結論から言います。
数年後に数十万円の損をしたくないなら、プラド150は「7人乗り」を強くおすすめします。
世帯年収700万円、毎月のお小遣いは3万円。
なんとか奥さんの稟議を通し、憧れのプラド150の購入検討に漕ぎ着けたお父さん。
「うちは5人家族だから、初期費用の安い5人乗りで十分だよね?」
という奥さんのもっともな正論に対し、反論できずにスマホの画面を睨みつけて悩んでいませんか。
ハッキリ言います。
「普段は5人しか乗らないから」という用途だけでプラド150の定員を選ぶと、
数年後の売却時に「30万円以上の大損」をして、大きな後悔を残すことになります。
実用性(荷室の広さ)とリセールバリュー(数年後の売却価格のこと)は、完全にトレードオフの関係です。
この記事では、ランクル・プラドを愛し、何台もの四駆を乗り継いできた筆者が、幾度となく経験した「査定額の絶望と歓喜」の実体験を元に、
「150系後期型」を中心とした5人乗りと7人乗りの残酷な違いを暴露します。
これを読めば、あなたの財布から消えるはずだった数十万円を守り、自信を持って家族を「7人乗り」で説得できる材料が完全に揃います。
【この記事でわかること(3秒要約)】
- プラド150の荷室の使い勝手と広さは「5人乗り」の圧勝
- プラド150の7人乗りの3列目は大人が乗れない「ただの緊急用」
- しかし、売却時の査定額は「7人乗り」が30万〜50万円も高い
プラド150の内装全体の全貌については、下記の記事で詳しく解説しています。
\ カタログには載っていない内装のリアルな質感を知りたい人へ /

最後まで読んで、あなたのライフスタイルとお財布事情に最適な一台を、迷いなく決断してください。
プラド150 7人乗り 5人乗りの違い:荷室の段差と広さの現実

結論から言うと、荷物の積みやすさと積載量で選ぶなら「プラド150の5人乗り」の圧勝です。
プラド150の7人乗りは、3列目シートを床下に格納するため、どうしても荷室の床面が約11cm高くなってしまうからです。
【プラド150 荷室寸法・使い勝手 比較表】
| 比較項目 | プラド150 5人乗り | プラド150 7人乗り(格納時) |
|---|---|---|
| 荷室の高さ | 1,040mm | 930mm |
| 荷室の奥行き | 1,100mm | 1,100mm |
| 床下収納 | ◎(あり) | ×(なし) |
| 腰への負担 | ◎(軽い) | △(重い) |
| 積載の総合評価 | ◎ | △ |
ご覧の通り、荷室の使い勝手という点では、高さがあり大容量の床下収納も備える「プラド150の5人乗り」の完全勝利です。
5人乗りは「広大でフラットな床下収納付き」で完全勝利
夏のキャンプで満載のクーラーボックスを積む時も、冬のゲレンデへ向かう際に泥だらけの雪山装備を投げ込む時も、プラド150の5人乗りの低くてフラットな床面は正義です。
また、洗車道具や汚れ物を隠しておける床下収納は、ファミリーユースで絶大な威力を発揮します。
7人乗りは「約11cmの底上げ」で腰に致命的なダメージ
逆にプラド150の7人乗りの約11cmの底上げは、重い荷物を積む際に腰への負担が大きくなります。
全長4,825mmの巨体ゆえにバックドアの開閉スペースも大きく必要で、
狭いスーパーの駐車場では、高い位置まで重い買い物袋を持ち上げるのに苦労するでしょう。
ちなみに、荷室のルームランプをDIYで明るいLEDに交換しようとして、10mmのソケットレンチを使わずに適当なマイナスドライバーでこじり、
内張りのツメを「バキッ」と割ってしまうのはプラド初心者が陥りやすい「あるある」な失敗です。
プラド150 7人乗りの3列目シート:大人は乗れる?補助席の限界

プラド150の7人乗りの3列目シートは、あくまで「子供の友達を近所まで送迎する」程度の緊急用補助席と割り切ってください。
大人が快適に長距離を移動できる空間ではありません。
3列目の大人は「体育座り」で乗車15分が限界
プラド150の3列目シートの座面が床から非常に低いため、大人が座ると膝が胸の高さまでくる「体育座り」の姿勢になります。
足元のスペース(ニースペース)も拳一つ分入るかどうかで、頭上空間にも余裕がありません。
乗車時間15分から30分程度の移動が限界。
運転席の重厚なドアを「ドンッ」と閉め、ガラガラと響く力強いディーゼルエンジンの鼓動を感じれば、ドライバーは最高の気分ですが、
プラド150の3列目に押し込められた大人はかなりの窮屈さを強いられます。
3列目の格納は「電動(遅い)」か「手動(重い)」の2択
プラド150の7人乗りの3列目シートには、グレードによって格納方式に違いがあります。
特に2017年のマイナーチェンジ以降の「150系後期型」を探している方は注意してください。
- TX-Lパッケージ等(電動): スイッチ一つで自動展開・格納。非常に便利ですが、動作スピードが遅く、雨の日の操作はイライラします。
- TX(手動): レバーを引いて手動で持ち上げます。それなりに力が必要ですが、サッと展開できるのはメリットです。
大人が快適に座れる3列目を求めるなら、プラド150ではなくアルファードなどのミニバンを検討する方が幸せになれます。
プラド150 7人乗り 5人乗りのリセール格差と盗難・故障の恐怖

