結論から言います。
レクサスLX/GXのリセールバリューは、
3年後でも「残価率100%(購入価格以上)」を狙えるバケモノです。
ディーラーでの抽選倍率は数十倍。
「売ってくれ」と頼んでも門前払いされ、数年越しの納期を耐え抜いたオーナーだけが手にできる、
まさに「走る資産」。
しかし、その価値は
「明日、半値になっても文句は言えない」
という、極めて危ういバランスの上に成り立っています。
「資産防衛のためにLXを買いたい」
「絶対に損をしたくない」
そう考えるあなたに、歴代ランクル・レクサスSUVを乗り継ぎ、地球12周分(50万km)を走破してきた私が、
ディーラー営業マンが決して口にしない「輸出相場の不都合な真実」
を突きつけます。
この記事を読めば、あなたは甘い言葉に騙されることなく、「本当に価値のある仕様」と「暴落の予兆」を見極められるようになります。
【3秒でわかる!この記事の要約】
- リセール期待値: 3年後 90%〜120%(仕様と国による)
- 高騰の理由: 中東・アジアへの 「輸出需要」 が全て
- 鉄板仕様: 「白/黒」+「マクレビ」+「リアエンタ」以外は買うな
- 最大リスク: 関税変更・円高・盗難による 「資産消失」
- 結論: 投資目的だけの購入は 「ハイリスクなギャンブル」 である
なお、LX600/700h自体の詳細なスペックや市場動向の全貌については、下記の記事で詳しく解説しています。
\ カタログには載っていない「不都合な真実」も公開中 /

レクサスLX/GXのリセールが高い理由は「中東が欲しがるから」

結論から言います。
LXとGXのリセールバリューが高い理由は、
「世界中の富裕層が欲しがっているから」
ただそれだけです。
日本国内で、中古のLXを定価以上で欲しがる人は限定的です。
日本の狭い道路事情ではサイズが大きすぎますし、維持費だけで年間数十万円が飛びます。
しかし、中東(UAE、サウジアラビア)、パキスタン、マレーシアなどの国々では事情が違います。
彼らにとってLXやGXは、単なる高級車ではありません。
砂漠を走り抜け、絶対に故障せず、生きて帰ってこられる。
その上で、王族のようなラグジュアリーさを提供してくれる。
関税を含めて定価の2倍、3倍のお金を払ってでも手に入れたい
「命を預けるステータスシンボル」
なのです。
仕組み:日本定価ではなく「海外オークション相場」で決まる
オートオークションとは、業者間で行われる中古車の競り市場のことです。
私たちオーナーが車を手放す時、買取店はその車をこの「オートオークション(USSなど)」に流します。
そこで競り落とすのは、日本の販売店ではなく、海外の輸出バイヤーたちです。
つまり、LX/GXのリセールバリューとは、
「その瞬間の、海外バイヤーの言い値」
で決まります。
日本の定価や、「これだけ綺麗に乗ったから」というオーナーの情は通用しません。
「海外でいくらで売れるか」から逆算されたシビアな金額が、あなたの愛車の査定額になるのです。
定義:残価率100%超え(プレ値)が起きるカラクリ
残価率とは、新車価格に対して、数年後にいくらで売れるかの割合(リセールバリュー)のことです。
- 残価率100%: 買った値段と同じ値段で売れる(実質タダで乗れた状態)
- 残価率80%: 20%分だけ値落ちした(優秀な部類)
一般的な高級輸入車(メルセデスやBMW)の場合、3年後の残価率は良くても50〜60%程度です。
新車で1000万円で買っても、3年後には500万円。これが「車の常識」です。
しかし、LXやGXの場合、仕様とタイミング(為替・関税)さえ合えば
100%超え(プレ値)
もあり得ます。
これが、多くの投資家がレクサスSUVに群がる理由であり、「資産」と呼ばれる所以です。
▼ コラム:大地編集長の現場メモ
「バイヤーは『革』と『オプション』しか見ていない」
以前、懇意にしているパキスタン系の輸出バイヤーと話した時のことです。
彼らは車を見る時、エンジンの調子よりも先に「革シートのヘタリ」と「オプションボタンの有無」を確認します。
「ダイチサン、エンジンはTOYOTAだから壊れない。でも、革が汚いと向こうのボス(富裕層)が怒るネ」
彼らにとって、LXは実用品ではなく献上品に近い感覚なのです。
だからこそ、内装色やオプション(マクレビ・リアエンタ)の有無だけで、査定額が100万円単位で変わる。
これが、カタログスペックには載っていない「現場のルール」です。
【3年後予測】LX/GXの残価率は100%超えだが「暴落」は明日来る
では、具体的な数字とリスクの話をしましょう。
夢のようなリセール額の裏には、必ず「毒」があります。
投資家なら当然気にするべき「カントリーリスク」と「ランニングコスト」です。
相場予測:GX550は「120%」、LX600は「110%」を狙える
現状の輸出相場と過去のデータを踏まえた、私の予測です。
あくまで予測であり、保証ではありません。
| モデル | 3年後残価率予測 | ターゲット国 | 特記事項 |
|---|---|---|---|
| LX600 (ガソリン) | 90% 〜 110% | 中東・パキスタン | 輸出の王道。最も底値が堅い。 |
| LX700h (HV) | 80% 〜 95% | 北米・アジア一部 | HVは一部途上国で整備敬遠の傾向あり。 |
| GX550 | 100% 〜 120% | 北米・豪州・中東 | 新規投入で需要過多。当面は高騰必至。 |
| LX570 (旧型) | 70% 〜 85% | ロシア(規制有)・パキスタン | V8エンジンの希少性で根強い人気。 |
特にGX550は発売直後ということもあり、短期的なプレミア相場が予想されます。
しかし、供給が安定すれば相場は落ち着きます。「今が高いから」といって、3年後も同じだと思わないでください。
GX550の具体的なグレード別価格や、日本国内での購入シミュレーションについては、下記の記事で詳しく解説しています。
\ プレ値で購入して「即・含み損」になりたくない人へ /
最大リスク:関税・円高・盗難で「資産消失」する3つのシナリオ
ここが一番重要です。
以下の要素が発生した瞬間、相場は暴落します。
関税・輸入規制の変更(ポリティカルリスク)
最も怖いのがこれです。
例えば「パキスタンが高級車の輸入関税を引き上げた」「マレーシアのAP(輸入許可証)の発行が停止した」といったニュースが出た翌日、
オークション相場が100万円単位で下落することが過去に何度もありました。
相手国の政治事情に、私たちの財布が完全に握られているのです。
為替変動(円高)
輸出ビジネスは円安であればあるほど有利です。
1ドル150円の時と100円の時では、海外バイヤーの購買力は単純計算で1.5倍違います。
今の円安相場(1ドル140-150円台)が当たり前だと思ってローンを組むと、円高に振れた瞬間に残債割れ(オーバーローン)の地獄を見ます。
盗難による「資産消失」
リセール以前の問題です。LXは世界で最も盗まれやすい車の一つです。
車両保険に入っていれば金銭的な補填はあるかもしれませんが、
「プレミア価格」までは補償されません。
定価1,800万円で買い、市場価値が2,500万円になっていたとしても、盗難時の補償は協定価格(定価ベース)までです。
この差額は、純粋な損失となります。
さらに言えば、毎年の高額な車両保険料や、セキュリティ対策費(シャッターガレージ等)もコストとして差し引かねばなりません。
これらを考慮すると、実質的な利回りは皆様が思うほど高くはないのです。
「夜中にセキュリティのサイレンが鳴って飛び起きる」
そんな精神的なコストも、LXオーナーにはつきまといます。
【鉄板仕様】リセール最強は「白/黒・マクレビ・リアエンタ」一択

