「ルーフのクリアが剥げて白ボケしてきた」
「一生乗る覚悟を決めたから、ピカピカに全塗装したい」
そんなランクル80オーナーが一番知りたい全塗装の費用相場は、結論から言うと、
「最低でも80万〜120万円」です。
もし、予算30万円〜50万円で「とりあえず塗ってもらおう」と考えているなら、
今すぐその計画は中止してください。
断言しますが、安い全塗装は数ヶ月後に塗装がペリペリと剥がれ落ちる「絶望の始まり」です。
本記事では、ランクル80を3台乗り継ぎ、数々の失敗を身をもって経験してきた私(編集長・大地)が、
業者が言いたがらない「全塗装のリアルな費用と、安物買いの銭失いを防ぐ絶対条件」を暴露します。
これを読めば、あなたの財布から消えるはずだった「100万円の無駄な投資」を完全に回避できます。
【この記事の要約(3秒でわかる不都合な真実)】
- 費用相場:80万〜120万円(30万円のマスキング塗装は後悔の元)
- 必須条件:前後ガラスの脱着とウェザーストリップ(ゴム)の新品交換
- 隠れコスト:見えない「錆(サビ)修理代」として予備費20万円が必要
- 回避策:全塗装前に「今の買取相場」を知り、箱替えも視野に入れる
ランクル80のカスタム全貌については、下記の記事で詳しく解説しています。

ランクル80全塗装の費用は80万〜120万が適正

ランクル80の全塗装にかかる費用は、「80万円〜120万円」が適正価格です。
ネットで「30万円で全塗装!」と謳う業者もいますが、施工内容が全く異なります。
| ランクル80 全塗装 施工方法 | 費用相場 | 編集長の評価 |
|---|---|---|
| マスキングのみ(格安) | 30万〜50万円 | × 数ヶ月で剥がれる |
| ガラス・部品脱着(標準) | 80万〜100万円 | ◎ 新車並みの耐久性 |
| エンジン下ろし(究極) | 120万円〜 | △ 費用対効果が薄い |
で、どれが正解?
結論から言うと、ランクル80の全塗装は「ガラス・部品脱着(標準)」一択です。
30万円の格安塗装は、窓ガラスやドアノブを外さず、
テープで覆うだけ(マスキング)で上から色を塗ります。
この方法では、古いゴムと鉄板の境目から確実に水が浸入し、
1年も経たずに塗装が浮いてきます。
「安物買いの銭失い」になるため絶対に避けてください。
適正価格の正体は「部品の脱着工賃」
80万円を超える見積もりの内訳は、塗料代ではなく「部品の脱着工賃」です。
バンパー、ライト、ガラス、ドアノブを全て外し、
下地を整えてから塗るため、これだけの金額がかかります。
予備費として「板金修理代20万円」は必須
ランクル80を全塗装する際、ただ上から色を塗るだけでは意味がありません。
表面だけ綺麗にしても、鉄板の内部で進行している錆を削り取らなければ、
数ヶ月で塗装の内側からプクプクと錆が浮き出てきます。
全塗装の予算とは別に、錆の切り継ぎや板金修理として、
「予備費20万円」は手元に残しておくべきです。
成功の絶対条件:前後ガラスとゴムの新品交換

ランクル80の全塗装において、最も重要なのは、
「ガラスを外してウェザーストリップ(窓枠のゴム)を新品に交換すること」です。
30年前のゴムは硬化して防水性ゼロ
30年前のゴムはカチカチに硬化し、防水機能を失っています。
さらにゴムの内側には長年の泥と水分が溜まり、確実に錆が進行しています。
古いゴムの再利用は「雨漏り地獄」への直行便
古いゴムのままマスキングで塗装すると、隙間から雨水が侵入し、
車内が水浸しになります。
▼ 大地編集長のワンポイントアドバイス
過去に私が乗っていた80で、予算をケチって「フロントガラスは外さずに塗ってくれ」と頼んだことがあります。
結果はどうなったか?
半年後の大雨の日、Aピラーの隙間から雨水がツーっと垂れてきて、フロアカーペットの下がカビだらけになりました。
結局、後からガラスを外してゴムを交換し、カビの臭いを取るために余計な出費(10万円以上)がかかりました。
30年前のゴムの再利用は「自殺行為」です。全塗装のタイミングで絶対に新品に替えてください。
見えない部分の塗装:ドア内側は必須、エンジンルームは任意

色替えを伴う全塗装の場合、どこまで塗るかで費用が数十万円単位で変わります。
ドア開口部(ステップ)はケチらず塗れ
ボディカラーを別の色に変えるなら、ドアを開けたときに見える「開口部」の塗装は必須です。
ここをサボると、ドアを開けるたびに元の色が見えてしまい、
一気に「安っぽい車」に成り下がります。
追加費用は10万〜15万円かかりますが、ケチってはいけないポイントです。
エンジンルームの塗装は8割のオーナーがやらない
「エンジンルームの中まで塗るか」は、予算との相談です。
エンジンやミッションを下ろす必要があるため、
これだけでプラス20万〜30万円の工賃が吹き飛びます。
「ボンネットを開けなければ見えない」と割り切り、
エンジンルームは元の色のまま残すオーナーが8割です。
ランクル80全塗装の過酷な施工手順(DIY不可の理由)