ここからが最も重要な「お金とリスク」の話です。
プラド150の中古を買うなら、維持費とリセールバリュー(数年後の売却価格のこと)を無視してはいけません。
盗難対策に20万円、DPF故障で30万円飛ぶリアル
まず覚悟すべきはプラド150特有の盗難リスクと故障です。
CANインベーダーとは、車のコンピューター配線に特殊な機器を接続し、システムを乗っ取ってエンジンを始動させる最新の盗難手口のことです。
屋根なしの青空駐車であれば、月極駐車場の代金に加えて、このCANインベーダー等の高度な盗難対策セキュリティ費用(10万〜20万円)が必須です。
さらに、走行距離が伸びたプラド150のディーゼル中古車の場合、DPF(排ガスを綺麗にするフィルター)の詰まりにより、
突然の警告灯とともに修理費30万円が飛んでいくという現実もあります。
しかし、過度に怯える必要はありません。これらは「知っていれば備えられる」リスクです。
そして、これらの維持費や対策費をカバーする強力な武器となるのが、「7人乗りのリセールバリュー」なのです。
リセールバリューは海外需要で「7人乗りが50万円圧勝」
もしプラド150を選ぶなら、売却時に少しでも損を取り戻せる「プラド150の7人乗り」が圧倒的に有利です。
【プラド150 5人乗り・7人乗り リセール格差 比較表】
| 比較項目 | プラド150 5人乗り | プラド150 7人乗り |
|---|---|---|
| 中古市場価格 | 基準 | やや高い |
| 海外需要 | △(普通) | ◎(絶大) |
| 3年後売却差額 | 基準 | 約+30万円 |
| 5年後売却差額 | 基準 | 約+50万円 |
| 資産価値評価 | △ | ◎ |
表を見れば一目瞭然。
購入時に多少高くても、売却時に「30万〜50万円以上の差」という形で倍返しになって戻ってきます。
海外のバイヤーがプラド150の「多人数乗車」を強烈に求めるからです。
つまり、リセール(資産価値)という点では、圧倒的に「プラド150の7人乗り」の勝利。
10年以上乗り潰す覚悟がない限り、プラド150の5人乗りを選ぶと、将来的に数十万円の機会損失を生む可能性が高いです。
今の愛車が高く売れれば、プラド150の購入資金やセキュリティ代の足しにできます。
\ ディーラーの言い値で下取りに出し、30万円以上損したくない人だけ見てください /
大地編集長のワンポイントアドバイス

私は過去、荷室の広さに惹かれて「5人乗り」のSUVを買ったことがあります。普段3列目なんて絶対に使わないからです。
しかし3年後、買取店で査定額を聞いて膝から崩れ落ちました。同じ年式・距離の7人乗りと比べて、驚くほど安かったのです。
毎年5.1万円の自動車税を払い、高いタイヤ代を捻出してきたのに、最後の最後で大損しました。
プラド150の場合、この傾向がさらに顕著です。普段は空気を運んでいるようなもので無駄に思えるかもしれませんが、
将来の数十万円のための「投資」だと割り切って、私はリセール重視の方にはプラド150の7人乗りを推奨しています。
プラド150 7人乗り 5人乗りの選び方・具体的な判断手順

ここまでのメリット・デメリットを踏まえ、あなたがプラド150のどちらを選ぶべきか、具体的な判断手順をリスト化しました。
- 売却時期を想定する
- 3〜5年で乗り換える予定なら、リセール重視で「プラド150の7人乗り」一択。
- 10年以上、エンジンが壊れるまで乗り潰す覚悟があるなら「プラド150の5人乗り」も視野に。
- 積載物の高さを測る
- 絶対に立てて積まなければならない荷物(大型の犬用ケージ、特殊なキャンプギアなど)があり、それが100cmを超える場合は「プラド150の5人乗り」を選択。
- 車中泊の頻度を考える
- 頻繁に車中泊をする場合、床面が低く室内高が稼げる「プラド150の5人乗り」の方が快適に寝床を作れます。
より快適な車中泊空間を作るための段差解消テクニックやおすすめマットについては、下記の記事で詳しく解説しています。
\ 5人乗りの広大な荷室を「極上のベッド」に変えたい人へ /

