし拒否されるリスクあり

純正部品流用の安心感とコスト

First Edition用の純正グリルを取り寄せて装着するのが、最も確実で安全な方法です。

部品代はかさみますが、チリ(隙間)のズレもなく、何よりセンサー類のエラーが出る可能性が限りなくゼロに近いです。「安物買いの銭失い」になりたくないなら、迷わずこちらを選ぶべきです。

社外品の「安さ」には裏がある

ネット通販で安く売られている社外品は魅力的ですが、覚悟が必要です。

届いた箱を開けたら「ツメが折れていた」「塗装にゴミが噛んでいた」なんてことは日常茶飯事。装着しようとすれば、バリが酷くてハマらず、カッターやヤスリで削る「現物合わせ」の作業を強いられることもあります。

DIYが得意で、加工や再塗装も含めて楽しめる人以外には、正直おすすめしません。

警告灯が点灯?グリル交換時のレーダーセンサー(TSS)とカメラ移設の罠

これが今回の記事で最も伝えたい「不都合な真実」です。

最近の車は、グリルの裏に命に関わるセンサーが隠れています。

ミリ波レーダーのエーミング(校正)問題

グリルを交換するには、TSS(Toyota Safety Sense)の要であるミリ波レーダーとフロントカメラを移植する必要があります。

この際、社外品グリルのエンブレム部分の素材や厚みが純正と異なると、レーダー波が正しく透過せず、雨の日などに誤作動を起こしたり、エラー表示が出てプリクラッシュセーフティが停止したりします。

また、センサーの取り付け角度が微妙に変わるだけでもエラーになります。このズレを修正するために必要なのが「エーミング」です。

エーミングとは、センサーやカメラの軸を正しい向きに調整し、車両コンピュータに「この位置が基準ゼロ点である」と再学習させる電子的な校正作業のことです。これには専用のターゲットボードと診断機が必要で、DIYで行うことは不可能です。

ディーラーが入庫拒否する理由

社外グリルに変えたら警告灯がついた。直してくれ」とディーラーに持ち込んでも、門前払いされるケースが増えています。

純正品以外での動作保証はできませんし、万が一事故が起きた際に責任が取れないからです。

見た目を変える」ということは、「メーカー保証の一部を捨てる」ことと同義だと認識してください。

大地編集長のワンポイントアドバイス

はっきり言いますよ。「Amazonで3万円のグリルを買って、Youtube見ながら自分で交換すれば安上がり」なんて甘い考えは捨ててください。

昔のランクル80や100ならそれでも良かった。鉄の塊でしたからね。でも250は違います。走るコンピュータなんです。

私の知り合いでも、安物の社外グリルに変えた翌日に、雨の中でプリクラッシュセーフティのエラーが出て、結局純正に戻した人がいます。グリルの代金と工賃、丸損です。

それでもやるなら、エーミング作業まで責任を持ってやってくれるプロショップに頼むか、First Editionの純正部品を使いなさい。中途半端なカスタムは、愛車の価値を下げるだけです。

【実践】ランクル250のグリル交換方法と外し方の全手順

リスクを承知の上で、それでも自分でやりたいというDIYチャレンジャーのために、大まかな手順と「壊しやすいポイント」を解説します。

※免責事項(必ずお読みください)

本項目の内容は作業の安全や成功を保証するものではありません。特にセンサー類(TSS)の移設は、誤作動により重大な事故につながる恐れがあります。作業により発生したいかなる損害・事故・故障についても、当サイト及び筆者は一切の責任を負いません。全て自己責任において行ってください。

STEP
養生テープで保護

バンパー周辺を徹底的にガードします。

STEP
アッパーカバーの取り外し

クリップで止まっているだけですが、エンジンルーム内に落とすと回収不能になります。

STEP
グリル本体の取り外し

ここが鬼門です。バンパーと噛み合っているツメが非常に硬く、冬場は高確率で割れます。ドライヤー等で温めながら慎重に作業する必要があります。

STEP
センサー・カメラの移植

純正グリルから精密機器を外し、新グリルへ移設します。配線を断線させたらアウトです。

STEP
逆の手順で復旧

最後にエンジンをかけ、エラーが出ないことを祈ります。

詳細な工具やクリップの位置については、整備書を確認することをお勧めします。

その他の顔面カスタム!丸目化やFirst Editionへの沼

今回は「TOYOTAロゴグリル」への交換を中心に解説しましたが、一度足を踏み入れると抜け出せないのがランクルカスタムの沼です。

グリルを変えると、今度は「」が気になり出し、最終的には「特別仕様車」への憧れが止まらなくなります。

憧れの丸目ヘッドライトへの換装

四角いヘッドライトも悪くありませんが、ランクル伝統の「丸目」の愛嬌には敵いません。

グリル交換と同時に丸目化を検討するオーナーも多いですが、こちらは配線加工も含めてさらに難易度が跳ね上がります。

丸目化にかかる費用や、純正と社外品の決定的な違いについては、下記の記事で詳しく解説しています。

特別仕様車「First Edition」の顔にする

いっそのこと、最初からTOYOTAロゴグリルや丸目が装着されている特別仕様車「First Edition」のパーツを完全移植するという手もあります。

標準車とFEでは何が違うのか、パーツ単位での流用可否はどうなのか。

First Edition仕様へのカスタム詳細については、下記の記事で深掘りしています。

グリル交換に関するよくある質問(Q&A)

グリル交換をすると車検に通らなくなりますか?

基本的には通ります。

ただし、「発光するエンブレム」など灯火類の保安基準に抵触する場合や、全長が変わるほど突き出したデザインはNGです。最終的には現場の検査官の判断になるため、派手すぎる装飾は避けるのが無難です。

オートバックスなどの量販店で持ち込み取り付けはできますか?

最近はかなり厳しいです。

特にレーダーセンサーに関わる作業は、エーミング設備がない店舗では「リスク回避」のため断られるケースが大半です。事前に電話で「センサー移植を含みますが大丈夫ですか?」と確認しないと、無駄足になります。

TOYOTAロゴを好きな色に塗装したいのですが?

塗るなら「ロゴ部分」だけにしてください。

センサーが裏にある中央プレート部分に塗料を乗せると、厚みでレーダー波が遮断され、エラーの原因になります。素人が缶スプレーで塗るのは推奨しません。

【結論】安物グリルで愛車を殺すな

ランクル250のグリル交換は、愛車の表情を一変させる最高のカスタムです。

しかし、その代償として「安全性」を犠牲にしてはいけません。

  • 安易な社外品は地雷: センサーエラーやフィッティング不良で泣く未来が見えています。
  • 純正流用が最適解: First Edition用などの純正部品を取り寄せるのが、結局一番安上がりで安全です。
  • プロに任せる勇気: エーミングまで対応できる専門店に依頼することは、無駄遣いではなく「安全への投資」です。

たかがグリル」と思わず、300万、400万で売れる資産である愛車の価値を守る選択をしてください。

私の過去の失敗談や、これまでのランクルでのカスタム履歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

もしこの記事が、あなたのカスタムの参考になったり、無駄な出費を防ぐきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

SNSでのシェアや、「こんな失敗したよ!」というコメントも待っています。ランクル乗りとして、一緒に悩み、楽しみましょう!

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ランクル250の維持費やスペックについて、カスタムの前に改めて確認したい場合は、下記の記事を参考にしてください。

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