「このデザインかっこいいな。ランクル70に履けるかな?」
納車待ちの間にヤフオクを開き、軽い気持ちでホイールをポチろうとしているなら、今すぐスマホを置いてください。
結論から言います。ランクル70のホイール選びは、他車種の流用が一切効かない「PCD150-5穴」というガラパゴス規格のせいで、素人判断で適当に買うと数十万円の鉄クズを生み出します。
本記事では、歴代ランクルで50万kmを走破し、これまで何セットもの重たいタイヤ・ホイールを自力で脱着して腰を痛めてきた私(編集長・大地)が、「失敗しないランクル70専用ホイール選びの正解ルート」を解説します。
この記事を読めば、初心者が確実に陥る「ブレーキキャリパー干渉」「フェンダー盛大にはみ出し」という絶望を完全に回避し、ランクル70の足元を「通」な仕様に仕上げることができます。
【この記事の要約(3秒でわかる不都合な真実)】
- 最大の罠:主流の6穴(PCD139.7)は絶対不可。100/200系の5穴も流用NG。
- オフセット:ナローボディ(±0)にワイド用(マイナス)を履くと違法改造で一発アウト。
- 大地の結論:迷ったら「ブラッドレーV」一択。ヤフオクは捨てて専用設計の新品を買え。
- 取付の注意:自力でのタイヤ交換は腰を破壊する。店舗直送サービスが必須。
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ランクル70のホイール選びは「PCD150-5穴」の専用品選定が絶対条件

ランクル70のホイールは、他車種のホイールを気軽にお下がりで流用できるような甘い世界ではありません。
他車種(プラド/100/200)の流用が物理的に不可能な理由
PCD(Pitch Circle Diameter)とは、ホイールを車体に固定するボルト穴の中心を結んでできる円の直径のことです。
現在主流のランクルプラドやハイラックス、最新のランクル250などは「PCD139.7の6穴」を採用しています。つまり、ボルトの穴の位置が全く違うため、物理的に装着できません。また、同じ「5穴」の100系や200系とも、オフセットやハブ径が異なるため流用は極めて危険です。
ランクル70専用設計のホイールを選ぶべき決定的な根拠
結論として、ランクル70には「ランクル70専用」として販売されているホイールを選ぶのが、唯一にして絶対の正解です。専用品以外を無理に履かせようとすると、内側のサスペンションに干渉したり、ハブが当たって奥まで装着できなかったりするトラブルが多発します。
ランクル70ホイールのオフセットは「ナローとワイド」で致命的に違う

ボディ幅によるオフセット(インセット)の違いを間違えると、保安基準不適合(車検NG)の違法改造車になるか、見た目が絶望的にダサくなります。
現行ナローボディ(GDJ76/GRJ76)はインセット±0付近が最適解
現行のGDJ76(再再販)やGRJ76(再販バン)などのナローボディ車は、オーバーフェンダーがないため、ホイールの出面に余裕がありません。
【ランクル70 ナロー/ワイド別 適合インセット表】
| ランクル70 ボディ形状 | 適合インセット | はみ出しリスク |
|---|---|---|
| ナロー (GDJ76/GRJ76) | ±0付近 | ×(一発アウト) |
| ワイド (HZJ76/GRJ79) | -25等 (マイナス) | ○(適正サイズ) |
ナローボディに「ワイド用」を履かせると、タイヤがフェンダーから数センチ飛び出し、警察の御用となります。
ワイドボディ(HZJ76/GRJ79)にマイナスインセットが必要な理由
逆にワイドボディの車両にナロー用を履かせると、電車のようにタイヤが奥に引っ込み、四駆としての迫力が完全に失われます。ワイドボディこそ、深リムを楽しめる「マイナスオフセット」の特権を活かすべきです。
ランクル70ホイールのおすすめ定番ブランドと鉄チンの真実

