MENU

ランクル60維持費の全貌|1・3ナンバー税金比較と修理積立金

【PR】この記事はプロモーションを含みます。
ランクル60維持費は年60万?1ナンバー節約術と修理地獄の現実

角ばったボディに丸目のヘッドライト。ランクル60のレトロなスタイルに一目惚れして、「どうしても乗りたい」と願う気持ち、痛いほどわかります。私もかつてはそうでした。

しかし、あえて厳しいことを言います。

「車両価格」だけを見てローンを組むと、間違いなく維持できずに手放すことになります。

ランクル60は、現代のエコカーとは対極にある車です。容赦ない自動車税の重課、リッター数キロの燃費、そして突然訪れる故障と部品の欠品。これらは「維持費」という名の請求書となって、毎月あなたを襲います。

さらに言えば、維持費の根拠なしに奥様を巻き込めば、家計と共に家庭の平和すら崩壊しかねません。

この記事では、歴代ランクルで地球12周分を走破してきた私が、ランクル60を維持するために必要な「リアルな金額」を、1ナンバーと3ナンバーの比較、そして必須となる「修理積立金」を含めて包み隠さずシミュレーションします。

憧れの60ライフを「悪夢」にしないために。まずは財布の現実と向き合う覚悟を決めてください。

これが、ランクル60を愛し続けるための最初の試練です。

▼ 30秒でわかる!この記事の要約

  • 維持費総額: ローン別で年間50〜60万円(月5万円)は最低ライン。
  • 税金地獄: 3ナンバーガソリン車は自動車税だけで年10万円超え
  • 1ナンバーの罠: 税金は安いが、毎年車検2列目リクライニング不可の代償あり。
  • 必須条件: 月3万円の「修理積立金」ができなければ乗る資格なし。
目次

ランクル60の維持費とは?年間50万円+修理費の覚悟

結論から言います。

ランクル60を維持するためには、車両ローンの返済とは別に、最低でも年間40〜60万円(月額約3.5〜5万円)の維持費を見込んでおく必要があります。

誤解しないでください。これは「普通に乗れている状態」の数字です。ここに突発的な故障修理費は含まれていません。

維持費の内訳と現実

主な内訳は以下の通りです。カタログには載っていない「痛み」を見てください。

  • 税金: 毎年5月(自動車税)と車検時(重量税)。13年超の重課税対象(15%増)です。
  • 燃料代: ハイオク/レギュラー/軽油。リッター3〜4kmの燃費は、現代人の感覚を麻痺させます。
  • 保険代: 任意保険と自賠責保険。車両保険の加入拒否や、低い協定価額がネックになります。
  • 車検代: 1ナンバーは毎年、3ナンバーは2年に1回。工賃は年々上がっています。
  • メンテナンス費: オイル交換は3,000km〜5,000km毎。古いエンジンほどオイル管理が命です。
  • 隠れコスト)駐車場代: ボディの錆を防ぐため、月極でも「屋根付き」が強く推奨されます。 青空駐車の場合、板金塗装費(数十万〜)が将来の維持費として確実にのしかかります。

なんとかなる」という精神論は通用しません。

これらを具体的に計算し、毎月の給料から天引きしておかないと、最初の車検で詰みます。

1ナンバー(貨物)と3ナンバー(乗用)の維持費比較

ランクル60には、新車当時からの「3ナンバー(ガソリンワゴン)」と「1ナンバー(バン)」が存在しますが、維持費節約のためにワゴンをバン登録(1ナンバー化)する手法が一般的です。

どれくらい金額が違うのか、決定的な差を一覧表にしました。

スクロールできます
項目3ナンバー(乗用)1ナンバー(貨物)備考
自動車税(年額)約101,200円約17,600円13年超の重課税(15%増)込みの概算
重量税(年額換算)約25,200円約15,000円車両重量2.5t以下と仮定
自賠責(年額換算)約17,650円約20,000円期間により変動あり
車検頻度2年に1回1年に1回1ナンバーは毎年車検の手間あり
高速道路料金普通車料金中型車料金(約2割増)休日のETC割引も適用外が多い
任意保険年齢条件等で安くなる3ナンバーより高くなる傾向特に若年層は高額になりがち

「3ナンバーガソリン車」の税金は地獄

表を見てわかる通り、3ナンバー(特にガソリン車の4000ccクラス)の自動車税は、重課税を含めると年間10万円を超えます。

ゴールデンウィーク明け、ポストに入っている封筒を見て膝から崩れ落ちないでください。

10万円あれば、タイヤが買えたのに…」と毎年悔やむことになります。これが旧車に乗るということです。

「1ナンバー」は魔法ではない

じゃあ1ナンバーにすれば安い」と思いますよね?

