リッター3kmって本当…?
ランクル80の購入を夢見る人にとって、その極悪燃費の噂は「毎月数万円のガソリン代」という破産の恐怖そのものです。
結論から言います。
4.5Lガソリン車の街乗り「リッター3km」は、紛れもない本当です。
本記事では、歴代ランクルで50万kmを走破し、ガソリン代の絶望を何度も味わってきた私(編集長・大地)が、「ランクル80の嘘偽りない実燃費データと、維持費の現実」を暴露します。
これを読めば、あなたが本当にランクル80を買うべきか、それともきっぱり諦めるべきか、無駄な出費や後悔を防ぐための最終判断ができます。
【この記事の要約(3秒でわかる不都合な真実)】
- ガソリン(1FZ)の実態:街乗りリッター3〜4km。満タン給油で1.5万円が消滅。
- ディーゼル(1HD)の罠:リッター7km走るが、NOx・PM法の壁(対策費100万円)がある。
- 無駄な悪あがき:燃費グッズは無意味。唯一効くのは「こまめなタイヤの空気圧管理」のみ。
なお、ランクル80の税金や車検代を含む維持費の全貌については、下記の記事で詳しく解説しています。

ランクル80 燃費の実態|ガソリンはリッター3kmでディーゼルは7km

現代の常識からすれば異常に悪いランクル80の燃費ですが、ガソリン車(1FZ)とディーゼル車(1HD)ではその数値に大きな開きがあります。
歴代オーナーたちが記録してきた「嘘偽りない実測データ」を元に、それぞれの絶望と現実を解説します。
【絶望】4.5Lガソリン(1FZ)の街乗り・高速の実燃費
ガソリン車の燃費という数値だけで見れば、現代のエコカーに慣れた人にとっては最悪の部類に入ります。
| ランクル80 実燃費 比較 | 4.5L ガソリン | 4.2L ディーゼル |
|---|---|---|
| 街乗り | 3〜4 km/L (×) | 6〜8 km/L (○) |
| 高速道路 | 5〜7 km/L (△) | 8〜10 km/L (◎) |
| 財布へのダメージ | 激痛 (×) | 普通 (○) |
渋滞の多い市街地や、夏のエアコンフル稼働時は、ガソリン車のメーターの針は目に見えて下がっていきます。
また、冬場にエンジンをいたわって長時間の暖機運転をすれば、走らずしてガソリンが蒸発していきます。
「リッター3km」は決してアンチのネガティブキャンペーンではなく、歴とした実測値です。
【優秀】4.2Lディーゼル(1HD)の実燃費とNOx規制の罠
燃費という面では、ガソリン車の倍近く走るディーゼル車が「一択」に見えます。
しかし、燃費の良いディーゼル車にも致命的な「罠」が存在します。
それは「NOx・PM法」という排ガス規制です。
対策地域内(首都圏や大都市圏)ではそのままでは登録すらできず、規制をクリアするための排ガス浄化装置(DPFなど)を取り付けるには、100万円近い出費が必要です。
燃費で浮いたお金が一瞬で吹き飛んでしまうため、住んでいる地域によっては購入すらできません。
【理由】燃費を極悪化させるフルタイム4WDと大径タイヤ
ランクル80の燃費が極悪なのには、明確な物理的理由があります。
中期モデル以降のランクル80は、常に4輪を駆動させるフルタイム4WDを採用しています。
2.2トンを超える鉄の塊を、常に4つのタイヤで引きずるわけですから、燃費が良くなるはずがありません。
さらに、カッコいいからと重くて太いマッドテレーンタイヤ(MTタイヤ)を履かせると、実燃費はさらに「リッター1km」ほど落ちます。
オシャレの代償は毎月のガソリン代で支払うことになります。
ランクル80 燃費とタンク容量|1回の満タン給油で1.5万円が消える

極悪な燃費を物理的な燃料の量でカバーするため、ランクル80には乗用車とは比較にならない巨大な燃料タンクが積まれています。
これが給油のたびに、財布へダイレクトなダメージを与えます。
95Lの巨大タンクを満タンにする「財布の激痛」
ランクル80の燃料タンク容量は、ガソリン・ディーゼル共に「95L」です。
エンプティランプが点灯してから満タンにすると、恐ろしい額が消え去ります。
| ランクル80 給油額・航続距離 | ガソリン(1FZ) | ディーゼル(1HD) |
|---|---|---|
| タンク容量 | 95L | 95L |
| 満タン給油額※ | 約16,150円 (×) | 約14,250円 (△) |
| 街乗り航続距離 | 約330km (×) | 約660km (◎) |
航続距離330kmがもたらす「給油ランプ」の恐怖
で、この数値が意味する現実は何か。
ガソリン車の場合、スタンドで1.6万円も払って満タンにしたのに、街乗りメインだとたった300kmちょっと走っただけで、また給油ランプが点灯する恐怖に怯えることになります。
東京から名古屋(約350km)へ遊びに行く途中、高速道路のサービスエリアの看板を見るたびに「次のSAでガソリンを入れておかないとヤバいかも…」と残量を気にする精神的ストレス。
これがランクル80のガソリン車オーナーが直面する日常のリアルです。
ランクル80 燃費改善のDIY|O2センサー交換に潜む破壊リスク

