「今の純正ホイール、どうも古臭いから今風のオフロード系に変えたいな…」
そう思ってネットで社外ホイールを探し、選択肢の少なさに絶望していませんか?
結論から言います。
ランクル100にポン付けできる好みのホイールは、
「PCD150-5H」という特殊規格のせいで絶望的に少ない
です。
安易に200系純正を流用しようとすれば「ワイトレ代3万円」の追加出費と脱輪リスクに怯え、
22インチの大径化に手を出せば「ハブ破損で10万円の修理費」が確定します。
本記事では、歴代ランクルで50万kmを走破し、何度も足回りのセッティングでお金をドブに捨ててきた私(編集長・大地)が、
「高額な修理費と無駄な出費を回避する正解のサイズ」
を解説します。
これを読めば、あなたの財布から消えるはずだった無駄な3万円と、致命的な事故のリスクを完全に排除できます。
【この記事の要約(3秒でわかる不都合な真実)】
- 流用の罠: 200系純正流用は「ワイトレ(約3万円)」が必須で危険と隣り合わせ。
- 大径の罠: 22インチ以上はハブベアリングが砕け散り、10万円の修理費が確定。
- 最適解: ワイトレ不要の「16インチ専用設計(ブラッドレー等)」が維持費・安全の正解。
なお、ホイール以外のリフトアップや外装パーツなど、ランクル100のカスタム全体の方向性や全貌については、下記の記事で詳しく解説しています。
ランクル100 ホイール選びの絶望!PCD150-5Hの罠

結論から言います。
ランクル100のホイール選びは「PCD150・5穴」という規格との戦いです。
この特殊規格のせいで、選択肢は極端に絞られます。
プラドの6穴は不可!PCD150-5Hという特殊規格
通常、国産SUVの多くは「PCD139.7の6穴」を採用しています。(プラド、ハイラックス、ランクル80など)。
しかし、ランクル100は車重とパワーを受け止めるため、より強固な「PCD150の5穴」に変更されました。
この規格を採用しているのは、ランクル100、シグナス、200系、そして70系(再販・再々販)の一部のみです。
市販のカッコいいオフロードホイールを見つけても「100系には履けない」という悲劇が多発します。
前期と中期で違う?ハブ径とキャップの干渉
ランクル100は、フロントのドライブシャフトのハブが大きく出っ張っています。
そのため、センターキャップが装着できない、あるいはホイール裏側がハブに干渉して履けないケースが多々あります。
特に、中期型以降(2002年8月〜)はハブの形状が変わっているため、前期用のホイールが履けないこともあるので注意が必要です。
ランクル100 ホイールを大径化するリスクと維持費

結論から言います。
「せっかくなら22インチや24インチのラグジュアリー仕様にしたい」と考えているなら、今すぐ引き返してください。
財布と車体が悲鳴を上げます。
| ランクル100ホイール インチ数 | タイヤ4本代 (目安) | 総合評価 (乗り心地/リスク) |
|---|---|---|
| 16インチ(純正) | 約80,000円 | ◎(最高 / 極低) |
| 18インチ(200系等) | 約120,000円 | ○(良い / 普通) |
| 20インチ | 約150,000円 | △(硬め / 高い) |
| 22インチ以上 | 200,000円超 | ×(最悪 / 破損確定) |
で、どれが買いか?
ご覧の通り、ランクル100のホイール選びにおいて、22インチ以上の大径化は、
「ハブ破損と高額なタイヤ代が確定する地獄の選択」
です。
コスパと乗り心地、そしてランクルのタフさを最大限に活かすなら、間違いなく「16インチ(純正サイズ)」が買いです。
浮いたお金で、良いATタイヤを買うのが賢い大人の選択と言えます。
【デメリット】22インチ以上はハブ破損で10万円飛ぶ
22インチ以上の極薄タイヤを履くと、路面からの衝撃がサスペンションで吸収しきれず、直接車体にダメージが入ります。
結果、数万キロで「ハブベアリング(車輪の回転軸の部品)」が砕け散ります。
ハブベアリングの交換費用は、片側だけで約5〜6万円。両側で10万円以上の痛い出費です。
さらに、重い大径ホイールはステアリングラックにも負担をかけ、オイル漏れの原因になります(修理費約15万円)。
【タイヤ代の現実】20インチ超えは4本15万円の激痛
16インチの国産ATタイヤなら4本で8万円台で買えますが、20インチを超えると15万円〜20万円に跳ね上がります。
ランクル100の車重(約2.5トン)はタイヤの摩耗が早く、3〜4万キロでの交換が必須です。
維持費の激痛に耐えられないなら、16インチ〜18インチに留めるのが絶対の正解です。
ランクル100 ホイールで200系純正流用は危険?

