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ランクル80前期・中期・後期の違い徹底解説|年式別の故障リスクと選び方

【PR】この記事はプロモーションを含みます。
ランクル80前期中期後期の違い!故障リスクと1HDエンジンの真実

ランクル80が欲しいけれど、年式で何が違うのかよく分からない

前期、中期、後期、結局どれを買えば後悔しないのか?

そんな悩みを持って、夜な夜な中古車サイトを彷徨っていませんか。その気持ち、痛いほど分かります。

30年前の車に数百万。奥さんには「そんな古い車、すぐ壊れるんじゃない?」と白い目で見られ、それでも諦めきれないあなたの葛藤が目に浮かぶようです。

しかし、選び方を間違えると、その不安は的中します。

エアコンが効かずに夏場の渋滞で子供が泣き叫んだり、ブレーキが止まらず冷や汗をかいたり、納車半年で50万円の修理見積もりが出て家族会議になる可能性も否定できません。

この記事では、歴代ランクルを乗り継ぎ、地球12周分を走破してきた私「大地」が、カタログには載っていない「現場レベルでの前期・中期・後期の違い」を徹底解説します。

結論から言うと、快適に乗るなら「後期」、クラシックな味を求めるなら「前期」ですが、それぞれ覚悟すべき「痛み(維持費)」が明確に異なります。

あなたのライフスタイルと予算、そして家族の笑顔を守るための、羅針盤として読み進めてください。

▼ 30秒でわかる!この記事の要約

  1. 前期型は「効かないブレーキ」と「修理困難なエアコン」を愛せる変態向け。
  2. 中期型はエンジンが進化するも、エアコンガスが混在する「魔の期間」に注意。
  3. 後期型は完成された「最強の80」。高価だが、安物買いの銭失いにならない唯一の選択。

※80系全体の歴史や基本スペックについては、下記の記事で解説しています。

\ 80系の歴史と基本スペックを完全網羅 /

目次

ランクル80の「前期・中期・後期」違い決定版リスト

まずは結論として、3つのモデルの決定的な違いを把握しましょう。ざっくり言うと、年を追うごとに「乗用車化(快適化)」が進んでいった歴史です。

  • 前期型(1989年〜1992年): 「トラック」の色が濃い。ワイルドだが装備は未熟。
  • 中期型(1992年〜1995年): エンジンと内装が進化。完成度が飛躍的に向上。
  • 後期型(1995年〜1997年): 最終完成形。安全性と快適性は現代車に近い。

ランクル80 年式別スペック・変更点比較表

スクロールできます
項目前期型 (H1.10-H4.8)中期型 (H4.8-H7.1)後期型 (H7.1-H9.12)
ディーゼル1HD-T (12バルブ)1HD-T (12バルブ)1HD-FT (24バルブ)
ガソリン3F-E (4.0L)1FZ-FE (4.5L)1FZ-FE (4.5L)
インパネ絶壁(直線基調)ラウンド(曲線基調)ラウンド(曲線基調)
ブレーキ15インチ(効き甘い)16インチ(大径化)16インチ
エアコンR12 (旧ガス)R12 / R134a (混在)R134a (新ガス)
安全装備設定なしABS OP設定Wエアバッグ・ABS標準
グリルTOYOTAロゴTマークTマーク (デザイン変更)

