結論から言います。
ランクル200に、最新のランクル300やプラドのホイールは100%装着できません。
「プラドのお下がりを履かせよう」
「300系の純正ホイールを流用して、カッコよくしたい」
もしあなたが今、そんな期待を胸にヤフオクやメルカリを彷徨っているなら、今すぐブラウザの「戻る」ボタンを押してください。
ランクル200のホイール選びにおいて最大の壁となるのが、「PCD150-5H(5穴)」という他車種と互換性が皆無の特殊すぎる規格だからです。
本記事では、歴代ランクルを乗り継ぎ、これまで数々のホイールに給料を注ぎ込んできた私(編集長・大地)が、ランクル200のホイール選びにおける「不都合な真実」と、失敗しない選び方の最適解を解説します。
この記事を読めば、適合しないホイールを買ってしまい「ハブボルトに入らない…」と絶望し、数万円をドブに捨てる悲劇を確実に回避できます。
【この記事の要約(3秒でわかる不都合な真実)】
- 結論: 300系やプラドのホイールは穴の位置が合わず物理的に装着不可。
- 理由: 「PCD150-5H」という200系(および100系等)独自の特殊規格のため。
- 最適解: オフロードなら18インチ、街乗りなら20インチの専用品を選ぶ。
- 警告: 激安の大径ホイール(22〜24インチ)は、3t近い車重に耐えられず割れるリスク大。
\ 足元だけ変えて満足していませんか?全体のバランスを崩さず、将来の下取りで数十万円損しないための正解 /

ランクル200 ホイールの不都合な真実|PCD150-5Hの孤立

ランクル200のホイール選びは、「PCD150-5穴」という特殊規格との戦いから始まります。
「PCD150・5穴」という特殊すぎる専用規格
そもそもPCDとは、ホイールを取り付けるボルト穴の中心を結んでできる円の直径(ミリメートル)のことです。
ランクル200(および100系)のハブは、非常に強固に作られている反面、他モデルとの汎用性が全くありません。
300系やプラド用が「100%流用不可」な理由
【ランクル200 ホイール適合(PCD・穴数)比較表】
| ランクル車種 | PCD / 穴数 | 200系への流用判定 |
|---|---|---|
| 200系 / 100系 | 150 / 5穴 | ◎(専用品のみ可) |
| 300系 | 139.7 / 6穴 | ×(絶対不可) |
| 250系 / プラド | 139.7 / 6穴 | ×(絶対不可) |
ご覧の通り、ランクル200は「PCD150・5穴」という独自の規格を持っているため、最新の300系やプラドのホイールは、
物理的に穴の位置が合わず、100%装着できません。
「プラド用が安く売ってるから買っちゃおう」と手を出すと、ハブボルトにすら通らず、ヤフオクで泣く泣く再出品することになります。
ランクル200の足元を決めるなら、「200系専用(または100系/LX570用)」として設計された限られた銘柄の中から選ぶしか道はありません。
その結果、中古市場でもタマ数が少ないため、価格が下がりにくいのが現実です。
ランクル200 純正ホイール(18/20インチ)のデザイン変遷

ランクル200は、約14年間の販売期間の中で、前期・中期・後期とデザインが変更され、純正ホイールのラインナップも変化してきました。
純正流用で足元をリフレッシュしたい場合、以下の違いを把握しておく必要があります。
頑丈さ重視の18インチ(AX / AX-G / GX)
前期(2007年〜)を中心に採用された、悪路走破性を重視したシンプルな5本スポークが主流です。
スペックは「18×8.0J インセット+60」となります。
高級感重視の20インチ(ZXグレード専用)
中期(2012年〜)以降の最上級グレード「ZX」に設定され、スペックは「20×8.5J インセット+58」へと大型化しました。
切削光輝+ダークグレーメタリックの高級感あるデザインから始まり、後期(2015年〜)ではよりエッジの効いたスポークデザインへ進化。
特別仕様車(ブラックエディション等)の黒塗りホイールも非常に人気があります。
ランクル200 ホイール(PCD150-5H)対応の社外ブランド

