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ランクル100中古車選び|20万kmは現役?相場と注意点を解説

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【悲報】ランクル100中古は20万kmから?相場の真実と選び方

今、この記事を開いたあなたは、ランクル100の購入を本気で検討しつつも、中古車サイトの「走行距離」を見て足がすくんでいるのではないでしょうか?

15万km、20万km……こんな過走行車を買って大丈夫なのか?

安い前期型と、高い後期型、結局どっちが得なんだ?

そして何より、この維持費で奥さんを説得できるのか?

その不安、痛いほど分かります。20年以上前の車に数百万円を出すわけですから、失敗すれば「修理費地獄」に陥り、家庭の平和まで脅かしかねません。

しかし、結論から言います。ランクル100において、走行距離10万kmは単なる「折り返し地点」です。

重要なのはメーターの数字ではなく、「誰がどう維持してきたか」という過去の履歴です。

私はこれまでランクル80、100、200と乗り継ぎ、地球12周分以上を走ってきましたが、メンテナンスさえ適切ならこの車は不死身です。

この記事では、元オーナーであり整備も行う私が、中古車屋が決して言わない「ランクル100選びの不都合な真実」と「維持費のリアル」を包み隠さずお伝えします。

▼ 30秒でわかる!この記事の結論

  • 狙い目: コスパと性能のバランスが最強な「中期型(5AT)」一択。
  • 判断基準: 走行距離よりも「整備記録簿」。20万kmでもメンテ済みなら買い。
  • 必須条件: 車両価格に加え、「+50万円」の初期化予算がないなら買うな。
目次

ランクル100中古車の相場と「狙い目」の定義

ランクル100の中古車選びにおける「狙い目」とは、将来的な資産価値(リセール)を維持しつつ、購入後の故障リスクと価格のバランスが最も優れた年式・グレードのことを指します。

まず結論から断定します。この定義に基づけば、狙い目は間違いなく「中期型(5AT)」です。

ランクル100は製造期間が長く、大きく分けて「前期・中期・後期」の3つが存在しますが、中古車市場ではこの区分けで価値が天と地ほど変わります。

ランクル100の前期・中期・後期の実勢価格

現在の市場におけるリアルな相場観は以下の通りです。

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モデル区分年式特徴中古車相場(目安)編集長の評価
前期型H10〜H144速AT、内装がやや古い150〜250万円安いが燃費・走りに難あり。割り切りが必要。
中期型H14〜H175速AT、インパネ一新200〜350万円コスパ最強。 走りも装備も現代的。
後期型H17〜H19外装変更、完成形300〜500万円プレミア価格。予算に余裕がある人向け。

※相場は状態により大きく変動します。

なぜ「中期型」がベストバイなのか

見た目は好みの問題ですが、中身(機関)には決定的な差があります。私が中期型を推す理由は主に2つです。

理由1:5速ATへの進化による走りの激変

前期型の「4速AT」に対し、中期型からは「5速AT」に進化しています。この1速の差は絶大で、燃費の向上はもちろん、高速巡航時の静粛性が劇的に改善されています。前期型の唸るようなエンジン音とは別世界です。

理由2:後期型と同等の装備で価格が安い

後期型はヘッドライトやグリルが変更され洗練されていますが、エンジンやATなどの中身は中期型とほぼ同じです。

にも関わらず、価格は100万円以上跳ね上がることがあります。

見た目の新しさ」に100万円払うよりは、中期型を選んで浮いたお金を整備(リフレッシュ)に回すのが、長く乗るための賢い選択です。

なお、グレードごとの詳細な価格推移や、20年落ちでも値段が下がらない「輸出需要」によるリセールの仕組みについては、下記の記事で徹底的に分析しています。

\ 3年後に笑うか泣くかは、この価格推移で決まる /

\ 20年落ちでも高値?輸出マジックの裏側 /

買ってからが地獄?ランクル100の年間維持費シミュレーション

維持費とは、車両代以外に「ただ所有しているだけで強制的に徴収される税金・保険料・消耗品費」のことです。

車両価格だけを見て買うと、納車後の維持費で破産します。ここでは、最も現実的な「3ナンバー(乗用)」と、節約テクニックとしての「1ナンバー(貨物)」の年間維持費を比較します。

ガソリン車(4.7L)の年間維持費比較

※年間走行1万km、ガソリン170円/L、燃費5km/Lで計算

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費目3ナンバー(乗用)1ナンバー(貨物)
自動車税88,000円16,000円
重量税24,600円12,300円
自賠責10,000円20,000円
車検頻度2年に1回1年に1回
高速料金普通車中型車
ガソリン340,000円340,000円
合計目安約46万円〜約39万円〜