結論から言います。
「冬のスタッドレス用に、200系の純正18インチなら安く買えるからポン付けしよう」という考えには、落とし穴があります。
そのまま装着すると、タイヤがフェンダーの内側に大きく入り込んでしまいます。
インセットの違いが招く「内股状態」
ランクル100純正のインセットは「+60」ですが、200系純正は「+58」や「+60」です。(※シグナス等によって微差あり)。
数字だけ見れば履けそうですが、200系ホイールを100系に履かせると、タイヤがフェンダーの内側にガッツリ引っ込む「超・内股状態」になり、
ランクル本来の力強いスタイリングが損なわれてしまいます。
ツライチ化には「ワイトレ代3万円」が必須
この内股を解消し、ツライチに近づけるためには「ワイトレ(厚みのある板)」が必須になります。
フロントに30mm、リアに40mm程度のワイトレを入れるのが定番ですが、
信頼できるメーカー製(KICS製など)のワイトレは前後セットで約3〜4万円します。
「ホイール本体は安く買えたのに、ワイトレ代で結局高くついた」というのは100系オーナーの「あるある」です。
「ワイトレを入れてでも200系純正を履きたい」「どんなデザインがあるか知りたい」という方は、
200系のホイール事情をまとめた下記の記事で詳細をご確認ください。

▼ 大地編集長のワンポイントアドバイス
ワイトレを甘く見てはいけません。
私は過去に、ネットで買った無名の安いワイトレを装着して林道を走った結果、ハブボルトが折れて危うくタイヤが吹っ飛ぶ寸前になりました。
冷や汗でシートがびっしょり濡れましたよ。
車重2.5トンのランクルにワイトレを噛ませるということは、それだけボルトにテコの原理で殺人的な負荷がかかっているということです。
「できればワイトレは使わず、ホイール自体のインセットでツラ出す」のが、私が整備士として断言する最も安全なセッティングです。
警告!ワイトレ装着とホイール交換の「泥臭い4ステップ」
「ワイトレなんて、間に板を挟んでナットを締めるだけでしょ?」
もし適切な工具と作業環境を持たずにそう考えているなら、少し立ち止まってください。
車重2.5トンのランクルの足回りは非常に負荷が大きく、少しのミスが重大な事故に直結する危険性を孕んでいます。
以下に、現場でのリアルな作業手順と現実をお伝えします。
単にナットを5個外せば取れるという甘い作業ではありません。
長年履いたホイールはハブの錆と完全に固着しています。
ジャッキアップした不安定な状態で、1本30kgを超える重いタイヤを裏からハンマーで全力で叩き落とす重労働からスタートします。
フロアジャッキとウマ(リジッドラック)を使わず、車載ジャッキだけで行えば、高確率で車体が落下してあなたが下敷きになります。
外した後のハブ面は、真っ赤な錆(サビ)で覆われています。
これをワイヤーブラシとパーツクリーナーで徹底的に削り落とし、完全に平滑な面を出さなければなりません。
少しでも錆や砂利が残ったままワイトレを装着すると、数ミリの隙間から必ず「緩み」が発生します。
顔中が赤錆の粉とブレーキダストまみれになる地獄の作業です。
サビを落としたらワイトレを装着し、さらにその上に200系ホイールを装着します。
ここで「トルクレンチ」と「21mmの薄口ディープソケット」を使わず、十字レンチで適当に締め付けた場合、ネジ山を舐めるか、走行中の振動に耐えきれずハブボルトが根元からへし折れます。
走行中に30kgのタイヤが脱落して対向車に直撃すれば、数千万円の損害賠償と一生の十字架を背負うことになります。
ワイトレ装着は「100km走行後の増し締め」までがワンセットですが、ここまで読んで少しでも不安を感じたなら、絶対に自分でやらないでください。
無理に200系ホイールを流用してワイトレ代(約3万円)やトルクレンチ等の工具代をかけるくらいなら、
最初から専用サイズの社外ホイールを買い、プロの整備士に丸投げするのが結果的に一番安上がりで安全です。
ランクル100 ホイールのスタイル別おすすめ正解サイズ