選ぶべきホイールブランドは、歴史と実績のある定番モデルに絞られます。
絶対王者「ブラッドレーV」が70オーナーに選ばれ続ける理由
迷ったら「ブラッドレーV(通称ブラV)」一択です。ラリー競技で鍛え上げられた強靭な5本スポークは、泥詰まりを防ぎ、洗車も楽。ランクル70にはこれ以上ない究極の定番スタイルです。
【ランクル70専用 定番ホイール比較表】
| ホイール名 | 特徴・耐久性 | 価格帯(4本) | 大地の評価 |
|---|---|---|---|
| ブラッドレーV | 最強の強度・泥詰まり皆無 | 約18万円 | ◎(絶対王者) |
| ボルクレーシング | 超軽量・鍛造・オンロード◎ | 約30万円 | ○(予算次第) |
| 輸出用鉄チン | 無骨・激重・マニア向け | 約8万円 | △(燃費悪化) |
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無骨さを極める「輸出用鉄チン(スチール)」のメリットとデメリット
あえてアルミを履かず「輸出仕様の鉄チン」を選ぶのはマニアの「通」な選択ですが、代償は大きいです。鉄チンは非常に重く、燃費悪化や乗り心地の低下は避けられません。見た目の道具感と引き換えに「バネ下重量」というリスクを負う覚悟が必要です。
再販・再再販で異なるランクル70ホイールのハブ形状と適合確認

同じナローボディでも、年式によってフロントの足回り仕様が異なります。
フロントハブの出っ張りがセンターキャップ装着を邪魔する罠
再販モデル(GRJ76)には「マニュアルフリーハブ」のダイヤルが出っ張っています。再再販(GDJ76)用として売られているホイールの多くはハブの逃げが浅く、再販車に装着するとセンターキャップが閉まらない悲劇が起こります。
注文前にショップへ伝えるべき「車両年式とハブ形状」のチェック項目
ホイールをポチる前に、必ずショップへ「自分の型式(GDJ76かGRJ76か)」を伝えてください。センターキャップが適合するかどうかの確認なしに購入するのは、ギャンブルと同じです。
大地編集長のワンポイントアドバイス

歴代ランクルを乗り継いできた私から、血の通ったアドバイスをします。
ヤフオクやメルカリで「ランクル100用ですが70にも履けると思います」という出品者の適当な説明文を信じて、安い中古ホイールを落札するのは絶対にやめなさい。いざ届いて重いタイヤを持ち上げたら、ハブ径が合わずに奥まで刺さらない……。あの休日の絶望感と、腰の痛みは筆舌に尽くしがたいものがあります。ホイールとタイヤだけは、確実に車種適合が取れている新品を、プロショップでセット買いするのが一番安上がりで安全です。
ランクル70ホイールをより深く知る関連記事での知識補完

無骨な足元を完成させる「ランクル70専用タイヤ」の選び方
ホイールが決まれば、次はタイヤです。MTタイヤのサイズ選びでミスると全てが台無しになります。
\ ホイールだけキメて、ダサい「ひょろひょろタイヤ」を履いて笑われたくない人へ /
歴代ランクルのPCD規格(250/80系)との決定的な違い
なぜ70だけがこれほど面倒なのか。250や80との規格の違いを知ることで、流用トラブルを未然に防げます。

ランクル70ホイールに関するよくある質問(Q&A)

まとめ:ランクル70ホイール選びは適合確認と店舗直送が正解

最後にもう一度、「数十万円の鉄クズを生み出さないための鉄則」を復習しましょう。
- 「PCD150-5穴」の特殊規格。他車種からの流用は絶対NG。
- ナローボディには「インセット±0付近」。ワイド用を履くと一発アウト。
- 迷ったら王道の「ブラッドレーV」一択。マニアなら重さを覚悟で「鉄チン」。
- ヤフオクの「流用可能」は罠。必ず「70専用設計の新品」を買うこと。
で、結局どうすればいい?
まずは今日、「自分のランクル70に適合するホイールとタイヤのセット相場」を確認してください。そして購入時は、絶対に自宅へ配送してはいけません。
【ランクル70 タイヤ・ホイール ネット購入先 比較表】
| 購入サイト | 適合間違いリスク | 取付の手間(腰への負担) | 総合評価 |
|---|---|---|---|
| TIREHOOD | 無(車種絞り込み) | 無(近所の店舗へ直送) | ◎(最強) |
| 一般ネット通販 | 無(車種絞り込み) | 大(自宅に届く・激重) | ○ |
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私の泥臭いカーライフと過去の車歴の全貌は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

\ 足元だけキメても、全体のカスタムバランスが崩れていれば台無しです /

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