ガソリン車の極悪燃費を少しでも改善しようと調べると、必ず「O2センサーの交換」というDIY情報にたどり着くはずです。
確かにセンサーの劣化は燃費悪化の直結要因ですが、安易に手を出すと地獄を見ます。
ネットの情報を信じてマフラーを破壊する「泥臭い4ステップ」
ここでは、素人が陥りがちなO2センサー交換DIYの過酷な現実を、4つのステップで解説します。
ネットの「カプラーを抜いてセンサーを回して外すだけ」という記事は信じないでください。
25年以上、排気管の数百度という高熱に晒され続けたO2センサーは、もはやネジではなく「車体と同化した鉄の塊」です。
素人の腕力や普通のレンチでは、1ミリも動かないという絶望から作業がスタートします。
ジャッキアップして車の下に潜り込みます。
フロントパイプを見上げながらラスペネ(潤滑剤)を大量に吹き付けますが、目や口に容赦なく泥とサビの雨が降り注ぎます。
配線を逃がすスリットが入った「専用のO2センサーソケット」と、柄の長いスピンナーハンドルを使わなければ、真鍮製の柔らかいナット部分は一瞬でナメてツルツルになります。
「外れないから」と無理な角度で鉄パイプを使って延長し、力任せに回すとどうなるか。
マフラー側のネジ山(ボス)ごと、へし折れます。
こうなると溶接修理かフロントパイプ(触媒)ごとの交換です。
数千円のセンサー代をケチった結果、部品代と工賃で軽く10万円以上が吹き飛び、大切な家族旅行の資金が消え去ります。
もちろん、センサー異常でチェックランプが点灯すれば車検にも通りません。
リッター0.5kmの燃費向上のために、愛車を破壊するリスクを負う価値はありません。
自信がないなら迷わずプロの整備工場に依頼してください。
リッター0.5kmのために10万円をドブに捨てるな
もし「燃費も悪いし、DIYの修理代も怖い…」と少しでも心が折れそうになったのなら、無理してランクル80を維持するのはやめましょう。
完全に壊れて不動車になる前に、現在のリアルな査定額を確かめて、傷が浅いうちに乗り換えるのがもっとも賢明で安全な選択肢です。
\ 10万円の修理費をドブに捨てたくないなら、完全に壊れる前に今の価値だけ抜いておけ /
▼ 大地編集長のワンポイントアドバイス
ランクル80のガソリン車を、普段の通勤や近所のスーパーへの買い物メインで使おうとしているなら、正直おすすめしません。使い勝手や燃費を考えれば、軽自動車やコンパクトカーの方が圧倒的に優秀だからです。
昔、私が80のガソリンに乗っていた頃、給油の度にクレジットカードを入れるたびに手が震えました。「また1万5千円か…」と。
だからこそ、燃費を気にしてアクセルをそっと踏むような窮屈な走りになってしまうと、せっかくのランクル80の魅力が半減してしまいます。ガソリン代は「大人の道楽」と割り切って、おおらかにエンジンフィールを楽しむ。これがランクル80と長く付き合うコツです。
ランクル80 燃費とエンジンの違いを深掘りする関連記事

ランクル80の燃費は極悪ですが、その分、現代のエコカーには絶対に真似できない野性味あふれるエンジンフィーリングを持っています。
それぞれの特徴をより深く知るための記事を紹介します。
ディーゼル車のNOx・PM法規制と選び方
ディーゼル車の購入を検討している方は、避けて通れない「規制の壁」について知る必要があります。
NOx・PM法の詳細と、規制地域でのディーゼルモデルの選び方については、下記の記事で詳しく解説しています。

歴代エンジンの耐久性とフィーリング比較
「燃費が悪くても静かなガソリンの1FZが良いのか?」
「それともトルクフルなディーゼルの1HDが良いのか?」
各エンジンの耐久性や、運転した時のフィーリングの決定的な違いについては、下記の記事で詳しく解説しています。

ランクル80 燃費に関するよくある質問(Q&A)

読者から寄せられる、燃費に関する泥臭い疑問と悩みに一問一答で回答します。
まとめ|ランクル80 燃費の現実は過酷だが、それ以上の価値がある

この記事を通して、ランクル80を維持するための厳しい現実をお伝えしてきました。
ランクル80の燃費と維持費の「最終確認テスト」
最後にもう一度、「ランクル80の燃費の現実と覚悟」を復習しましょう。
- ガソリン車(1FZ):街乗りはリッター3km。満タン給油で毎回約1.5万円が吹き飛ぶ。
- ディーゼル車(1HD):リッター7km走るが、大都市圏はNOx・PM法の壁(対策費約100万円)がある。
- 無駄な悪あがきはNG:燃費グッズは効かない。タイヤの空気圧管理だけを徹底する。
で、結局どうすればいい?(ガソリン代の原資を作る)
ここまで読んで「毎月のガソリン代が怖すぎる…」と少しでも不安を感じたなら、「今の愛車の査定額」をすぐに調べてください。
毎月数万円の維持費を捻出できるかどうかは、今の車がいくらで売れて、どれだけ手元に「原資」を残せるかにかかっています。
ランクル80は決してエコカーではありません。
しかし、その圧倒的な存在感、どこへでも行ける走破性、そして無骨なエンジン音は、ガソリン代の痛みを吹き飛ばすほどの「最高の体験とロマン」をあなたに与えてくれます。
維持費はかかりますが、覚悟を決めた人間だけが味わえる一生モノの相棒です。
まずは今日、手元のスマホで愛車の本当の価値を確かめることから始めてください。
| ランクル80購入の原資作り 査定サイト比較 | ユーカーパック | カーセンサー |
|---|---|---|
| 査定の方式 | オークション形式 (◎) | 一括査定 (○) |
| 電話ラッシュ | なし(1社のみ) (◎) | あり(複数社から) (×) |
| 買取額の期待度 | 高い (○) | 圧倒的に高い (◎) |
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なぜ私がここまで辛口な本音を書けるのか?私の過去の失敗と車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

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次の記事でさらに泥臭い真実を暴く原動力になります!
ランクル80の税金や保険料を含む総合的な維持費の解説に戻る場合は、下記の記事を参考にしてください。




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