結論から言います。
ここからは、ワイトレ無しでもバッチリ決まる、ランクル100専用設計のおすすめホイールを紹介します。
【王道】オフロードスタイルは16インチのブラッドレーV
泥臭くタフに決めたいなら、やはり16インチに分厚いMT(マッドテレーン)タイヤの組み合わせです。
- ブラッドレーV(4×4 Engineering): ランクルのド定番。強度と耐久性は世界トップクラスです。
- ソリッドレーシング: 本格的なビードロック風デザインが魅力。
【レトロ】鉄チン風ならDEANクロスカントリー
最近トレンドのクラシックなスタイルにしたい場合、100系は純正で鉄チン(スチールホイール)の設定がありません。
そこで活躍するのが「クリムソン DEAN クロスカントリー」です。
アルミホイールでありながら、懐かしい鉄チン風のデザインを再現しており、PCD150-5Hの専用サイズが用意されています。
【ナロー】車検NG(ハミタイ)を防ぐサイズ選び
オーバーフェンダーを外した「ナローボディ(幅の狭い仕様)」の場合、ホイールが外に飛び出しやすくなります。
ナローボディには「16インチ 8.0J インセット±0」付近のサイズがツライチの目安ですが、
車両の個体差で車検NG(ハミタイ)になり、ディーラー出禁になるリスクがあります。必ずプロショップで実車計測を行ってください。
ナローボディでクラシックな鉄チンスタイルを極めるなら、完成形として80系のカスタムが非常に参考になります。
理想のスタイルを探したい方は、下記の記事も覗いてみてください。
| ランクル100ホイール スタイル | おすすめ銘柄 | 大地編集長の評価 |
|---|---|---|
| オフロード(王道) | ブラッドレーV | ◎(最強強度) |
| レトロ鉄チン風 | DEAN クロスカントリー | ○(オシャレ) |
| 200系純正流用 | (ワイトレ必須) | △(自己責任) |
で、どれが買いか?
迷ったら、世界中の過酷な環境で使われている、
「ブラッドレーV(16インチ)」を選んでおけば絶対に後悔しません。
ワイトレ不要の専用サイズで、安全かつ泥臭い最高の相棒になります。
それに合わせるタフなタイヤの選び方と、各メーカーの特徴比較については、下記の記事で徹底的に解説しています。

PCD150-5Hの専用ホイールは元々生産数が少なく、人気のモデルは欠品すると納期がかかる場合があります。
購入を検討しているなら、まずは好みのデザインの在庫状況だけでも早めにチェックしておくことをおすすめします。
ランクル100 ホイールに関するよくある質問(Q&A)

まとめ:ランクル100 ホイール選びの最終結論

最後にもう一度、
「無駄な出費と事故を防ぐ鉄則」
を復習しましょう。
- PCD150・5穴専用ホイールを選ぶのが一番安全で安上がり。
- 200系流用は「ワイトレ代(約3万円)」と「ハブボルト折損リスク」の罠。
- 22インチ以上の大径化は、ハブベアリング破壊(修理費10万円)への片道切符。
- 迷ったら「16インチの専用設計(ブラッドレーV等)」が維持費も見た目も最適解。
で、結局ホイール交換に向けて何から始めればいい?
まずは「今の純正ホイールの価値が下がる前に、出張買取でカスタム資金(現金)を確定」させてください。
そして、その資金を元手に「専用サイズの16インチホイールとタイヤのセットをネットで注文し、同時に近所のガソリンスタンドへ取付予約を入れる」のが、時間もお金も無駄にしない最も賢い手順です。
ランクル100は、適切な足回りを与えれば、まだまだ現役で何十万キロも走れる最高の相棒です。
「維持費の高さ」という痛みは伴いますが、それ以上の圧倒的な走破性と所有欲を満たしてくれる、一生モノの車です。
見た目だけでなく「安全に走れる」という本質を極めて、愛車とのカーライフを楽しんでください。
なぜ私がここまで厳しい現実や出費の話ばかりするのか?
それは私自身が過去にランクルで数々の失敗を繰り返し、高い授業料を払ってきたからです。
私の泥臭い車歴と失敗談は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

