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歴代オーナーが暴露!ランクル60(FJ62G)の維持費地獄|NOx適合ガソリンワゴンの異常な出費

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ランクル60(FJ62G)維持費の地獄|年8.7万・燃費4kmの罠

「都会でランクル60に乗りたい」

ディーゼル規制地域に住むあなたにとって、NOx適合の「FJ62G(ガソリンワゴン)」は唯一の希望に見えるかもしれません。

結論から言います。

FJ62Gは全国どこでも登録して乗れますが、引き換えに

「年間約8.7万円の税金」「リッター3〜4kmの極悪燃費」

という厳しい維持費がセットになります。

本記事では、歴代ランクルを乗り継ぎ総走行50万kmを走破した私(編集長・大地)が、FJ62Gの「不都合な真実」「維持費を下げる裏技」を包み隠さずお伝えします。

この記事を読めば、憧れだけで購入して後悔するシナリオを回避し、あなたにとって本当に買うべき一台かどうかの最終決断が下せるはずです。

【この記事の要約(3秒でわかる不都合な真実)】

  • 強み:ディーゼル規制を無視して全国登録可能な、唯一のランクル60。
  • 激痛:自動車税8.7万、実燃費4km/L。タンク満タンで毎回1.4万円の出費。
  • 対策:1ナンバー化で税金は下がるが、古い貨物車は任意保険の引き受け拒否に注意。

