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プラド150前期・中期・後期の違い|外装・エンジン・維持費を全比較

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プラド150前期・中期・後期の違い|維持費30万差の真実と選び方

予算的に前期か中期が限界。でも、本音を言えば後期の顔が欲しい……

安い前期を買って、あとで後悔しないだろうか?

夜な夜な中古車サイトの検索条件を切り替え、ため息をついているあなたへ。

その葛藤、痛いほどよく分かります。私もかつて、予算と理想の狭間で何度も頭を抱えてきました。

結論を言います。見た目の好みだけで「安い前期の2.7Lガソリン」に飛びつくと、高速道路の合流で冷や汗をかき、毎月のガソリン代で家計が火の車になります。

150系プラドは13年間の歴史の中で、見た目以上に「中身」が別物に進化しています。安易な選択は、年間数十万円の損失に直結します。

歴代ランクルを乗り継ぎ、地球12周分(50万km)を走り、故障も高額修理も経験してきた私が、カタログには載っていない「前期・中期・後期の決定的な違い」と「買ってはいけないモデル」を包み隠さず解説します。

この記事を読めば、あなたが「買うべきプラド」と「避けるべき地雷」が明確になります。

【記事の要約】

  • 外装: 顔面移植は50万円以上の「金食い虫」。最初から好みを買え。
  • 走り: 前期2.7Lは「重い」。ストレスフリーなら中期以降のディーゼル。
  • 維持費: 燃料代だけで年間13万円の差。長く乗るなら後期が得。

150系プラドの総合的な情報については、下記の記事で詳しく解説しています。

\ 150系プラドの全てがわかる完全網羅ガイド /

目次

プラド150前期・中期・後期の外装比較|顔面移植の落とし穴

まずは一番気になる「見た目(顔)」の違いから整理します。

結論から言うと、ヘッドライトとグリルの形状が全く違います。

150系は大きく分けて3つの顔を持っています。

前期型(2009年9月〜2013年9月)

質実剛健な縦スリット」が特徴です。

右端のヘッドライトからグリルまでが独立しており、少し丸みを帯びたデザインです。

今の感覚で見るとクロカンらしい武骨さがありますが、決定的な弱点は「暗さ」です。

多くのグレードがハロゲン仕様で、雨の夜道では「本当に点いているのか?」と疑うほど視界が悪いです。私が乗っていた時も、納車初日にLEDへの交換を決意しました。

中期型(2013年9月〜2017年9月)

通称「涙目」。

ヘッドライトからグリルにかけて、涙が流れ落ちるような縦長のラインが入ったのが最大の特徴です。

LEDヘッドライトが採用され始め、顔つきが一気に現代的になりました。

このデザインは好みが真っ二つに分かれます。「迫力がある」と評価する人もいれば、「個性的すぎる」と敬遠する人もいます。実車を見て、直感で「ナシ」と思ったら避けるべきです。

後期型(2017年9月〜2024年)

洗練されたキリッとした目」が特徴です。

ヘッドライトが薄くなり、グリルとの一体感が増しました。現行のランクル300や250にも通じる、トヨタの最新SUVデザイン言語です。

街乗りでも映えるスタイリッシュさがあり、リセールバリュー(再販価値)もこの後期型が圧倒的に高いです。迷ったらこれを選べば間違いありません。

大地編集長のワンポイントアドバイス

中期型を安く買って、顔だけ後期仕様(顔面移植)にすればいいじゃん!」と考えたあなた。

悪いことは言いません、やめておきなさい。

確かに物理的には可能です。しかし、ボンネット、フェンダー、バンパー、ヘッドライト、グリル、内部ステー……交換部品は多岐にわたります。

部品代と塗装・工賃を含めれば、軽く50万円〜80万円コースです。

さらに最悪なのが、売却時と車検のリスクです。

純正状態ではないため、買取店によっては「改造車」として扱われ、査定額を叩かれます。

また、最近の車はミリ波レーダーやセンサーがグリル内にあり、交換後に正しくエーミング(校正作業)を行わないと、自動ブレーキが誤作動を起こしたり、車検に通らなかったりする重大なリスクがあります。