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次の記事を書く、最高の原動力になります。
① 外した純正ホイールの賢い処分方法(資金作り)
| 純正ホイール処分方法 | 手間と労力 | 大地編集長の評価 |
|---|---|---|
| 出張買取(錬金堂など) | 自宅で待つだけ(運搬不要) | ◎(圧倒的ラク) |
| フリマアプリ(ヤフオク等) | 梱包・発送の手間が地獄 | △(腰を痛める) |
| 粗大ゴミ・不用品回収 | 逆にお金を取られる | ×(絶対NG) |
で、どれが正解か?
1本30kg近いタイヤ・ホイールセットを4本、自分で梱包して発送するのは、
想像以上の重労働で身体への負担も大きい
です。
玄関先まで取りに来てくれて、その場で現金化できる出張買取サービスを使うのが、大人の賢い選択です。
長期間ベランダ等で保管していると、ゴムの劣化やホイールの腐食が進み、いざ売ろうとした時には買取価格が大きく下がってしまう可能性があります。
価値が残っているうちに現金化して、新しいカスタム資金の足しにすることをおすすめします。
② 失敗しない!ランクル100対応ホイール購入先(取付予約)
| ランクル100 ホイール購入・取付手法 | 特徴・強み | 取付の手軽さ |
|---|---|---|
| TIREHOOD(ネット購入) | 最安値で買い、近所のGSで取付 | ◎(最強) |
| ネット通販(楽天など) | セット品が豊富だが取付店探しに苦労 | ○(自力作業) |
| 実店舗(量販店など) | 実物を見れるが、価格は割高になりがち | △(店舗へ行く) |
で、どれが正解か?
「新しいホイールに今のタイヤを組み替えたい」「ネットで安く買いたいけど、持ち込み取付を断られるのが怖い」という方は、
TIREHOOD一択
です。
ネットの最安値で買いながら、近所のガソリンスタンドでの取付予約まで一発で完了します。
重いタイヤを自宅で受け取る必要もありません。
「後で近所の車屋に頼もう」と考えていると、想定外の持ち込み工賃がかかり、せっかくネットで安く買った意味が薄れてしまうことも。
取付店探しで無駄な労力を消耗したくないなら、購入と同時に取付枠も押さえておくのが最もスマートです。
③ 新品ホイールの輝きを守る「ブレーキダスト対策」(仕上げ)
| ブレーキダスト対策 | 施工の手間と効果 | 大地編集長の評価 |
|---|---|---|
| プロ仕様コーティング | 新品時にサッと塗布で水洗いOK | ◎(絶対やるべき) |
| こまめな手洗い | 毎週の重労働で疲弊する | △(心が折れる) |
| 放置する | 頑固なダストが固着し真っ黒に | ×(洗車不可に) |
で、どれが正解か?
車重2.5トンのランクル100は、あっという間にフロントホイールが真っ黒になります。
新品の輝きを保ちたいなら、
「装着前のコーティング」が鉄則
です。
後からゴシゴシ洗う労力に比べれば、プロ仕様のケミカル剤代など安いものです。
【新ホイール購入者限定】
ダストが焼き付いてしまうと、プロの研磨でも落とすのが難しくなります。
新品の綺麗な状態のうちにコーティングを施工しておくのが、美しい足元を長く保ち、日々の洗車を劇的に楽にする鉄則です。
ランクル100の総合的な解説や、その他のカスタム情報に戻る場合は、下記の記事を参考に、さらなる愛車のアップデートを計画してみてください。

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