【この記事の結論(3秒で読めます)】
- 修理費相場:ディーラーなら7〜8万円、DIYなら約2万円。
- 結論:ネット通販で「カオス」を買い、自分で交換するのが賢い維持の第一歩です。
- 注意点:ディーゼル寒冷地仕様の「2個積み」と、バックアップ電源なしでの「コンピューター破損(数十万円)」には要注意。
「車検の見積もりを見たら、バッテリー交換だけで8万円も入っていた…」
150系プラドオーナーにとって、ディーラーでのバッテリー交換は、
家計に重くのしかかる痛い出費ですよね。
妻に「また車にお金かけるの?」と呆れられる前に、
なんとかしたいのが本音でしょう。
結論から言います。
適合バッテリーをネットで買い、自分で交換してください。
プラド150は電装品が多く、真夏のエアコン酷使や真冬の冷え込みで、
バッテリーが「突然死」しやすい車です。
特にディーゼル車の寒冷地仕様となれば、バッテリーが2個積みとなり、
何も知らずにディーラーに頼めば平気で7〜8万円が吹き飛びます。
なにより、
真冬の雪山や真夏の炎天下でエンジンがかからず、家族を路頭に迷わせる。
父親として、そんな事態は絶対に避けたいはずです。
本記事では、歴代ランクルを乗り継ぎ50万kmを走破した現役オーナー(兼 整備士)の筆者が、
「高額なバッテリー代を半額以下に抑える確実な予防策(DIY交換とリセット手順)」を、
実体験と整備マニュアルに基づき解説します。
これを読めば、あなたの財布から消えるはずだった「5万円」を確実に守れます。
ディーラーの提案を鵜呑みにせず、
「知らなかった」で損をするのは、今日で終わりにしましょう。
【適合表】プラド150のバッテリーサイズ(ディーゼルは2個積みに注意)

バッテリーをネットで安く買うための第一歩。
それは「自分の車の適合サイズを正確に把握すること」です。
プラド150は、エンジン形式(ガソリンかディーゼルか)や、
標準仕様か寒冷地仕様かによって搭載されているバッテリーが全く異なります。
中古車の場合は、前オーナーが間違ったサイズを無理やり積んでいる可能性もあるため、
必ず重いボンネットを開けて、現在積まれているバッテリーの上面に記載された型番を目視で確認してください。
ガソリン車・ディーゼル車別の代表的な適合サイズ
スマホでも見やすいように、
プラド150の代表的な適合サイズを3列の表にまとめました。
| エンジン・対象年式 | 適合バッテリー型番 | ネット通販の相場 |
|---|---|---|
| ガソリン車 (2TR-FE / 全年式) | 80D26L | 約15,000円〜 |
| ディーゼル標準 (1GD-FTV / 2015年〜) | LN4 または 85D26R/L | 約20,000円〜 |
| ディーゼル寒冷地 (1GD-FTV / 2015年〜) | 85D26R + 85D26L(2個) | 約35,000円〜 |
寒冷地仕様車の「2個積み」という過酷な現実
プラド150のディーゼル車で「寒冷地仕様」を選んだオーナーに、
お伝えしておきたい現実があります。
寒冷地仕様のディーゼル車は、極寒の朝イチでも巨大なエンジンを回す電力を確保するため、
左右のフェンダー内側にバッテリーを2個搭載しています。
つまり、交換時期が来れば「バッテリー代も2倍」になります。
ディーラーで交換すれば、工賃込みで7〜8万円コースは免れません。
だからこそ、自分で交換するDIYスキルが家計を守る強力な盾となります。
ちなみに、往年の名車ランクル60は「24V仕様」だったため、
寒冷地仕様に関わらず常にバッテリー2個積みが必須でした。
過酷な旧車のバッテリー事情については下記記事で解説していますが、
現代のプラドならまだ恵まれている方だと思えるはずです。
ディーゼル車に「欧州規格(LN4)」が多い理由
2015年以降の中期・後期クリーンディーゼル(1GD-FTV)搭載のプラドには、
「LN4」という見慣れないEN規格(欧州規格)のバッテリーが指定されていることが多いです。
これは、高いCCA値(冷間始動電流=真冬の朝イチにエンジンをかけるパワー)と、
安定した電力を要求するためです。
後継機である最新のランクル250のディーゼル車からは、
アドブルー(尿素水)の定期補充という新たな「維持費と手間」が追加されています。
次世代モデルのリアルな維持費の変化については下記記事で詳しく比較しています。