後期顔がいいなら、無理してでも最初から後期を買う」。

これが、私が数々のカスタムで無駄金を溶かして学んだ鉄則です。

ちなみに、前期・中期のヘッドライトの暗さに悩んでいるなら、バルブ交換だけで劇的に改善します。

※必ず「車検対応」かつ「カットライン(配光)」がしっかり出る信頼できるメーカー品を選んでください。安物は対向車の迷惑になるだけでなく、車検に通りません。

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エンジンと維持費の比較|年間13万円差の「リアル」

ここからが本題です。見た目以上に重要なのが「心臓部」の違いと、それに直結する「維持費の格差」です。

車両価格が50万円安いから」と前期ガソリン車を選んだ結果、5年乗って「燃料代で65万円損をした」なんて笑えない話が現実に起こります。

以下の比較表(維持費試算付き)を見てください。

スクロールできます
項目前期 (2009-2013)中期 (2015.6〜)後期 (2017〜)
おすすめエンジン2.7Lガソリン2.8Lディーゼル2.8Lディーゼル
ミッション(AT)4速AT6速AT6速AT
実燃費 (目安)6.0 km/L9.0 km/L10.0 km/L
燃料単価 (目安)170円 (レギュラー)150円 (軽油)150円 (軽油)
年間燃料代
(1万km走行)
約283,333円約166,666円約150,000円
自動車税51,000円51,000円51,000円

※燃料単価は地域や情勢により変動します(2025年時点の目安)。実燃費は私の走行記録およびオーナーの実測平均値であり、走行環境により異なります。

年間13万円の差? 2.7Lガソリン+4ATの「現実」

表を見て愕然としませんでしたか?

前期型の2.7Lガソリン(4速AT)と、後期ディーゼルでは、年間で約13万円も燃料代が違います。

車検ごとの2年換算なら26万円です。家族旅行が2回行けます。

なぜこんなに違うのか。

前期型2.7Lは、2トンを超える巨体に対してパワー(163馬力)が明らかに不足しています。

さらに時代遅れの「4速AT」のせいで、高速道路の合流や登り坂では、アクセルを床まで踏み込まないと加速しません。

ブオオオオオン!」とエンジンが悲鳴を上げているのに、メーターの針はなかなか上がらない。

あのストレスと、みるみる減っていく燃料計の恐怖は、オーナーになった人間にしか分かりません。

中期以降のディーゼルは「財布の味方」か?

2015年6月に追加された「2.8Lクリーンディーゼル」は、プラドの歴史を変えました。

太いトルクでグイグイ走るのに、軽油だから安い。燃費もリッター10km前後伸びる。

まさに「理想のエンジン」ですが、ディーゼル特有のリスクも知っておく必要があります。

  • アドブルー(尿素水)の補充:
    アドブルーのタンク容量は約12Lです。約1,000km走行で1L消費するため、計算上は1万km持ちますが、実際は5,000km〜8,000kmで「補充してください」と警告が出ます。無視して空になるとエンジン再始動不可になります。10Lで約3,000円程度の出費ですが、オイル交換サイクルとズレて警告灯が点くのが地味にストレスです。
  • DPF(排ガス浄化装置)のトラブル:
    近所のスーパーへの買い物(チョイ乗り)ばかりだと、ススが溜まって詰まります。洗浄には数万円、交換なら数十万円が飛びます。

それでも、週末のロングドライブやキャンプがメインなら、ディーゼルの経済的メリットと走りの余裕は圧倒的です。

さらに、後期型(2020年8月〜)ではターボが改良され、最高出力が204psへ大幅アップしました。この「後期最終型」の加速感は、もはやスポーツSUVです。

隠れた出費:タイヤ代の覚悟

忘れてはいけないのが「タイヤ代」です。

プラドのタイヤはデカくて重い。

純正で17インチ、上級グレードなら19インチです。

夏タイヤ4本を国産ブランドや人気のオールテレーン(AT)タイヤ(BFグッドリッチなど)で交換すれば、昨今のタイヤ値上げも相まって、工賃と廃タイヤ処理込みで15万円〜20万円は確実に飛びます。

そろそろ交換時期かな」と思ったタイミングで、車検費用とは別にこの出費が襲ってきます。

軽自動車やコンパクトカーの感覚でいると、家計が破綻します。購入前に「タイヤの溝」だけは鬼の形相でチェックしてください。

プラド150の安全装備(TSS-P)の違い

家族を説得する際の「最強の武器」、それが安全装備です。

結論:自動ブレーキ(Toyota Safety Sense P)が全車標準装備になったのは「後期型(2017年9月〜)」からです。

  • 前期・中期: 基本的に自動ブレーキなどの高度な予防安全装備はありません。
  • 後期: プリクラッシュセーフティ(歩行者検知機能付)、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロールが標準装備。