リスクを承知の上で、「それでもLX/GXに乗りたい、少しでも高く売りたい」という方へ。
輸出需要を確実に取り込むための「鉄板仕様」を伝授します。
これ以外を選ぶと、リセール時に数百万の差がつく可能性があります。
グレード:LXは「OFFROAD」、GXは「OVERTRAIL」が最強
- LX600: ベースグレードよりも、輸出先で人気の高いオプションが装着可能な仕様を選んでください。
ただし「EXECUTIVE(4人乗り)」はVIP送迎需要があるものの、汎用性が低く輸出先が限られるため、リセールの爆発力なら「OFFROAD」や標準の7人乗りの方が無難なケースもあります。 - GX550: 「OVERTRAIL」グレードの人気が圧倒的です。
オフロード性能を強調したモデルこそ、GXの真骨頂であり、海外バイヤーが求める姿です。
外装色:「白(ホワイトノーヴァ)」か「黒」以外は査定ダウン
リセールを最優先するなら、
シルバーやベージュは避けるのが賢明です。
これらは中東の強烈な日差しで熱を吸収しすぎたり、現地の好みに合わなかったりするため、オークションでの競り上がりが期待できません。
- ホワイトノーヴァガラスフレーク: 中東で圧倒的人気。熱を吸収しないため。
- ブラック: アジア圏やVIP用途で人気。
オプション:「三種の神器」がない個体は輸出対象外
これをケチると、売る時に「輸出対象外」とみなされ、国内相場で買い叩かれます。
例えるなら、「高級寿司屋に来て、玉子しか頼まない客」のような扱いです。
- マークレビンソン・サウンドシステム: 海外では「マクレビ付き=フルオプション」と認識されることが多いです。
- リアエンターテインメントシステム: 後席モニター。中東の大家族移動には必須装備です。
- 22インチホイール: 見た目の迫力が全てです。
大地編集長のワンポイントアドバイス