なお、ランクル60全体の相場や選び方の全貌については、下記記事で詳しく解説しています。

目次

ランクル60(FJ62G)は都会で乗れる唯一のNOx適合車

結論から言えば、FJ62Gは「都会(NOx・PM法対策地域)で堂々と乗れる、国内唯一のランクル60」です。

ディーゼル規制を無視できる最大の強み

ランクル60の多くはディーゼルエンジン(HJ60/HJ61など)であり、東京や大阪などのNOx・PM法対策地域では登録できません。

しかし、FJ62Gはガソリンエンジン(3F-E)を搭載しているため、

面倒な規制を一切気にせず、全国どこでも車庫証明を取り、ナンバーを取得できます。

これが、FJ62Gが中古市場で異常なほどの人気と価格を誇る最大の理由です。

バンモデル(FJ62V)との装備と内装の違い

同じガソリン車でも「FJ62V」は商用バン(1ナンバー/4ナンバー)ですが、「FJ62G」は乗用ワゴン(3ナンバー)です。

内装が豪華で、後部座席も広く、サスペンションのセッティングも乗用車寄りに作られているのが特徴です。

3F-Eエンジンは静かだが修理部品は絶版の危機

FJ62Gに搭載されている「3F-E」エンジンは、非常にトルクフルで滑らかな名機ですが、旧車ならではの弱点も抱えています。

4.0L直列6気筒がもたらす深夜の静粛性

4,000ccの排気量から生み出される低速トルクは圧倒的で、2トンを超える重い車体をスルスルと押し出します。

ディーゼル車のような特有の振動やガラガラ音(カラカラ音)がなく、アイドリング時は驚くほど静かです。

深夜の住宅街でも、近所迷惑を気にせずエンジンをかけられるのは大きなメリットです。

渋滞でも疲れない4速ATの恩恵

FJ62Gは、基本的に4速AT(オートマチックトランスミッション)との組み合わせになります。

渋滞の多い都市部での運転や、家族と車を共有する場合でも、クラッチ操作のストレスなく優雅にクルージングできるのは、ワゴンモデルならではの強みです。

センサー類の寿命と部品枯渇という現実

エンジン本体は頑丈ですが、3F-Eのインジェクション(燃料噴射装置)周りのセンサーやコンピューター、ゴムホース類は確実に寿命を迎えています。

純正部品はすでに「絶版(廃番)」となっているものが多く、ディーラーでは修理を断られるケースも珍しくありません。

長く乗るには、ノウハウを持つ専門ショップとの付き合いが必須になります。

ワゴン仕様の乗り心地と家族のリアルな反応

商用バンモデルと比較すると「マイルドで乗りやすい」のが特徴ですが、現代のSUVと比較してはいけません。

バンよりマイルドな専用リーフスプリング

ランクル60は前後とも板バネ(リーフスプリング)を採用しています。

バンモデルは荷物を積む前提のため足回りがガチガチですが、ワゴンであるFJ62Gは「やわらかいリーフ」が採用されています。

段差を乗り越えた際の突き上げ感がマイルドで、後部座席からクレームが出にくいセッティングにはなっています。

船のようなロールと巨大サイズが招くハードル

足回りが柔らかい反面、コーナリング時のロール(車体の傾き)は大きくなります。

現代のSUV感覚でカーブに突っ込むと船のようにグラッと傾きます。

さらに、排気ガスの匂いや、スーパーの駐車場に停めにくいボディサイズにより、

家族から「古い、ガソリン臭い、大きすぎる」という厳しい意見が出るリスク

があることは考慮しておきましょう。

1ナンバー化で税金は7万下がるが保険難民になる

ここからが「不都合な真実」です。

3ナンバーのまま維持する場合、税金は負担が大きいため多くの人が1ナンバー化を検討します。

構造変更(1ナンバー化)の必須4ステップ

STEP
【現実】シートを外すだけの「簡単な作業」ではない

ネットやSNSには「サードシートを外して陸運局に行くだけで安くなる」という情報がありますが、鵜呑みにしてはいけません。

単にシートを外しただけでは、乗車定員変更を伴う「用途変更(乗用→貨物)」の厳しい審査は通りません。

STEP
【現場】サードシート撤去と内装取り外しのリスク

まず、大人2人がかりでも腰を痛めるほど重いサードシートを車外へ引きずり出します。

床の固定ボルトは数十年の錆で固着しており、無理に回せばねじ切れてしまうことも。

さらに、3列目用のシートベルトも「根元から完全撤去」する必要があり、劣化したプラスチックの内装パネルを割らないよう慎重に剥がす過酷な作業が待っています。

STEP
【法規】仕切棒(セパレートバー)と面積計算の壁

貨物車として認められるには、「乗車スペースより荷室スペースが広いこと」の実測証明と、荷物が前方に飛んでこないための「仕切棒」の設置が法律で義務付けられています。

ホームセンターの鉄パイプをタイラップで留めたような簡易的なDIYでは、安全基準を満たせず車検で不合格になってしまいます。

STEP
【免責】完成とプロへの依頼(そして保険の見直し)

万が一DIYの不備で「違法状態」となり事故を起こした場合、保険が適用されないという取り返しのつかないリスクが生じます。

当ブログではDIYにおけるいかなる損害も免責とさせていただきます

法規の解釈に少しでも不安があるなら、迷わずランクル専門ショップに「1ナンバー構造変更」を依頼してください。

変更後の維持費シミュレーションと保険の罠

1ナンバー化すると用途が変わるため、

「今まで入っていた保険会社で契約を継続できないケースが多発する」

という事実を直視してください。

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ランクル60 FJ62G 維持費3ナンバー(現状)1ナンバー(変更後)
自動車税(年額)× 87,600円17,600円
車検期間○ 2年ごと△ 1年ごと
ETC料金○ 普通車△ 中型車(約2割高)
任意保険料の安さ△ 年式的に割高× 引き受け拒否多発

ご覧の通り、自動車税だけを見れば1ナンバー化が圧倒的に安いです。

しかし、最大の壁である「任意保険の引き受け拒否」という罠があります。

「1ナンバーの古いランクル」は、多くのネット型保険で契約を断られます。

今の保険が使えなくなる可能性が高いため、維持費を本気で下げるなら、まずは古い貨物車でも安く引き受けてくれる保険会社を一括見積もりで見つけるのが先決です。

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FJ62Gの実燃費は3km/Lで毎月4万円の出費

はっきり言います。

FJ62Gの燃費は「現代の基準で言えば、非常に厳しい」数字です。

市街地から高速道路までの実測燃費データ

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ランクル60 FJ62G 走行シーン実測燃費(レギュラー)編集長評価
市街地・渋滞3.0〜4.0 km/L× 激痛
郊外・流れの良い道5.0〜6.0 km/L△ 悪い
高速道路(80km/h巡航)6.0〜7.0 km/L○ 許容範囲

通勤使用の負担と、週末専用という賢い選択

仮に月1,000km走る場合、燃費4km/Lで計算すると、毎月250リットルのガソリンを消費し、

「毎月約40,000円」の燃料代がかかる計算です。

90Lのガソリンタンクを満タンにするたびに、約1万4千円の出費となります。

毎日の通勤や買い物に使うには金銭的な負担が大きすぎるため、週末のレジャーやドライブなど、特別な時間を楽しむクルマとして割り切るのも、FJ62Gと長く付き合うための賢い選択と言えるでしょう。

FJ62Gの中古相場は300万円以上で極上車は即消える

現在、FJ62Gの中古車相場は非常に高値で推移しています。

程度の良い個体はサイト掲載前に裏で売れる

全国のディーゼル規制地域に住むランクルファンが、数少ないFJ62Gを求めている状態です。

走行距離が20万kmを超えていても、価格は300万円〜500万円以上で取引されることがザラにあります。

「安くて状態の良いFJ62G」は存在しません。

もし相場より明らかに安い個体があったら、深刻なサビやエンジントラブルを抱えている可能性が高いです。

ディーラー下取りを避けて高額な購入資金を作れ

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ランクル60 FJ62G 買取比較査定額の期待値電話営業のウザさ
ディーラー下取り× 最安値(基準外)◎ 全くない
近所の中古車買取店△ 相場通り△ しつこい
ユーカーパック最高値(競り合い)1社のみ(平和)