確かに固定税金は劇的に安くなります。しかし、以下の代償を支払うことになります。

  1. 毎年車検の手間:
    毎年工場へ持ち込み、整備費用がかかります。自分でユーザー車検を通すスキルがない限り、コストメリットは薄れます。
  2. 高速料金アップ:
    中型車扱いとなり、「休日割引」も適用外となるケースが多いです。遠出をするたびに、往復で数千円の差がボディブローのように効いてきます。
  3. 2列目シートの改悪:
    構造変更の要件で、リクライニング機能を無効化(固定)し、スライド量も制限されます。

私自身、以前1ナンバー化した際、後部座席に乗せた家族から「拷問だ」とクレームを受けました。

お盆の帰省渋滞の中、直角に固定されたシートで逃げ場もなく、泣き出した子供を見て、私は自分のケチな選択を呪いました。

結局、家族の笑顔を取り戻すために3ナンバーに戻しました。「独り身で荷物を積むだけ」なら天国ですが、ファミリーユースには大きな壁となります。

税金対策としての1ナンバー化の具体的な手続きやメリット・デメリットについては、下記の記事で詳しく解説しています。

\ 毎年車検の「手間」と「税金」どっちを取る? /

燃費リッター4kmの絶望とガソリン代

次に、ボディブローのように効いてくる「燃料代」です。カタログ燃費など忘れてください。現場の実測値は以下の通りです。

  • ガソリン車(2F/3Fエンジン): リッター 3km 〜 5km
  • ディーゼル車(2H/12H-Tエンジン): リッター 6km 〜 9km

季節変動:夏と冬の「燃費の罠」

さらに悪いことに、60の燃費は季節に大きく左右されます。

  • 冬場: キャブレター車や古いディーゼルは、走り出す前の「暖気運転」が必須。アイドリングだけで燃料計の針が下がっていきます。
  • 夏場: エアコン(クーラー)使用時はエンジンのパワーを大きく食われ、燃費はさらに1〜2割悪化します。渋滞にハマればリッター2km台も覚悟してください。

月間走行距離 1,000kmの場合の出費

もしあなたがガソリン車のランクル60を通勤に使い、月1,000km走るとします。平均燃費リッター4km、ガソリン価格が170円/Lだとすると…

  • 1,000km ÷ 4km/L = 250L
  • 250L × 170円 = 42,500円/月

年間で約51万円がガソリン代として消えます。税金と合わせれば、これだけで年間60万円コースです。

エコ運転」など無意味です。アクセルを踏まなければ、この鉄の塊は前に進まないのですから。

各エンジンの詳細な実燃費データや、少しでも燃費を伸ばす走行テクニックについては、下記の記事で詳しく解説しています。

\ リッター3kmの衝撃!給油回数を減らす裏技とは /

任意保険の壁と修理積立金

ここが最も重要なパートです。ランクル60の維持費において、見落としがちなのが「保険」と「修理費」です。

車両保険に入れない?

ランクル60のような古い車は、保険会社によっては「車両保険への加入」を断られるか、加入できても「協定価額(補償される上限額)」が市場価格より極端に低く設定されることがあります。

市場価格が300万円でも、保険の評価額が50万円であれば、全損事故を起こしても50万円しか出ません。残りのローンは自腹で払い続けることになります。

また、古い車ほど「ロードサービス」の充実度が命綱になります。高速道路で止まった時、レッカー代だけで数万円が飛びます。

1社だけで契約せず、必ず複数社で見積もりをとり、ロードサービスの内容と保険料を比較してください。固定費を削って、浮いたお金を修理費に回すのが鉄則です。

\ レッカー難民になる前に!ロードサービスも比較 /

>>自動車保険一括見積もり依頼サービス

「修理積立金」は月3万円が最低ライン

ランクル60は、頑丈ですが「不滅」ではありません。40年前の機械です。

  • オルタネーター死亡:約5〜8万円
  • エアコン故障:約15〜25万円
  • パワステポンプからのオイル漏れ:約5〜10万円
  • ラジエーターの水漏れ:約5〜8万円

これらは「故障」ではなく、もはや「定期交換部品」と考えるべきです。何かが壊れた時に慌てて金策に走るのではなく、毎月3万円(年間36万円)を「修理積立金」として別口座に貯めておくこと。 これができないと、遠からず愛車を手放すことになってしまいます。

大地編集長のワンポイントアドバイス

厳しいことばかり言いましたが、これが現実です。私も以前、古いランクルに乗っていた時、エアコンのコンプレッサーが真夏に死んで、修理費20万円を突きつけられた時は目の前が真っ暗になりました。

吹き出す汗、生温かい風、そして助手席の妻からの冷ややかな視線。

高いお金を出して買ったのに、なんでクーラーも効かないの?」という無言の圧力。あの空気は二度と味わいたくありません。

そして何より、コツコツ貯めた修理積立金が一瞬で消えていくあの虚無感。それでも「直ってよかった」と思える変態だけが、この車に乗れるのです。

また、維持費を語る上で無視できないのが「駐車場の環境」です。60系は現代の車より防錆性能が低く、雨ざらしの青空駐車だとルーフの雨どい(ドリップモール)やフェンダーから確実に腐ってきます。 板金修理は一箇所で数万円〜数十万円。可能なら「屋根付き駐車場」を借りるか、高品質なボディカバーへの投資を維持費の一部として計算に入れてください。