【寿命】プラド150バッテリーの交換時期は3〜4年(突然死に要注意)

結論から言うと、プラド150のバッテリー寿命は、
乗り方にもよりますが「3年〜4年」が目安です。
理由は、プラド150には高度な電子制御デバイスや大容量のエアコン、セキュリティシステムなど、
待機中も含めて電力を大量に消費する部品がひしめき合っているからです。
「まだエンジンがかかるから大丈夫」と油断していると、
ある日突然、出先や通勤の朝にウンともスンとも言わなくなる「突然死」を迎えるリスクがあります。
以下の症状が一つでも出たら、そろそろ交換のサインだと認識してください。
もし電圧計(テスター)をお持ちなら、
エンジン停止時の電圧が12Vを下回っていたら寿命寸前です。
- セルモーターの回り方が明らかに重い(キュル…キュル…と長い)
- バッテリー端子(ターミナル)の周りに「白い粉(サルフェーション)」が吹いている
- 夜間、信号待ちでヘッドライトが暗くなる
- パワーウインドウの動きが以前より遅い
新品のバッテリーに交換した瞬間、
セルモーターが「キュルルッ!」と力強く目覚める音を聞けば、その違いに驚くはずです。
なお、「バッテリー上がりだと思ってJAFを呼んだら、実は電気を発電するオルタネーターの故障だった」というケースも少なくありません。
プラド150の電装系トラブルと修理費の現実については下記記事を読んで、しっかりと対策を練ってください。

【DIY手順】プラド150バッテリー交換とリセット(バックアップ必須)

【重要・免責事項】
当サイトの情報を参考にしたDIY作業は、必ず自己責任にてお願いいたします。万が一の作業ミスによるショート、車両火災、コンピューター破損等の損害について、当サイトは一切の責任を負いません。不安な方は無理をせずプロへご依頼ください。
バッテリー交換の作業自体は、10mmのスパナが1本あれば可能です。
しかし、適当に外すとカーナビのデータが消えたり、
社外セキュリティアラームが誤作動で鳴り響くなどのトラブルが発生します。
必要な工具と事前準備
作業を始める前に、以下のアイテムを必ず手元に揃えてください。
暗い駐車場や斜面での作業は絶対に避け、平坦で明るい場所で作業します。
- 新品の適合バッテリー
- 10mmのスパナまたはメガネレンチ(※ボルトの角を舐めないため)
- メモリーバックアップ電源(乾電池式やOBD2接続タイプ)
- 真鍮(しんちゅう)ブラシ、軍手、保護メガネ
具体的なDIY交換のステップ(手順)
ここからは、車両のコンピューターを守りながら、
安全に交換するための具体的な手順を解説します。
ナビやコンピューターの記憶を消さないため、
古いバッテリー端子を外す前に「バックアップ電源」を車両に接続します。
OBD2コネクタ(運転席の足元)に挿すタイプが一番簡単で確実です。
ショートを防ぐための絶対の鉄則です。
必ず「黒いケーブル(マイナス)」の10mmナットを緩めて外します。
この時、ナットを舐めないように確実に工具をかけてください。
その後、「赤いカバーが付いたケーブル(プラス)」と、
本体を固定している金具(ステー)を外します。
ケーブル側の端子がサビや白い粉で汚れている場合は、真鍮ブラシでゴシゴシ磨いてください。
これをサボると通電不良で新品の性能を発揮できません。
その後、腰に注意しながら新しいバッテリーに載せ替えます。
取り付けは外した時と逆です。
必ず「プラス(赤)」から接続し、最後に「マイナス(黒)」を接続してナットをしっかり締めます。
最後に、バッテリーが動かないようにステーでガッチリ固定します。
ここが緩いと保安基準違反となり、車検に通らない可能性があります。
パワーウインドウ等のリセット(初期化)作業
もしバックアップ電源を使わずに交換してしまった場合、
パワーウインドウの「オート開閉機能」が効かなくなります。
その場合、各ドアの窓のスイッチを一番下まで下げ、
次に一番上まで上げてそのまま「3秒間保持」してください。
これでオート機能がリセット(復旧)されます。
大地編集長のワンポイントアドバイス