編集長の結論:

1ナンバー化することで、自動車税(▲7.2万円)の効果により、トータルで年間約7万円の節約が可能です。

※重要:1ナンバー化の法的注意点

1ナンバー登録を行うには、「3列目シートの撤去」や「荷室の確保」などの構造変更検査が必要です。定員は5名(または2名)となり、元に戻すのも手間がかかります。

また、任意保険の「年齢条件」などが乗用車と異なるケースがあり、保険料が高くなる場合もあります。必ず購入前に整備工場と保険会社へ確認してください。

ランクル100中古車の「走行距離」と寿命の現実

10万kmを超えたら寿命」というのは、一般的な国産車の話です。地球の裏側では、50万km、80万kmのランクル100が現役で走っています。

しかし、日本の中古車市場においては、走行距離に対して以下の「覚悟」が必要です。

距離別に見るメンテナンスの必要性

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走行距離車の状態必要な覚悟(交換部品)
〜10万km慣らし運転終了逆に「放置車両」を疑う。ゴム類の硬化に注意。
10万〜15万km脂が乗った時期タイミングベルト、ウォーターポンプ交換必須。
15万〜20万km整備の分岐点オルタネーター、ラジエーター、足回りのOHが必要。
20万km〜愛着の領域適切に部品交換されていれば、新車時より調子が良いことも。

20万km超えでも「買い」な個体の条件

ここで毒を吐きますが、「年式の割に低走行(例:20年落ちで5万km)」という個体は、地雷である可能性が高いです。 ずっとガレージで放置され、エンジン内部がサビていたり、ゴムブッシュがカチコチに硬化しているケースがあるからです。

むしろ、年間1万kmコンスタントに走られ、定期的にオイル交換されてきた「20万kmの個体」の方が、機関は絶好調であることが多々あります。

大地編集長のワンポイントアドバイス

記録簿のないランクルは、リスクの塊だと思え。

厳しいことを言いますが、これが現実です。中古車選びでボディの艶や内装の綺麗さに目を奪われてはいけません。一番見るべきはグローブボックスの中にある「整備記録簿」です。

過去のオーナーが「いつ」「どの部品を」「いくらかけて」交換したか。この履歴こそが、その車のカルテです。もし20万km走っていても、ATF(オートマオイル)やデフオイル、ハブベアリングが交換されている記録があれば、それは「極上車」です。逆に、走行5万kmでも記録簿が白紙なら、私は絶対に買いません。見えないリスクにお金を払うのはギャンブルですから。

ランクル100中古選びで「絶対に避けるべき」3つの地雷

長く乗るつもりなら、以下の特徴を持つ個体は避けてください。購入後に修理費で100万円コースになる可能性があります。

【地雷1】下回りがシャーシブラック(黒塗り)でベタベタ

サビ隠しの可能性が極めて高いです。特に海沿いや雪国で使われていた車両は、フレーム内部まで腐食が進んでいることがあります。

綺麗な黒塗りに騙されず、フレームの継ぎ目や後端を指で触って確認してください。ボロボロと鉄粉が落ちてくるようなら即却下です。

【地雷2】AHC(ハイトコントロール)の動きが怪しい

ランクル100の持病です。私もかつて、購入直後にこれが壊れて25万円の修理見積もりを突きつけられ、膝から崩れ落ちた経験があります。

スイッチ操作で車高の上下動が遅い、あるいは試乗中に乗り心地が船のようにフワフワしすぎる場合は、アキュームレーターやショックアブソーバーの寿命です。この出費は本当に痛いです。必ず確認してください。

【地雷3】エアコン(特にリア)の効きと異臭

意外と見落としがちなのがエアコンです。特に「リアエアコン」の配管は車体下を通っているため、腐食してガス漏れを起こしている個体が多いです。

試乗時は、必ず前後のエアコンを全開(MAX COLD)にし、冷風が出るか、酸っぱい異臭がしないかを確認してください。修理にはダッシュボード全バラしで20万円以上かかるケースもあります。

こうした「故障のリスク」や、購入後に襲いかかる「修理費の現実」については、ここで語り尽くせないほどあります。覚悟を決めるために、必ず以下の記事も目を通してください。