特殊規格ゆえに選択肢は限られますが、ランクル200専用に本気で開発している信頼のブランドが存在します。
泥臭さを極めるオフロード仕様(18インチ)
ゴツゴツしたAT/MTタイヤを履かせたいなら、18インチへのインチダウン(ZXの場合)が基本です。
- RAYS(レイズ): VOLK RACING TE37等の「鍛造」ホイール。2.5tの車重を支えつつバネ下重量を軽くできる最強の選択肢ですが、価格は4本で30万円コースです。
- JAOS(ジャオス): トライスター等、ラリー参戦のノウハウが詰まったタフなデザイン。
- 4×4 Engineering: ブラッドレーV。四駆乗りのド定番であり、圧倒的な強度を誇ります。
都会に映えるラグジュアリー仕様(20インチ)
純正の乗り心地をキープしつつ、都会的なスタイルを狙うなら20インチの社外品です。
- WALD(ヴァルド): ジャレット等、深リムで大迫力のデザイン。
- CRIMSON(クリムソン): ゴールドマンクルーズ等、エレガントな多極スポークが特徴。
装着前に必須となる「コーティングと防犯」
もしあなたが数十万円の社外ホイール(特にRAYSなどのスポークが複雑なもの)を購入したなら、車体に装着する前に絶対にやっておくべきことが2つあります。
- 強固なロックナット(マックガード等)の準備
ランクル200は車体だけでなく、高価な社外ホイール単体でもプロの窃盗団に狙われます。普通のナットだけで装着するのは、駐車場に現金を置いているのと同じです。 - ホイール単体での本格的なガラスコーティング
車体に付けてからでは、裏側や細かいスポークの奥までしっかりコーティング剤を塗り込むことは不可能です。
ランクル特有の強烈なブレーキダストがこびりついて黒ずんでしまう前に、プロ仕様の硬化型コーティング剤で保護しておくのが、美しい足元を長期間保つための「現場の鉄則」です。
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プロ絶賛のガラスコーティングZeus clear(ゼウスクリア)
ランクル200 ホイールの22インチ・24インチ化|大径化の代償

迫力を求めて22インチや24インチにインチアップするカスタムも人気ですが、私は手放しでおすすめしません。
大径化には、財布と体に響く「強烈なデメリット」が存在するからです。
迫力と引き換えに失う「乗り心地と制動力」
タイヤの偏平率が極端に薄くなる(35や40など)ため、路面の段差をダイレクトに拾い、同乗者からクレームが出ます。
さらにホイール自体が重くなる(バネ下重量の増加)ため、ただでさえ重い2.5tの車体がさらに止まらなくなり、
ブレーキの効きが明確に悪化します。
タイヤ代の暴騰(24インチは1本5万円超え)
24インチのタイヤは選択肢が少なく、アジアンタイヤを避けて国産や一流メーカーを選べば1本5万円以上飛んでいくこともザラです。
大径化は、実用性よりも「圧倒的な見た目のインパクト」に全振りできる方のみ挑戦してください。
大地編集長のワンポイントアドバイス

ここで私から、本気の警告を一つ。
ネット通販で出回っている「詳細不明の激安大径ホイール(特に22〜24インチ)」には絶対に手を出さないでください。
ランクル200の車重は、人間と荷物を乗せれば平気で3トン近くに達します。
粗悪な鋳造ホイールに極薄タイヤを履かせて段差を越えた瞬間、ホイールが「割れる」か「歪む」可能性が高いです。
過去にオーナー仲間で、林道の軽いギャップで社外22インチのリムが割れ、レッカーすら呼べず地獄を見た人間がいます。
ランクルに履かせるなら、JWL-T(トラック規格)をクリアしているか、最低でもRAYSやWORKなどの国産一流メーカー製を選んでください。
命と引き換えにするほど、カッコいいホイールなど存在しません。
ランクル200 ホイールの流用|100系やレクサスLX570は?