現場からの生々しい警告です。
プラドのバッテリー(特にD26サイズやLN4)は、尋常じゃなく重いです。
1個あたり20kg近くあります。
ボンネットが高く、奥まった位置にあるプラドのバッテリーを中腰で持ち上げるのは、
かなりの筋トレレベルの重労働です。
私は過去にランクル200のバッテリー交換でギックリ腰になり、数日間寝たきりになりました。
交換工賃を節約したつもりが、整骨院代で消えてしまうという笑えない失敗です。
「20kgのバッテリーを持ち上げる自信がない」「コンピューターをショートさせるのが怖い」という方は、絶対に無理をしないでください。
ディーラーでの交換は高額ですが、指定の場所まで出張してきてくれて、ディーラーよりも安く確実にプロが交換してくれるサービスもあります。
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【費用と銘柄】おすすめバッテリーはカオスが圧倒的(ディーラーの半額)

プラド150のようなヘビーデューティーな車には、安物ではなく、
大容量で信頼性の高いバッテリーを選ぶべきです。
結論から言うと、国産のフラッグシップモデルである、
パナソニック「カオス (caos)」が圧倒的におすすめです。
大容量による始動性の高さと、カーオーディオの音質向上まで体感できる、プラド乗りの定番モデルです。
より詳しい適合情報については、Panasonic公式サイトの適合検索(※外部サイトへ遷移します)でも確認できます。
ディーラーやカー用品店でカオスを買うと平気で3万円以上しますが、
Amazon等のネット通販なら15,000円〜20,000円程度で手に入ります。
さらに「廃バッテリーの無料回収チケット」がついているショップが多いので、
古いバッテリーを新品の箱に入れて送り返すだけ。処分の手間も一切かかりません。
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プラド150バッテリー交換に関するよくある質問(Q&A)

結論:ディーラー任せを卒業し、ネット購入+DIYで相棒を守れ

最後にもう一度、「プラドのバッテリー費用を半額にする鉄則」を復習しましょう。
- 「現車確認」を怠るな(特にディーゼル寒冷地仕様の2個積みは要注意)。
- ショートによる数十万の修理費を防ぐため「バックアップ電源」は必須。
- バッテリー本体は、国産最高峰の「パナソニック カオス」をネットで安く買う。
- 自信がない場合のみ、ディーラーではなく「出張交換サービス」を利用する。
「で、結局何から始めればいいの?」と迷っているあなたへ。
まずは今日、今の車のボンネットを開けて、バッテリーの型番(サイズ)と個数(1個か2個か)をメモしてください。
すべてはそこから始まります。
そして、もしすでに「エンジンのかかりが悪い(キュルル…が長い)」という症状が出ているなら、
急なトラブルを防ぐためにも、早めにネットで適合バッテリーを注文しておくことをおすすめします。
プラドは維持費がかかる車ですが、自分の手でメンテ(手当て)をしてやれば、
それ以上の圧倒的な安心感と家族の思い出をくれる最高の相棒です。
爪に黒い油汚れをつけながら、豊かなプラド・ライフを継続しましょう!
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なぜ私がここまでディーラーの価格に厳しく、DIYを提案するのか?
白状すると、昔は私も何も知らずにディーラーの言われるがまま、
高い費用を払っていた苦い経験があるからです。
私の過去の数々の失敗と、無駄に溶かしてきた修理費の全貌は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

皆さんのDIY成功体験や、逆に「こんな失敗した!」というエピソードがあれば、
ぜひX(旧Twitter)等のSNSでメンションして教えてください。
もしこの記事が少しでもあなたの財布と家族の笑顔を守る役に立ったら、
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【プラド150の維持費まとめへ戻る場合は、下記の記事を参考にしてください】


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