費用を抑えるためにDIYで挑戦したい気持ちは痛いほどわかります。
しかし、「洗車してマスキングテープを貼って塗るだけ」という甘い考えは今すぐ捨ててください。
本物の全塗装は、バンパー、オーバーフェンダー、ドアノブ、ルーフレール、
そして重たい前後ガラスまで、外せるものを全て剥ぎ取る大掛かりな「解体作業」から始まります。
ドンガラになったボディから、30年分の劣化した塗装を、
ダブルアクションサンダーで徹底的に削り落とします。
さらにウェザーストリップの下に隠れていた「腐った鉄板(錆)」をグラインダーで容赦なく切り飛ばし、
新たな鉄板を溶接して成形します。
工場内は鉄粉とシンナーの匂いが充満する過酷な現場です。
ここが全塗装の寿命を決める最大の急所です。
下地のサフェーサー処理やパネルの合わせ目のコーキング(防錆)を少しでもサボれば、
たった半年で塗装の内側から錆が爆発し、100万円の投資が完全にパーになります。
最後に、新品のウェザーストリップ(ゴム)を使って重たいガラスや外装パーツを組み上げます。
万が一、素人がガラスの組み付けをミスすれば、
雨漏りで車内がカビだらけになり、取り返しのつかない事態になります。
「絶対に自分には無理だ」と1ミリでも感じたなら、決して安物買いのDIYに走らず、
すでにプロの手で綺麗に全塗装された良質な中古車を探すのが確実です。
\ 全塗装の100万円と半年待ちの期間を回避したいなら、すでに仕上がった良質な中古車を探すのも賢い選択です /
注意:マットカラーの全塗装はマニア以外おすすめしない

最近流行りの「マットブラック」や「マットミリタリー」での全塗装は、覚悟が必要です。
洗車機NG・鳥のフンが致命傷になる
マット塗装はブラシで擦れると、そこだけツヤが出てしまいマダラになります(洗車機は絶対NG)。
傷がついてもコンパウンドで磨いて消すことができません。
また、汚れが塗装の凹凸に入り込みやすく、鳥のフンを放置すると一発でシミになります。
ガレージ保管で、毎週手洗い洗車ができるマニア以外にはおすすめしません。
ランクル80の全塗装を検討するなら知るべき関連記事

全塗装の予算と覚悟が決まったら、
次は具体的な「色選び」や、厄介な「錆対策」について知識を深める必要があります。
ランクル80に似合う色と純正カラーコード
ランクル80に似合う人気のボディカラーや、純正色のカラーコードについては、下記の記事で詳しく解説しています。

全塗装前に確認すべき致命的な錆ポイント
全塗装の前に必ずチェックすべき、ランクル80特有の「致命的な錆ポイント」の確認方法については、下記の記事で詳しく解説しています。

他モデル(100系・60系)の全塗装事例
さらに、全塗装のイメージを膨らませるために他モデルの事例も参考にしてみてください。例えば、丸みが特徴のランクル100を全塗装してリフレッシュした事例については下記の記事で詳しく解説しています。

また、よりクラシックなランクル60の全塗装にかかる費用や仕上がりの違いについては、こちらの記事を参考にしてください。

ランクル80の全塗装に関するよくある質問(Q&A)

ランクル80全塗装の最終結論:で、結局どうすればいい?

最後にもう一度、「100万円の投資を無駄にしないための鉄則」を復習しましょう。
- 格安塗装は拒否:30万円のマスキング塗装は数ヶ月で剥がれてお金の無駄になります。
- ガラスは外す:ウェザーストリップ(ゴム)の新品交換は絶対条件(雨漏り防止)。
- 錆修理を優先:表面の色より、内部の腐った鉄板の切除にお金をかける。
- 相場を知る:全塗装の前に、今の愛車の「客観的な価値」を把握する。
で、結局何から始めればいいのか?
あなたが最初にやるべき「Next Action」は、
今の愛車に100万円の全塗装投資をする価値があるか、現状の査定額を把握することです。
修復歴や深刻なフレーム錆がある場合、高額な全塗装費用をかけるよりも、
状態の良い車両への「箱替え(乗り換え)」を検討した方が、結果的にトータルで数百万円安く済むケースもあるからです。
ランクル80は、維持費もかかり錆との戦いも続く、手のかかる車です。
しかし、きちんと手を入れ、ピカピカのボディを取り戻した80のステアリングを握った時の、
「優越感」と「圧倒的な存在感」は、現代のエコカーでは絶対に味わえません。
一生モノの相棒として、悔いのない選択をしてください。
なぜ私がここまで辛口な本音を書けるのか?
私の過去の失敗と車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

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次の記事を書く原動力になります!
| ランクル80 査定・乗り換え | 目的・特徴 | 編集長の評価 |
|---|---|---|
| ユーカーパック | 相場の確認(高額査定) | ◎ 電話ラッシュなし |
| カーネクスト | 不動車・ボロボロの買取 | 〇 どんな状態でも0円以上 |
| ガリバー中古車検索 | 塗装済み中古車への箱替え | 〇 非公開在庫から探せる |
しつこい電話ラッシュに悩まされず、まずはネット上で愛車の最高値を知りましょう。
全塗装を強行して後悔する前に、冷静に愛車の価値を測ることが、失敗しないカーライフの第一歩です。
\ 100万円の全塗装をしてから「骨格まで腐っていた」と絶望しないために、まずは今の客観的な価値を確認しておいてください /
もしエンジンやフレームに深刻なダメージがあり、全塗装しても長く乗れそうにない場合は、
廃車費用がかからないカーネクストへ相談してください。
\ 【不動車・サビだらけ限定】何百万も修理代を払う覚悟がないなら、価値がゼロになる前に手放す勇気も必要です /
「綺麗に全塗装された良質な中古車に乗り換える」という賢い選択肢をとるなら、
市場に出回る前の非公開在庫から探せるガリバーを活用してください。
\ 全塗装の100万円と半年待ちの期間を回避したいなら、すでに仕上がった良質な中古車を探すのも賢い選択です /
ランクル80の総合的な解説に戻る場合は、下記の記事を参考にしてください。


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