ランドクルーザー200系のおすすめカスタムの結論。
それは、「20インチ前後のホイール」「ブラックアウトグリル」「車検対応マフラー」の3点です。
この組み合わせなら、高級SUVとしての品格と資産価値(リセール)を損ないません。
「街中で同じランクル200系とすれ違うと、自分の車が大人しすぎて埋没している気がする…」
「もっとワイルドにしたいけれど、高級車の乗り心地や将来の売却額は落としたくない」
そんなオーナー特有のジレンマ、ありませんか?
ランクル200系は、その完成度の高さゆえに、カスタムのバランスを取るのが極めて難しい車です。
安易に流行りのパーツに手を出すと、特有の優雅な乗り心地が悪化したり、一気に「安っぽい改造車」に見えてしまったりします。
最悪の場合、愛車の価値そのものを毀損するリスクさえあるのです。
この記事では、歴代ランクルを乗り継ぎ、総走行距離50万kmを超える私、大地が解説します。
「ランクル200系の資産価値と快適性を守りつつ、圧倒的な存在感を放つ」
そのための「正解カスタム」を厳選しました。
読み終える頃には、車検対応で安心して乗れる、大人のカスタムプランが明確になっているはずです。
ランクル200系カスタムの「落とし穴」と「鉄則」

まず結論から言います。
200系のカスタムには、「電子制御への干渉」と「純正部品の保管」という2つの鉄則があります。
これを無視すると、数十万円単位のお金をドブに捨てることになります。
1. 電子制御(AHC/AVS)との戦い
特にZXグレードにお乗りの方は要注意。
200系の上級グレードには「4-Wheel AHC & AVS(車高調整機能と減衰力制御)」が搭載されています。
これは素晴らしいシステムですが、カスタムにおいては「厄介者」でもあります。
リフトアップの難易度
スプリング交換だけで車高を上げようとすると、ハイトコントロールセンサーが異常値を検知します。
メーター内の警告灯が点灯し、AHC機能が停止。最悪の場合、ポンプやアキュムレーターに負荷がかかり、修理費50万円コースの故障に繋がります。
ホイール重量の影響
バネ下重量(タイヤやホイールの重さ)が増えすぎると、電子制御サスペンションの追従が遅れます。
せっかくの「空飛ぶ絨毯」のようなフラットな乗り心地が損なわれてしまうのです。
2. 「純正部品」は捨ててはいけない
カスタムをする際、外した純正グリルやホイールを「邪魔だから」と処分するのはNG。
これは大きな金銭的損失です。
【専門家のワンポイントアドバイス】
ランクル200系は、「フルノーマル」の状態が最もリセールバリュー(売却額)が高くなる傾向にあります。
社外パーツがついていると、買取店によっては「好みが分かれる」として減額対象になることも。
カスタムを楽しむのは自由ですが、将来手放す時のために、外した純正パーツは必ず倉庫に保管しておいてください。
これだけで、売却時に20万〜30万円の差が出ることがあります。
【ホイール編】20インチか、18インチか。究極の選択

足元の正解は、用途によって「2つの流派」に分かれます。
【大地編集長の失敗ログ:24インチの悪夢】
私は過去、見た目の迫力だけで「24インチホイール+35扁平タイヤ」を装着したことがあります。
結果は悲惨でした。
マンホールのわずかな段差で「ドガン!」と衝撃が走り、コンビニのコーヒーはホルダーから飛び出し、轍(わだち)ではハンドルを強烈に取られる始末。
妻からは「酔うからこの車に乗りたくない」と宣告され、泣く泣く半年で純正に戻しました。
「乗り心地を捨てる覚悟がないなら、22インチ以上はやめておけ」。これが私の教訓です。
1. ラグジュアリー派:22インチ〜24インチ
ZXの純正20インチから更にサイズアップする場合です。
- メリット: 圧倒的な迫力と都会的な高級感。
- デメリット: タイヤが薄くなるため、路面の突き上げをダイレクトに拾う。縁石でのガリ傷リスクが高い。
- おすすめブランド: WALD(ヴァルド)、Double Eight、GOLDMAN CRUISE
2. オフロード派:18インチ〜20インチ(★私のおすすめ)
あえてインチダウン、もしくは20インチで肉厚なタイヤ(A/T、R/T)を履かせるスタイル。
- メリット: タイヤの厚み(エアボリューム)が増すため、乗り心地がマイルドに。キャンプ場などの悪路でも安心。
- デメリット: タイヤ外径を大きくしすぎると、ハンドル全切り時にインナーフェンダー(タイヤハウスの内側)に干渉する。
- おすすめブランド: RAYS(TE37など)、MKW、JAOS、Delta Force
【車検対応の境界線:10mmの罠】
2017年の保安基準改正で、タイヤのゴム部分(ラベリング等)は10mm未満のはみ出しが許容されましたが、ホイールやリムが少しでも出ると即アウトです。
また、ディーラーによっては「はみ出しは一切入庫拒否」という厳しい店舗もあります。
際どいサイズを攻めるなら、「9mmオーバーフェンダー」の装着をセットで検討してください。これなら構造変更なしで車検を安全にパスできます。
| スタイル | 推奨サイズ | タイヤタイプ | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| アーバン | 22-24インチ | ラジアル | 街乗りメイン、見た目のインパクト重視 |
| 純正+α | 20インチ | AT(オールテレーン) | ZX純正を活かしつつ、少しワイルドにしたい |
| オフロード | 17-18インチ | MT/RT | キャンプ、悪路走行、武骨な四駆らしさが好き |
「タイヤ選びで失敗したくない」という方は、乗り心地や静粛性(ロードノイズ)について詳しく解説した以下の記事を必ず参考にしてください。