特にレーダークルーズコントロール(追従ドライブアシスト)は、帰省や家族旅行でのパパの疲労を劇的に減らしてくれます。

高速道路でアクセルを踏み続けなくていい。これだけで、翌日の疲れが全く違います。

奥様への説得には、「家族の命を守るため」と「リセールが良いから実質タダみたいなもの」というロジックを使ってください。

プラド150前期・中期・後期のおすすめの選び方

ここまでの比較を踏まえて、目的別の選び方をまとめます。

STEP
予算最優先だが、維持費で死にたくない
  • 選択肢: 中期型 2.7Lガソリン(2015年6月以降の6速ATモデル)
  • 理由: 実は2015年6月以降なら、ガソリン車も6速ATになっています。4ATよりは燃費も走りもマシです。車両価格を抑えつつ、最低限の進化を享受できる穴場です。浮いたお金をカスタムに回すのもアリですが、パワー不足だけは覚悟してください。
STEP
コスパ最強。走りも維持費も賢く選びたい
  • 選択肢: 中期型 2.8Lディーゼル(2015年6月以降)
  • 理由: 後期型より相場が安く、エンジンの中身は後期(改良前)と同じ。見た目が許容できれば、これが一番「賢い」選択です。
STEP
「資産」として乗る。家族も納得させたい
  • 選択肢: 後期型 2.8Lディーゼル(TX-Lパッケージ以上・7人乗り・サンルーフ付)
  • 理由: 出口(売却)の価格が最も安定しています。初期投資は高いですが、3年後・5年後に残るお金を考えれば、結果的に一番安上がりになる可能性が高い「投資物件」です。

良質な中期ディーゼルや、予算内で狙える後期型を自力で探すのは骨が折れます。

中古車サイトに掲載される前の「非公開在庫」には、状態が良く割安な車両が眠っていることがあります。

自分で探す手間を省き、プロに無料で探してもらうのも賢い手段です。

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プラド150の中古車選びの具体的な注意点については、下記の記事で詳しく解説しています。

\ 失敗しない中古車の見極め方とは? /

プラド150前期・中期・後期に関するよくある質問(Q&A)

中期型のディーゼルは故障が多いと聞きましたが?

定期的なメンテ履歴があれば、過度な心配は不要です。

確かに初期モデル(2015年〜)では尿素SCRシステム等のトラブル事例がありますが、しっかり対策品(改良された噴射ノズル等)に交換されている車両や、定期的に長距離を走っている個体なら問題は少ないです。

大切なのは「整備記録簿」です。前のオーナーがしっかりディーラーでメンテナンスしていたか。これさえ確認すれば、リスクは大幅に減らせます。

2.7Lガソリン車はそんなに走らないのですか?

街乗り専用なら問題ありません。高速と坂道は覚悟してください。

信号待ちからの発進や、流れに乗ったクルージングなら何も問題ありません。近所の買い物や子供の送迎がメインなら、安く買える前期型2.7Lは最強のコスパカーです。

ただ、キャンプ道具を満載にして峠道を登る時や、高速道路の追い越し車線に出る時は、正直言って「重い」です。アクセルをベタ踏みしても加速しないもどかしさは、ランクルという屈強なイメージとのギャップを感じるかもしれません。

まとめ:おすすめは「2015年以降」の6ATモデル

プラド150系の前期・中期・後期の違いを解説しました。

最後に、もう一度ポイントを整理します。

  • 外装:
    前期(縦)、中期(涙目)、後期(キリッ)。顔面移植は50万以上かかるので、悪いことは言いません、最初から好みを買ってください。
  • 維持費:
    前期ガソリン(4AT)と後期ディーゼルでは、年間約13万円もの燃料代差が出ます。5年で軽自動車が買える差です。
  • 狙い目:
    コスパなら「中期ディーゼル」、資産価値なら「後期ディーゼル」。

私のおすすめは、予算を抑えつつ6速ATとディーゼルの恩恵を受けられる「中期型のディーゼルモデル」、あるいは資産価値まで考えるなら「後期型のディーゼル」です。

前期型の安さは確かに魅力的です。喉から手が出るほど欲しい気持ちもわかります。

ですが、その後の維持費(ガソリン代・修理費・タイヤ代)も含めて、もう一度冷静に計算してみてください。

安物買いの銭失い」にならず、あなたが5年後、10年後も笑顔でハンドルを握っていられる相棒を選んでください。

また、今乗っている車からの乗り換えなら、下取りに出す前に買取相場を必ずチェックしておきましょう。

数十万円の差が出て、諦めていた後期型に手が届くようになった読者を、私は何人も見てきました。

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なぜ私がここまで辛口な本音を書けるのか?私の過去の失敗と車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

もしこの記事が、あなたのプラド選びの「コンパス」になったなら、ぜひSNSでシェアやメッセージをいただけると嬉しいです。「中期買ったよ!」「後期にした!」という報告、待ってます。それが次の記事を書く原動力になります!

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