プラド150 7人乗り 5人乗りをより深く知るための関連記事

プラド150の定員選びに関連して、維持費や税金、あるいは次世代モデルの状況も気になるところですよね。
ここからは、さらに視野を広げて検討するための記事をご紹介します。
1ナンバー化で毎年5.1万円の自動車税を回避する裏技
プラド150の5人乗りを選んだ場合、構造変更を行って「1ナンバー(普通貨物)」に登録し、毎年5.1万円の自動車税を安く抑えるという選択肢が生まれます。(7人乗りでは基本的に不可)
ただし、プラド150の車検が毎年になる、高速料金が中型車扱いになるなど、知っておくべきデメリットも存在します。
プラド150の1ナンバー化で本当に得をするのか、具体的な差額シミュレーションは下記の記事で詳しく解説しています。
\ 毎年5.1万円の自動車税を払い続けたくない人だけ見てください /

後継機ランクル250の3列目シートも結局「狭い」のか?
プラド150の後継モデルであるランクル250でも、やはり7人乗りの設定は健在です。
「もしかして新型なら3列目も広くなっているのでは?」と期待する方は、プラド150との違いをチェックしておくことをおすすめします。
ランクル250の7人乗りシートの実用性と居住性については、下記の記事で詳しく解説しています。
\ 新型なら3列目も広いかも…と淡い期待を抱いている人へ /

荷物重視でランクル70に浮気すると維持費で死ぬ理由
「どうせ5人乗りで荷物を積むなら、もっと無骨なランクル70もアリかも…」と迷い始めた方は要注意です。
ランクル70は割り切った5人乗りですが、プラド150とは維持費の構造が全く異なります。
ランクル70特有の維持費事情と覚悟すべき費用については、下記の記事で詳しく解説しています。
\ どうせ5人乗りなら無骨な70が良いかも…と浮気しそうな人へ /

プラド150 7人乗り 5人乗りに関するよくある質問(Q&A)

最終結論:プラド150はリセール重視なら迷わず「7人乗り」

プラド150の「5人乗り」と「7人乗り」の比較について、現場のリアルをお伝えしました。
最後にもう一度、この記事の重要ポイントを復習しましょう。
- 荷室の使い勝手と広さは「プラド150の5人乗り」の圧勝。
- プラド150の7人乗りの3列目は大人が乗るには狭く、あくまで緊急用。
- しかし、リセールバリューは「プラド150の7人乗り」が圧倒的に高く、売却時の差額で新車時の価格差を簡単に逆転する。
定員選びの結論:リセールで得た資金で次へ繋げ
荷室の床が少し高くなるというデメリットはありますが、数年後に手元に残る現金が数十万円変わってくる事実の前では、許容できる範囲ではないでしょうか。
普段は空気を運んでいるようなもので無駄に思えるかもしれませんが、
プラド150の3列目を畳んでおき、「いざという時の保険」と「未来の資産」として持っておくのが、将来を見据えた賢いプラド150の買い方です。
決断したあなたが今すぐやるべき「たった1つの行動」
「よし、7人乗りに決めた!」と決断したお父さん。
次にあなたがやるべき具体的な行動は、
「プラド購入の資金計画を立てるために、今の愛車の『本当の価値』を調べること」です。
ディーラーの下取り査定だけで満足してはいけません。
プラド150は決して安い買い物ではありませんから、今の車を1円でも高く売ることが、家族を説得し、憧れの車を手に入れる最大の武器になります。
まずは今日、スマホからサクッと愛車の最高額を確認してみてください。
プラド150は、家族との最高の思い出を作ってくれる最強の相棒です。
リセールで損する不安を消し去り、自信を持って7人乗りのキーを手に入れてください!
\ ディーラーの下取り額を鵜呑みにして、後から大損したと気づきたくない人へ /
なぜ私がここまでプラド150のリセールやお金の話にこだわるのか?
私の過去の失敗と車歴の全貌は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

もしこの記事が、あなたのプラド150選びのモヤモヤを少しでも晴らすことができたなら、ぜひSNS等でシェアしていただけると嬉しいです。
また、「私の家族構成だとどっちが良い?」「今の車いくらで売れそう?」といった個別の疑問があれば、ぜひ気軽にDMやメッセージを送ってください!
現場のリアルな情報を書き続ける、私の最大の原動力になります!
プラド150の内装や装備の総合的な解説に戻る場合は、下記の記事を参考にしてください。
\ 定員が決まったら、次は失敗しない内装選びへ /


コメント