【グリル・外装編】顔つきを変えれば、愛着は倍増する

お手軽かつ効果絶大なカスタム。
それが「フロントグリルの変更」です。
おすすめカスタム:ブラックアウト化
メッキギラギラの純正グリルも高級感がありますが、最近のトレンドは「引き算のカスタム」。
メッキ部分をブラックアウト(黒塗装)したり、マットブラックのグリルに交換したりする手法です。
これにより、高級車然とした200系に、SUV本来の「道具感」と「スポーティさ」が加わります。
DOUBLE EIGHT(ダブルエイト):
縦フィン形状などで、純正とは一味違う表情を作れます。
純正加工:
トヨタエンブレム部分だけを残して黒く塗るのも、渋くておすすめ。
【毒:安物パーツへの警告】
ネットオークション等で売られている数千円の「貼り付けメッキカバー」や「激安グリル」には手を出さないでください。
半年もすればメッキが浮いて剥がれ、貧相な見た目になります。
1000万円クラスの車に安物を付けると、車全体の品格が一瞬で地に落ちます。
【重要リスク:ミリ波レーダーにご注意】
フロントグリル(トヨタエンブレム裏)には、プリクラッシュセーフティシステムの「ミリ波レーダー」が内蔵されています。
対応していない社外グリルに交換したり、塗装の塗膜が厚すぎたりすると、レーダーが透過せずエラーが出ます。
最悪の場合、自動ブレーキが誤作動する危険性も。
交換後はディーラーでの「光軸調整(エーミング)」が必要になるケースもあり、その場合工賃だけで3万円〜5万円が追加でかかります。必ず「レーダー対応品」を選びましょう。
外装全体の印象を変えるエアロパーツ(モデリスタやZX仕様)については、以下の記事で深掘りしています。

【マフラー編】V8エンジンの「咆哮」を解放せよ

マフラー交換の目的は、「V8サウンドの解放」と「トルクアップ」です。
200系の最大の魅力、それは国産SUV最後のV8エンジン(1UR-FE)。
しかし、純正マフラーはそのポテンシャルをあまりに静かに抑え込んでいます。
おすすめ:GANADOR(ガナドール) Vertex 4WD/SUV
ランクルオーナーのド定番にして、至高の逸品です。
馬力向上:
単に音が変わるだけではありません。特許技術(P.B.S)で排気効率を高め、低速トルク(出足の力強さ)と燃費が実際に向上します。
サウンド:
うるさすぎない、重厚な低音。エンジン始動時の「ドォォン…」という響きは、V8オーナーだけの特権。
車検対応:
もちろんJASMA認定。ディーラーへの入庫も問題ありません。
その他のおすすめ
ELFORD(エルフォード):
左右4本出しなど、リアビューの迫力(見た目)を重視するならこちら。
注意点:
抜けが良すぎるマフラー(競技用など)を選ぶと、低速トルクがスカスカになります。街乗りでアクセルを余計に踏むことになり、燃費がリッター3〜4km台まで激減するので注意が必要。
マフラーを変えると実際の燃費はどうなるの?
そんな不安がある方は、データや音量比較をまとめたこちらの記事をご覧ください。