【前期型】(1989-1992)武骨なデザインと「効かないブレーキ」

デビュー当初のモデルです。先代である60系の面影を残すクラシカルな雰囲気が魅力ですが、機能面では今の交通事情には少し厳しいのが本音です。

※ランクル60系の角目・丸目の違いやデザインの系譜については、以下の記事も参考になります。

\ 「角目・丸目」論争のルーツを知る /

3F-Eエンジンと15インチブレーキの弱点

前期型のガソリン車に搭載されていた「3F-E」エンジンは、ハッキリ言ってパワー不足です。

高速道路の合流ではアクセルをベタ踏みしても加速せず、燃費もリッター3km台がザラ。週末に少し遠出すれば、ガソリン代だけで福沢諭吉が1人消えます。

また、私が最も恐怖を感じたのはブレーキです。

前期型はディスクローターが小さく(15インチホイール対応)、2トン越えの巨体を止めるには明らかにキャパシティ不足です。

急ブレーキを踏むと、まるで濡れたスポンジを踏んでいるような感覚で、スーッと車体が前に流れます。「止まらない!」と肝を冷やした回数は数え切れません。

絶壁インパネとR12エアコン

内装は「絶壁」と呼ばれる直線的なデザインで、この無骨さに惚れるマニアは大勢います。しかし、エアコンガスが旧規格の「R12」である点は致命的です。

現在、R12ガスは正規ルートではほぼ入手不可能です。

エアコンが壊れた際、近所の電装屋さんに持ち込んでも「部品がないから無理」と門前払いされるのがオチです。

修理するには「レトロフィット化(新ガス対応への改造)」が必要で、コンプレッサーごとの交換となり20万円コースの手術が確定します。

【中期型】(1992-1994)名機1FZエンジン登場とインパネ刷新

1992年のマイナーチェンジで、ランクル80は大きく生まれ変わりました。「中期」は、前期のネガティブ要素を潰してきた改良版です。

4.5Lガソリンエンジンの衝撃

ガソリンエンジンが新開発の「1FZ-FE(4.5L)」に変更されました。これは非常に静かでパワフルな名機です。

アイドリング中はエンジンがかかっているか分からないほど静かですが、踏み込めばスポーツカーのように加速します。

ただし、燃費は相変わらず極悪です。燃費計の針が目に見えて下がっていく恐怖と戦うことになります。

安心材料としては、この時期から全車「4輪ディスクブレーキ」が大型化(16インチ対応)され、ようやく「普通に止まる車」になりました。

インパネの乗用車化(ラウンド形状)

運転席周りのデザインが一新され、スイッチ類がドライバー側に向いた丸みのある形状(ラウンドインパネ)になりました。「トラックから高級車になった」と言われる所以です。

注意点は、エアコンガスです。

中期型は年式によってR12とR134aが混在している「魔の期間」です。ボンネットを開けて、エアコン配管のキャップに「R134a」と書いてあるか、必ず現車確認してください。ここを適当に済ませると、後で泣きを見ます。

【後期型】(1995-1997)完成された24バルブディーゼルと安全装備

最終型となる後期モデルは、最も信頼性が高く、現在の中古車市場でも最高値で取引されています。

1HD-FT(24バルブ)ディーゼルターボ

最大のトピックは、ディーゼルエンジンが「1HD-FT」に進化したこと。バルブ数が12から24に倍増し、パワーと環境性能(黒煙低減)が両立されました。

実際に乗ると分かりますが、前期のディーゼルとは別物です。

アクセルレスポンスが鋭く、高速巡航も余裕でこなします。黒煙も少なく、「トラック」ではなく「GTカー」に近い感覚を覚えるはずです。「最強の80」を求めるなら、このエンジン一択です。

エアバッグとABSの標準化

時代に合わせて「Wエアバッグ(運転席・助手席)」と「ABS」が標準装備されました。家族を乗せるなら、この安心感は代えがたいものがあります。

エアコンも完全に新ガス(R134a)対応となり、万が一の故障時も修理部品に困ることはありません。

大地編集長のワンポイントアドバイス

正直に言います。予算が許すなら後期を買え。雰囲気重視で前期を買うなら、100万円の修理予備費を持て。これが私の結論です。

以前、知人が「見た目が渋いから」と安易に前期型のガソリン車を買いましたが、夏場にエアコンが死に、ブレーキの効きの悪さに怯え、結局1年で手放しました。

前期の「TOYOTA」ロゴグリルや絶壁インパネは確かにカッコいいですが、それは「不便さを愛せる筋金入りのマニア」だけの特権です。

初めてのランクルで、家族も乗せるなら、悪いことは言いません。迷わず後期(または中期)を選んでください。エアコンが効かないサウナ状態の車内での夫婦喧嘩は、地獄ですよ。