編集長の大地です。
はっきり言っておきますが、
「儲けるため」だけにLXやGXを買うのはやめなさい。
確かにリセールは良いですが、それは結果論です。
年間数十万円の車両保険、リッター5kmしか走らない燃費、コンビニに停めるのも躊躇する盗難への恐怖。
これらすべてを受け入れ、それでも「この車で家族と旅がしたい」と思える覚悟がないと、LXとの生活はストレスでしかありません。
「傷がつこうが、距離が伸びようが、家族との思い出が刻まれるならそれが資産だ」。
そう思えるなら、LXは最高の相棒になります。
でも、毎日中古車サイトの相場を見て一喜一憂するくらいなら、悪いことは言いません。
車ではなく投資信託を買ってください。 車は、乗ってナンボの道具ですから。
リセールについてより深く知るための関連記事

LX/GXのリセールが高い背景には、兄弟車である「ランドクルーザー」の存在があります。
なぜこれほどまでに世界で評価され、輸出されるのか。
その根本的な理由を知れば、相場の動きがより深く理解できるはずです。
なぜランクル・レクサスSUVのリセールは異常に高いのか、そのカラクリについては、下記の記事で詳しく解説しています。
\ なぜ、ボロボロのランクルが1,000万円で売れるのか? /

また、輸出先の具体的な国や、それぞれの国で好まれる仕様の違いについては、以下の記事が参考になります。
\ あなたの愛車が「パキスタン行き」になるこれだけの理由 /

さらに、兄弟車であり日本の市場でも人気の高い「ランクル250」のリセール予測もあわせて確認しておくと、SUV市場全体の動きが見えてくるはずです。
\ 弟分「ランクル250」の転売相場も覗いてみる /

レクサスLX/GXのリセールに関するよくある質問(Q&A)

まとめ:リスクを愛せる者だけが、LXオーナーの資格がある

最後に、今回の重要ポイントを復習しましょう。
新しいことは言いません。これだけ覚えて帰ってください。
- 輸出需要が命綱: 国内ではなく「海外相場」で価値が決まる。
- 仕様で100万変わる: 「白/黒・マクレビ・リアエンタ」は絶対条件。
- 暴落は明日来る: 関税変更と円高リスクは常に頭の片隅に置く。
- 売却は専門店で: ディーラー下取りは自殺行為。
リセールバリューは確かに魅力的ですが、それは「盗難」や「高額な維持費」という猛毒とセットです。
しかし、そのリスクを乗り越え、対策を講じたオーナーだけが、
LXやGXという「陸の王者」を所有する喜びに浸ることができます。
【Next Action:今すぐやるべきこと】
- 購入前の方: 本当に維持費(特に保険と駐車場)を払えるか、もう一度シミュレーションする。
- 所有中の方: 今の愛車の「輸出相場」を確認し、損益分岐点を把握しておく。
愛車の価値を知っておくだけで、万が一の時の判断スピードが変わります。
リスクを恐れず、しかし侮らず。
賢くしたたかに、最高のカーライフを楽しんでください。
なぜ私がここまで辛口な本音を書けるのか?
私の過去の失敗と車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

もしこの記事が、あなたの背中を押し、あるいは無謀な投資を思い留まらせる役に立ったなら、SNSでシェアやメッセージをいただけると嬉しいです。
次の記事を書く、何よりの原動力になります!
最後に:リセールを最大化する「出口戦略」
ディーラーの下取りは、輸出相場を反映しないため
平気で100万円以上損をします。
これはディーラーが悪いのではなく、彼らの査定基準が「国内の中古車相場」に基づいているからです。
LX/GXのような「海外人気車」は、必ず輸出販路を持つ買取店で査定を受けてください。
あなたの状況に合わせて、最適なサービスを選んでください。
| サービス名 | おすすめな人 | 特徴・メリット |
|---|---|---|
| カーネクスト | 輸出需要を逃したくない人 不動車・事故車がある人 | 輸出販路に強みがあり、LX/GXの価値を正しく評価できる。 レッカー代も無料。 |
| ユーカーパック | 電話攻撃が嫌いな人 最高値を粘りたい人 | オークション形式で最大8000社が競合。 連絡はユーカーパック1社のみで完結する。 |
| ガリバー | 大手の安心感が欲しい人 近くの店舗で相談したい人 | 業界最大手のネットワークと信頼性。 全国の在庫と相場を網羅している。 |
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※免責事項
本記事におけるリセールバリュー予測や残価率は、過去の相場データおよび執筆時点での輸出情勢に基づいた予測であり、将来の価格を保証するものではありません。
関税ルールの変更、為替変動、モデルチェンジ等の要因により、相場は大きく変動する可能性があります。
売買に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。
ランドクルーザーやレクサスLXの輸出事情について、さらに詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。
\ LX600/700hの「納期と実燃費」の現実は /



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