どこで買う?失敗しない「購入ルート」の選び方

ランクル200系のパーツ購入ルートは、主に「Amazon」「楽天市場」「実店舗(ショップ)」の3つがあります。
それぞれの特徴を理解し、自分のスタイルに合った方法を選びましょう。
| 購入ルート | 価格・ポイント | 品揃え | 配送スピード | おすすめな人 |
|---|---|---|---|---|
| Amazon | ◎ (タイムセール有) | 〇 (定番品に強い) | ◎ (圧倒的に早い) | 急いで欲しい人、プライム会員 |
| 楽天市場 | ◎ (高還元率) | ◎ (マニアック品多) | △ (ショップによる) | 楽天経済圏の人、じっくり選びたい人 |
| 実店舗 | △ (定価に近い) | △ (取り寄せが基本) | × (数週間〜) | スタッフと相談したい人 |
賢い使い分けの「正解」
マフラー・ホイール等の高額品
「楽天市場」一択です。「お買い物マラソン」や「0と5のつく日」を狙えば、ポイントだけで数万円分(実質的な取り付け工賃分)が還元されます。
グリル・消耗品・小物
「Amazon」が便利です。配送が早く、万が一の初期不良時の返品対応もスムーズで安心感があります。
また、カスタムをするとどうしても気になるのが「維持費」の変化です。
燃費悪化やタイヤ交換コストが心配な方は、以下のシミュレーション記事も併せてチェックしておいてください。

▼ 今すぐ各サイトの最安値をチェックする
Amazonで「ランクル200パーツ」の在庫を見る
※プライム会員なら送料無料・即日配送も可能
楽天市場で「ランクル200パーツ」の最安値を探す
※高ポイント還元で実質工賃タダ!?
【注意:適合確認は命綱】
ネット注文する際は、必ずお手元に「車検証」を用意してください。
「型式(URJ202W)」「初年度登録年月」「グレード」が合致しているか、商品ページで確認しましょう。不安な場合は、ショップに「車台番号」を伝えて質問するのが確実です。
取り付けショップの探し方
ネットで安く買ったパーツを、ディーラーは嫌がって付けてくれないことが多いです。
そのため、「持ち込み取り付け歓迎」の整備工場を事前に探しておくのが鉄則です。
DIYでの取り付けは、正直おすすめしません。
ランクルのパーツは一つ一つがとにかく「重い」です。
例えばガナドールのマフラーはフルサイズで20kg近くあり、一人で仰向けになって交換するのは「苦行」以外の何物でもありません。
腰を痛めたり、バンパーの爪を折ったりするリスクを考えると、工賃1.5万〜2万円を払ってでもプロに任せるのが賢明です。
信頼できるカスタムショップの選び方や、持ち込みOKな工場の探し方については、以下の記事で解説しています。
よくある質問(FAQ)

読者からよく寄せられる、ランクル200系のカスタムに関する質問をまとめました。
参考資料・引用文献

本記事の執筆にあたり、正確性を期すため以下の公式サイトおよび資料を参照しました。
国土交通省:自動車の保安基準(第18条 車枠及び車体)
※タイヤの回転部分の突出禁止規定(ハミタイ)について確認
https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/H018.pdf
GANADOR(ガナドール):ランドクルーザー200系 マフラー適合表
※P.B.S搭載マフラーのスペックおよび適合情報を確認
https://ganador.co.jp/product/gve-003bl/
トヨタ自動車:ランドクルーザー ブランドサイト
※純正スペック、Toyota Safety Sense(ミリ波レーダー)の仕様について確認
https://toyota.jp/info/landcruiserbrand/
編集後記:200系という「至高の相棒」と共に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ランクル200系のおすすめカスタムについて解説しましたが、最後に一つだけ伝えたいことがあります。
それは、「ノーマルのままでも、ランクルは十分にかっこいい」ということです。
カスタムはあくまで、あなたの愛着を深めるためのスパイスに過ぎません。
他人の目や流行り廃りに流されず、あなたが「運転席に座るたびにワクワクする」、そんな自分だけの正解を見つけてください。
200系という、世界最高峰の相棒との旅が、より豊かになることを願っています。
この記事が参考になったら、ぜひコメントをお願いします!
「私はこんなホイールを履いている」「このパーツで失敗した」など、あなたのリアルな体験談も大歓迎です。先輩オーナーとしてのアドバイスをお待ちしています。


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