ディーゼルエンジンの違いと故障リスク(1HD-T vs 1HD-FT)

80系を選ぶ際、多くの人が迷うのがディーゼルエンジンの前期・中期(1HD-T)と後期(1HD-FT)の違いです。

1HD-T(前期・中期)の注意点

  • メタル流れ:
    走行距離が増えると、コンロッドメタル(軸受)が摩耗しやすい持病があります。
    最悪の場合、走行中に「ガラガラ!」と異音がしてエンジンブローに繋がります。
    載せ替えで100万円以上が確定するデスロードです。
  • 噴射ポンプ:
    経年劣化で燃料漏れを起こしやすいです。軽油の臭いがしたら要注意。
    リビルト品への交換で約15〜20万円コースです。

1HD-FT(後期)の注意点

  • EGR(排気再循環):
    環境対策でEGRが付いていますが、これがインテークマニホールドに「スス」を溜め込みます。
    人間で言う動脈硬化です。定期的な清掃を行わないと、黒煙が増えたりパワーダウンしたりします。
  • 始動性:
    寒冷地での始動性が若干悪い個体があります(グロープラグではなくインテークヒーターのため)。

ディーゼルモデルの詳細な選び方や維持費については、下記の記事で詳しく解説しています。

\ ディーゼル規制とエンジンの違いを深掘り /

故障リスクと「維持費の激痛」

どの年式を選んでも、製造から30年選手です。「壊れない」のではなく「壊れながら走る」のが80系です。

購入前に、この「現実の数字」を直視してください。

  • 自動車税:
    1ナンバー(貨物)なら年17,600円ですが、3ナンバー(乗用)ガソリン車なら年88,000円です。
    毎年、安い中古車が買えるほどの税金が飛びます。
  • タイヤ交換:
    4本で10万〜15万円は当たり前。
  • 燃費:
    ガソリン車はリッター3〜5km。
    月1,000km走れば、ガソリン代だけで月3〜4万円消えます。

必ずチェックすべき3大故障ポイント

  1. ナックルからのグリス漏れ:
    前輪の内側にドロっとした油汚れがあったらアウト。
    オーバーホールで左右5〜8万円です。
  2. オルタネーター(発電機):
    突然死します。
    出先でエンジンが掛からなくなる定番トラブル。
  3. パワーウィンドウの動き:
    80系は窓が遅いのがデフォですが、全く動かない場合はモーター交換が必要です。

具体的な維持費や税金、車検費用については、下記の記事でシュミレーションしています。

\ 実際の車検費用と税金をシミュレーション /

ちなみに、80系は維持費(特に燃費と修理費)が家計を圧迫します。

毎月の固定費である「自動車保険」を少しでも安く抑えて、その浮いた分を「故障修理のための貯金」に回すのが、古いランクルを維持する賢いコツです。

\ 5分で完了!維持費の抜け道を探す /

自動車保険の「払いすぎ」をチェックする

会社の団体割引や、昔からなんとなく入っている保険、実は年間数万円単位で損をしている可能性があります。

複数の保険会社を一括比較することで、補償内容はそのままで保険料を下げ、浮いた分をランクルの整備費に回すことが可能です。

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ランクル80前期・中期・後期に関するよくある質問(Q&A)

レトロフィット化とは何ですか?

旧冷媒(R12)仕様のエアコンを、現在主流の代替フロン(R134a)が使えるように改造することです。コンプレッサーや配管のOリングなどを全交換するため、費用は約20万円〜かかりますが、R12ガスが入手困難な現在、前期型に乗るなら避けて通れない道です。

1ナンバー登録とは何ですか?

普通貨物自動車」として登録することです。メリットは自動車税が安くなること(年17,600円)。デメリットは車検が毎年になることと、高速道路料金が中型車扱い(少し高い)になることです。ガソリン車の80系は3ナンバーだと税金が重すぎるため、1ナンバー化(構造変更)が定番です。

中期のガソリン車(1FZ)はリッターどれくらいですか?