車両本体価格が安いから」という理由で、予算ギリギリの60に飛びつくのは、あまりに無謀な賭けです。購入後の整備費用として、手元に最低でも50万円、できれば100万円の現金を残せる状態で契約してください。

そのための軍資金作りとして、今乗っている車をなんとなく下取りに出すのはNGです。あなたの状況に合わせて、1円でも高く、あるいは楽に売れる方法を選んでください。

【状況別】大地のおすすめ売却戦略

とにかく高く売りたい なら、最大手の査定力。

\ ディーラー下取りで20万損したくない人へ /

>>ガリバー愛車無料査定申込

電話攻撃は避けたい なら、オークション形式。

\ 連絡は1社だけ!最大8000店が競り合う /

>>一括査定はもう古い!より高く愛車を売却できるクルマ買取オークション【ユーカーパック】

不動車・ボロボロ なら、レッカー無料の専門業者。

\ 0円以上の買取保証!廃車手数料も無料 /

>>電話1本で無料査定・高価買取!【中古車買取カーネクスト】

壊れたら直す」のではなく「壊れる前に換える」。この予防整備の考え方ができる人だけが、60との蜜月を楽しめるのです。オイル交換一つとっても、エンジンの寿命を左右しますよ。

オイル交換の頻度や選び方については、下記の記事で詳しく解説しています。

\ エンジンを壊す前に!プロが教えるオイル選び /

ランクル60維持費に関するよくある質問(Q&A)

結局、年収いくらあればランクル60を維持できますか?

正直に言えば、世帯年収で最低でも500万〜600万円はないと、突発的な修理費で家計が破綻します。「カツカツでも乗りたい」という情熱は買いますが、家族を犠牲にするのは違います。生活費を削ってでも車に注ぎ込む覚悟が、あなたと家族の両方にあるかどうかが分かれ目です。

年収と維持費のバランスについては、下記の記事でも詳しく解説しています。

\ 年収400万でも乗れる?先輩オーナーの家計簿 /

ディーゼル車なら維持費は安くなりますか?

確かに燃料代(軽油)は安くなりますが、NOx・PM規制という巨大な壁があります。首都圏など規制地域内で登録・走行するには、100万円単位の浄化装置取り付け費用がかかります。住んでいる地域によっては、ディーゼルという選択肢自体が「維持費以前の問題」として消滅します。

故障が怖いのですが、保証などはありますか?

中古車販売店独自の保証に入れる場合もありますが、対象部品が限られていることが多いです。「壊れたら保証で直そう」という甘い考えは捨ててください。実費で直してやる」という気概がないなら、60には乗らない方が賢明です。

年間60万の請求書を、愛への手紙と思えるか

ランクル60の維持費について、耳の痛い話ばかりしてきました。

  • 3ナンバーの税金は高い: 重課税込みで年10万円超えを覚悟する。
  • 1ナンバーは税金は安い: ただし毎年車検と高速料金、構造変更のデメリットがある。
  • 燃費はリッター4km: 月1,000km走れば月4万円は消える。
  • 修理積立金が必須: 毎月3万円は愛車のために貯金する。
  • 環境コスト: 錆対策のための屋根付き駐車場やメンテナンスも予算化する。

合計すると、ローン返済・駐車場代を除いても、年間で約50万〜60万円の維持費がかかります。

しかし、それでも。

朝、駐車場でその姿を見るたびに胸が高鳴る。

エンジンをかけた瞬間の振動が、体に活力を与えてくれる。

不便で、手がかかって、お金もかかる。そんな「ろくでもない相棒」だからこそ、愛おしい。

この金額を「無駄遣い」と感じるか、それとも「人生を豊かにするための必要経費」と感じるか。

それが、あなたがランクル60オーナーになれるかどうかの分水嶺です。

もし、この現実に怯まず、「それでも乗りたい!」と心が叫んだなら、あなたはもう立派なランクル乗りへの切符を手にしています。ようこそ、底なしのランクル沼へ。

なぜ私がここまで「お金の話」を厳しくするのか。私の過去の失敗と車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

\ なぜここまで「毒」を吐くのか?私の失敗談 /

この記事が、あなたの覚悟を決めるきっかけ(あるいは踏みとどまる英断の材料)になったなら、ぜひSNSでシェアしてください。同じ悩みを持つ未来のオーナー仲間に届くことを願っています!

ランクル60の総合的な情報や歴史的価値については、下記の記事に戻って確認してください。

\ まだ引き返せる!60の歴史と全モデル解説 /

また、もし「やっぱり快適性も捨てがたい」と迷い始めたなら、80系との維持費比較も必見です。

\ 快適性も欲しいなら80系?維持費を徹底比較 /

※免責事項

本記事に掲載している維持費、税額、修理費用は、執筆時点(2025年)の概算値および筆者の実体験に基づく目安です。車両の状態、居住地域、税制改正により実際の金額とは異なる場合があります。また、1ナンバー化(構造変更)の手続きや車検の合否は、管轄の陸運局や検査官の判断に委ねられます。最終的な判断と契約は、ご自身の責任において行ってください。

コメント

コメントする

目次