表を見れば一目瞭然です。

希少なFJ62Gの購入資金(300万〜500万以上)を捻出するためには、現在の愛車を「ディーラーの下取り」に出すのは避けた方が賢明です。

ユーカーパックなら、迷惑な電話ラッシュなしで、全国の業者があなたの車を競り合い、最高値が引き出せます。

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▼ 大地編集長のワンポイントアドバイス

私も過去に「ガソリンの60なら静かで最高だろ!」と試乗したことがあります。確かに静かでしたが、メーターの燃料の針が目に見えて減っていく現実には少し震えました。

FJ62Gを買うなら、ガソリンスタンドは「トイレ休憩のついでに寄る場所」ではなく、「見つけたら必ず寄る場所」になります。

そして、3F-Eのインジェクション周りのセンサーやコンピューターが壊れると、部品が絶版で修理が難航するリスクがあります。「壊れないトヨタ」を過信せず、予備パーツをストックする覚悟と愛情が必要です。

FJ62Gの購入前に必ず読むべき関連記事

FJ62Gのメリットである「NOx適合」の背景や、搭載されているエンジンの詳細、そして維持費を劇的に下げる裏技については、それぞれ専門の記事を用意しています。

ディーゼル規制の仕組みや、自分の住んでいる地域が該当するか不安な方は、まずこちらの記事で確認してください。

NOx・PM法の規制地域や対策の具体的な方法については、下記記事で詳しく解説しています。

また、3F-Eエンジンを含む、歴代ランクル60のエンジンバリエーションとそれぞれの耐久性については、下記記事で詳しく解説しています。

そして、最も気になる「3ナンバーから1ナンバーへの変更」の手続きや、トータルの維持費シミュレーションは必見です。 1ナンバー化の具体的な方法と車検費用の比較については、下記記事で詳しく解説しています。

ランクル60(FJ62G)購入前のよくある質問(Q&A)

FJ62Gの燃費は、正直どれくらい悪いですか?

はい、厳しい数字です。

街乗りで「リッター3〜4km」を想定してください。

レギュラーガソリン仕様ですが、満タンにすると約1万4千円ほどかかります。

しかし、あの滑らかな直列6気筒の静粛性と「都会で堂々と乗れる免罪符」を得るための、必要な経費と割り切って楽しむのがオーナーの流儀です。

すぐに故障しますか?修理の部品はまだ出ますか?

はい、年式相応の故障は必ず起きますし、純正部品の多くはすでに「廃番(生産終了)」です。

エンジン本体は頑丈ですが、周りのゴムホースやセンサー類は寿命を迎えています。

ディーラーだけでなく、社外品や流用パーツのノウハウを持つ「ランクル専門ショップ」を主治医にすることが維持の絶対条件です。

自動車税が高すぎます。1ナンバー(貨物車)にして安くできますか?

はい、可能です。

3列目シートを外して定員を減らせば、年額87,600円の税金を17,600円まで劇的に下げられます。

ただし、車検が「毎年」になり、高速道路の料金が「中型車(約2割増し)」になるという注意点があります。詳しくは下記記事の記事で計算してみてください。

今から高いお金を出して買っても、数年後に値下がりしませんか?

いいえ、大幅な値下がりは考えにくいです。

全国どこでも登録できる「NOx適合の60」は数が減る一方なので、資産価値は非常に高いままキープされています。

もし購入資金で悩んでいるなら、今の愛車を安易に下取りに出さず、オークション形式の買取サービスで「本当の価値」を調べてみてください。

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まとめ|ランクル60(FJ62G)は覚悟がある人だけの特権

最後にもう一度、「FJ62Gの真実」を復習しましょう。

  • 最大の価値:NOx適合。全国どこでも規制を気にせず堂々と乗れる唯一の60。
  • 維持費の激痛:自動車税87,600円、実燃費3〜4km/L。ガソリン代の負担は大きい。
  • 1ナンバー化の罠:税金は下がるが、古い貨物車は任意保険の引き受けを断られる確率が高い。
  • 相場の現実:300万〜500万円以上で高騰中。程度の良い個体は市場に出る前に売れる。

で、結局どうすればいい?

まずは、この「燃費」「税金」のランニングコストを本当に許容できるか、家族の理解を得られるか、じっくりと考えてみてください。

もし負担が大きすぎると感じるなら、維持費の比較的安いプラドなどにターゲットを変えるのも立派な選択です。

しかし、それでも「どうしても、あの丸目(角目)の60で都会を走りたい」という強い思いがあるなら、私は全力で応援します。

維持費はかかりますが、FJ62Gはそれ以上の所有感と、一生モノの思い出を約束してくれる最高の相棒になることは間違いありません。

なぜ私がここまで本音を書けるのか?私の過去の失敗と車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

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FJ62Gのような超希少車は、一般の中古車サイトにはなかなか出回りません。

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ランクル60 FJ62G 探し方発見確率状態の良さ
ネットの中古車サイト△ 少ない△ 写真で判断不可
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本気で手に入れたいなら、状態の良い個体がネットに掲載される前に、プロの非公開在庫から提案してもらうのが賢い探し方です。

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ランクル60の総合的な解説に戻る場合は、下記記事を参考にしてください。

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