\ 修理費100万コースを回避する、プロの診断術 /

ランクル100中古を賢く買うための具体的な手順

良い個体に出会うためには、漫然とカーセンサーを眺めていてはいけません。以下のステップで動いてください。

STEP
「車両価格+50万円」の初期化予算を組む

乗り出し価格ギリギリで買うと、初期整備(タイヤ交換、バッテリー、油脂類全交換)で詰みます。必ず「初期化費用」を確保してください。

特にタイヤは高額(4本で15〜20万円)ですが、ネットで購入して提携店に直送・交換予約すれば、数万円安く済ませることが可能です。

\ 20インチも工賃込み!賢いオーナーはネットで予約 /

>>タイヤの購入と取付予約が同時にできるサービス【TIREHOOD(タイヤフッド)】

STEP
専門店で「下回り」を見せてもらう

写真だけで判断するのは非常に危険です。自信のある店なら、リフトアップして下回りを見せてくれます。「準備ができていない」「見せられない」と渋る店からは買ってはいけません。

STEP
居住地域で「ガソリンorディーゼル」を決める

これが最大の落とし穴です。Nox・PM規制地域(首都圏、愛知、大阪など)に住んでいる場合、ディーゼル車はそのままでは登録できません。解除には高額な費用と手間がかかります。

ガソリンとディーゼルの維持費や規制の違いについては、致命的なミスを防ぐために、下記の記事で詳しく解説しています。

\ 買ってからじゃ遅い!Nox・PM規制の落とし穴 /

ランクル100中古に関するよくある質問(Q&A)

1ナンバー(貨物)登録済みの車両はお得ですか?

家族構成によります。

税金」だけ見ればお得ですが、3列目シートを外すため定員が減り、高速料金も高くなります。「節約」だけを目的にすると、使い勝手で後悔する可能性があります。

専門店と一般の中古車屋、どっちがいいですか?

専門店一択です。

一般の中古車屋は、AHCのへたりやハブのガタなど、ランクル特有の不具合に気づけません。「安く買って後で直す」スキルがない限り、専門店以外に手を出すのはギャンブルすぎます。

全塗装(オールペン)やカスタム済みの車はどうですか?

サビ隠しを疑ってください。

Renocaやベージュ塗装は人気ですが、ボロボロのボディを隠すために塗られている可能性があります。窓枠のゴムの下や、ドアの淵をめくって、元の塗装やサビの形跡がないか必ずチェックしてください。

20万kmのランクル、あと何年乗れますか?

あなたが降りるその日まで走れます。

メンテナンスさえすれば、エンジン自体は50万kmでも余裕です。ただし、ゴム類や電装品の交換(出費)に心が折れなければ、ですが。

最後に:ランクル100は「苦労」を買う車である

ここまで読んで、少し怖くなったかもしれません。

こんなにお金がかかるのか」「こんなに壊れるリスクがあるのか」と。

しかし、それでも私がランクル100を勧めるのは、この車でしか見られない景色があるからです。

V8エンジンの重厚なトルク、どんな悪路でも家族を守り抜く堅牢性、そして「古い相棒を直しながら乗る」という泥臭いカーライフ。

これらは、最新のピカピカなエコカーでは絶対に味わえない、人生の豊かさです。

壊れたら直せばいい。傷がついたら勲章だ。

そんな覚悟が決まったあなたなら、きっと最高の1台に出会えるはずです。

もし、ランクル100の価格高騰や古さに迷いがあるなら、他の選択肢とも比較してみてください。

\ 予算+100万で、快適なクルーザーへ /

\ 不便を楽しむ、最後のクラシックランクル /

なぜ私がここまで辛口な本音を書けるのか?

それは私自身が数々の失敗を重ね、高い授業料を払ってきたからです。私の過去の失敗と車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

\ 50万km走った男の、赤裸々な車歴と失敗談 /

この記事が、あなたの背中を押す(あるいは踏みとどまらせる)きっかけになれば、編集長としてこれほど嬉しいことはありません。もし無事に納車されたら、ぜひSNSで報告してください。フィールドでお会いしましょう!

最後に、まだ見ぬ相棒を探している方へ。

ランクルは回転が速いため、ネットに出る前に売れてしまうことも多々あります。

自分で毎日カーセンサーを張り込むのも手ですが、「ネットに出る前の在庫(非公開在庫)」から探せる無料サービスも存在します。「状態の良い個体」を効率よく見つけたい場合は、プロに探させるのも賢い手段です。

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ネット非公開の在庫も含めて提案してもらえる。状態チェックも任せられる。失敗したくない人。良質な個体を優先的に確保したい人。

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ランクル100という車の「全貌」や「歴史」について、もう一度おさらいしたい場合は、下記の総合解説記事に戻ってください。

\ ランクル100の全てがわかる、完全バイブル /

※本記事の価格相場や税額は執筆時点のものです。購入の際は最新の法令・情報を確認してください。また、カスタムや整備は自己責任で行ってください。

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