街乗りで3〜4km/L、高速で5〜6km/Lです。ハイオク指定ではないのが救いですが、満タン(95L)にしても500km走れません。財布の紐を限界まで締め直す覚悟が必要です。

前期の顔(グリル)を後期に移植できますか?

可能です。逆に、後期の車体を「前期顔(丸目・TOYOTAロゴ)」にカスタムする手法(リノカ等)も大人気です。中身は快適な後期で、見た目はクラシックな前期にするのが、最も賢く、そしてズルい(褒め言葉)選択肢です。

結論:あなたの人生を乗せる「相棒」の選び方

ここまで、80系の年式による違いと、耳の痛いリスクについて解説してきました。

最後に、私の偏愛に基づく「結論」を提示します。

  • 快適性・家族の笑顔を優先するなら:
    後期型」を選んでください。
    WエアバッグとABS、R134aエアコンの安心感は、家族を乗せる父親としての責任です。
  • 圧倒的なパワーと完成度を求めるなら:
    後期型 ディーゼル(1HD-FT)」一択です。
    私が世界一周するなら、間違いなくこのモデルを選びます。
  • カスタムベースで予算を抑えるなら:
    中期型 ガソリン」です。
    エンジンは丈夫ですが、燃費という名の税金を払い続ける覚悟が必要です。
  • 不便さを愛し、泥臭く付き合うなら:
    前期型」です。
    効かないブレーキも、壊れるエアコンも、「手のかかる可愛い奴」と思える変態(同志)だけが乗る資格を持ちます。

ランクル80は、維持にはお金と手間がかかります。

しかし、現行のSUVにはない「鉄の塊を操る感覚」、ドアを閉めた時の重厚な音、そして「どんな道でも必ず生きて帰れる」という全能感は、他の車では絶対に味わえません。

なぜ私がここまで辛口な本音を書けるのか?

故障ばかりの車をなぜ愛するのか?

私の過去の失敗談と、80系への偏愛に満ちた車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

\ 故障だらけのランクル愛を赤裸々に公開 /

もしこの記事を読んでもなお、「やっぱり80に乗りたい」と心が震えたなら、あなたは立派なランクル乗り(予備軍)です。

ようこそ、底なしのランクル沼へ。

最後に、失敗しない80系の探し方についてアドバイスです。

特に条件の良い「後期型」や「整備記録簿付き」の個体は、ネット掲載前にマニアの間で売れてしまうことも多いです。

失敗しないランクル80の探し方比較

スクロールできます
方法メリットデメリットおすすめ度
大手検索サイト物件数が多い。
写真が豊富。
競合が多く即売れする。
状態の悪い車も混在。
ランクル専門店知識が豊富。
整備済みの車が多い。
相場より価格が高い。
遠方だと現車確認が困難。
非公開在庫検索ネット未掲載の良質車がある。
プロが代わりに探してくれる。
申し込みの手間がある。
希望の車が出るまで待つ場合も。

公開在庫だけで探さず、プロに非公開在庫から探してもらうのも、運命の1台に出会う近道ですよ。

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ガリバーの非公開在庫チェック

毎日500台以上入荷する車両の中から、あなたの条件に合った80系をプロが探してくれます。

後期型のディーゼル、走行20万キロ以下」といったマニアックな条件でもOK。

市場に出回る前の「未公開車両」から優先的に紹介してもらえるのが最大の強みです。

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この記事が、あなたの背中を押し、最高の相棒と巡り合うきっかけになれば、編集長としてこれ以上の喜びはありません。

もし街中で80を見かけたら、それが私かもしれません。その時は手を振ってくださいね。

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他にも、80系のヘッドライトの違いや、ライバルである100系との比較など、マニアックな記事を用意しています。ぜひ、納得いくまで読み込んでください。

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