PCD150-5Hの仲間である、ランクル100系やレクサスLX570のホイールは流用できるのでしょうか。
100系用ホイールは「ツラウチ」になるため非推奨
- 結論: 物理的には装着可能ですが、おすすめしません。
- 理由: インセット(旧オフセット:ホイールの幅の中心線から車体への取付面までの距離)が異なります。
100系は「+60」、200系は「+58(または+45付近の社外品)」。
100系のホイールを200系に履かせると、タイヤが内側(フェンダーの奥)に入り込んでしまい、見た目が非常に「貧弱」になります。ツライチとは程遠い状態です。
\ もしあなたが100系オーナーなら、タイヤがフェンダーの奥に引っ込んで「貧弱な見た目」になる失敗を避けるために /
レクサスLX570純正(21インチ)は無加工で流用可能
- 結論: 流用可能です。
- 理由: シャーシを共有しているため、PCDもハブ径も同じです。
LX570純正の21インチなどは、ランクル200を簡単にアップグレードできる定番の流用カスタムです。
ただし、センターキャップの「L」マークをどう処理するか(トヨタマークに変えるか、そのままか)という問題は残ります。
ランクル200 ホイール決定後に読むべき関連記事

ホイールが決まれば、次は「どのタイヤを組み合わせるか」が重要です。
\ 高いホイールを買ったのに、タイヤ選びでケチって乗り心地を最悪にしたくない人は必読 /

そもそもSUVのタイヤの種類(AT/MT/HT)の違いが分からないという方は、ショップに行く前に最低限の武装として以下の知識を入れておいてください。
\ 用途に合わないタイヤを選んでしまい、乗り心地も財布も痛めたくない人へ /

ちなみに、「いつかは300系に乗り換えたい」と考えている方は、300系のホイール事情(PCD139.7への変更)を事前に知っておくことをおすすめします。
\ 将来300系を狙っているなら、「200のパーツは一切流用できない」という残酷な事実を知っておくべきです /

ランクル200 ホイールに関するよくある質問(Q&A)

まとめ:ランクル200ホイール選びの最適解と次の一手

最後にもう一度、「無駄な出費を防ぐホイール選びの鉄則」を復習しましょう。
- 「PCD150-5H」以外のホイール(300系やプラド用)は絶対に買わない。
- 実用性重視なら18インチ(オフロード)か20インチ(街乗り)。
- 22インチ以上の大径化は、乗り心地とタイヤ代の悪化を覚悟する。
- 安物の大径ホイールは、車重で割れるリスクがあるため避ける。
で、結局どうすればいい?
特殊規格のPCD150ホイールは、アップガレージなどの実店舗を回っても見つかる確率は極めて低いです。
まずは今すぐ、豊富な在庫を持つ「タイヤ・ホイール専門のネット通販」で、自分の車に適合するデザインと価格の相場をチェックしてください。
PCD150という縛りは厄介ですが、だからこそバッチリ決まった時の足元の迫力は、他のSUVを圧倒するランクル200ならではの特権です。妥協せずに、最高の相棒を仕上げてください。
\ なぜ私がここまで辛口なのか。総額数百万円を修理やカスタムでドブに捨ててきた地獄の車歴 /

「こんなマイナーなホイール履いてるよ!」「24インチで後悔してます…」といったリアルな声も大歓迎です。
もしこの記事が少しでも役に立ったら、SNSでシェアやメッセージをいただけると嬉しいです。
次の記事を書く原動力になります!
\ 希少なPCD150を探し回って、貴重な週末の時間を無駄にしたくない方へ /
\ カスタムの順番を間違えて、二度手間の工賃を払いたくない人へ /


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