「一生モノの買い物で、絶対に後悔したくない」
カタログの燃費数値や、営業マンの「どちらも良い車ですよ」という言葉に惑わされていませんか?
その迷いは危険です。
「坂道で軽自動車に抜かれる屈辱(ガソリン)」や、「早朝の暖機運転で近所から白い目で見られるストレス(ディーゼル)」は、納車されてから気づいても手遅れだからです。
結論を言います。「街乗り派はガソリン、長距離派はディーゼル」。
これまではこれが正解でしたが、2025年11月現在、ここに「納期」という残酷なフィルターが加わりました。
この記事では、歴代ランクルを乗り継ぎ、故障も散財も経験してきた私が、カタログには載らない「不都合な真実」と「最新の納期事情」を突きつけます。読み終える頃には、あなたの迷いは確信に変わっているはずです。
▼ この記事の要約
- ガソリン: 「遅さ」は仕様。街乗りメインで半年以内に乗りたい人の唯一の解。
- ディーゼル: パワーとリセールは最強だが、「1年半待ち」と「騒音配慮」の覚悟が必要。
- 結論: 見栄で選ぶな。生活環境と「絶対に許せないストレス」で選べ。
【結論】「待てるか」が最大の分かれ道

まずは結論です。ライフスタイルに加え、「いつ乗りたいか」で強制的に選択肢が決まるのが今の現状です。きれいごとは抜きにして、以下の条件で選んでください。
ガソリン車(VX 2.7L)を選ぶべき人
- 「来年の車検までに欲しい」など、半年以内に乗りたい人。
- 週末の買い物や子供の送迎など、街乗りが9割。
- 高速道路で追い越し車線を走り続けない。
- 初期費用を85万円抑え、その分をカスタムやセキュリティに回したい。
- ディーゼル特有の「微振動」や「アドブルー補充(尿素水)」の手間が嫌い。
ディーゼル車(ZX/VX/GX 2.8L)を選ぶべき人
- 「1年半以上」待てる、もしくは受注再開を待ち続ける忍耐力がある人。
- 年間走行距離が1万kmを超える(長距離通勤・旅行)。
- キャンピングカーやボートを牽引する。
- 「パワー不足」というストレスを1ミリも感じたくない。
- 最強のリセールバリュー(資産価値)を何より優先する。
【不都合な真実】オーナーだけが知る「毒」と「痛み」

どちらを選んでも、必ず「ネガティブな側面」は存在します。ここを許容できるかが勝負です。
1. ガソリン車の「遅さ」という現実
2.7Lガソリンエンジン(2TR-FE)は、世界一壊れない名機ですが、設計は20年前の遺産です。
- 坂道での絶望:
人と荷物を満載して峠道を登る時、アクセルをベタ踏みしてもエンジンが「グオーッ」と悲鳴を上げるだけで、速度は上がりません。後ろから来たハイエースや軽ターボに煽られる可能性があります。これは私の実体験です。 - 高速合流の恐怖:
短い合流車線で本線に入る際、絶対的な加速力が足りず、冷や汗をかく瞬間があります。「余裕のある走り」は期待しないでください。
詳細なエンジンの構造や耐久性の違いについては、以下の記事で整備士視点で解説しています。

2. ディーゼルの「音」と「管理」の現実
トルクフルで快適なディーゼルですが、維持には相応の覚悟が必要です。
- 近所迷惑レベルの音:
最新のディーゼルは静かになったとはいえ、冬場の早朝始動時の「ガラガラ音」は響きます。深夜早朝の住宅街での暖機運転は、ご近所トラブルの種になりかねません。 - DPF再生とアドブルーの時限爆弾:
チョイ乗りばかりだと「DPF(排ガスのスス取りフィルター)」が詰まります。また、定期的な「アドブルー(尿素水)」の補充をサボると、エンジンがかからなくなる制御が入ります。この管理を手間と感じるなら、ディーゼルは向きません。
3. 最新納期事情(2025年11月時点)
これが最大の決定打です。
- ガソリン:
約3ヶ月〜半年。供給が安定しており、現実的な納期で手に入ります。 - ディーゼル:
1年半待ち〜受注停止。世界的な需要集中と部品不足により、今から注文を入れても忘れた頃にやってくるレベルです。
【経済性】85万円の差額とリセールの皮算用

「ディーゼルは燃費が良いから元が取れる」は半分正解で、半分間違いです。
損益分岐点は「15万km」の彼方
| 項目 | ガソリン (VX) | ディーゼル (VX) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 車両価格 | 545万円 | 630万円 | 85万円 |
| 実燃費(街乗り) | 5〜6km/L | 8〜9km/L | +3km/L |
燃料代(軽油の安さ+燃費)だけで85万円の車両価格差を埋めるには、約15万km〜20万km走る必要があります。一般的なユーザーなら10年以上かかります。つまり、「燃料代で元を取る」のは不可能です。
カタログ値ではない「実燃費」のリアルなデータは、こちらで公開しています。

資産価値(リセール)という逆転劇
しかし、売却時(出口戦略)まで含めると話は変わります。
海外需要が圧倒的に強いディーゼル(特にZXやGX)は、3年後、5年後の買取相場がガソリンより高値で安定する傾向にあります。
- 短期乗り換え(3年以内):
リセール最強のディーゼルが有利。 - 長期保有(10年以上):
故障リスクが低く、初期投資が安いガソリンが有利。
維持費には税金や保険料も重くのしかかります。以下の記事で年間の維持費をシミュレーションしてから決断してください。

【編集長の大地より】ワンポイントアドバイス

「『見栄』でディーゼルを選ぶな。『許容範囲』で選べ」
歴代ランクルを乗り継いできた私から、本音のアドバイスです。
私はかつて、「ランクルならディーゼルだろ」という見栄でディーゼル車を選びました。しかし、深夜に帰宅した際、車庫入れのガラガラ音が家族を起こさないか気になり、毎回冷や汗をかいていました。
逆にガソリン車に乗っていた時は、キャンプ道具満載の山道で軽自動車に抜かれ、悔しさのあまりハンドルの縁を叩いたこともあります。
「遅いのが許せない」なら、借金してでも、納期を待ってでもディーゼルを。
「うるさいのが許せない」「今すぐ乗りたい」なら、迷わずガソリンを。
どちらも素晴らしいランクルです。重要なのは、あなたの生活の中で「絶対に我慢できないストレス」を避けることです。
よくある質問(Q&A)

まとめ:あなたの「最適解」はこれだ

この記事を通して、あなたの迷いは晴れましたか?
最後に、もう一度だけ整理します。
ガソリン (VX)
- 推奨: 街乗りメイン、半年以内に欲しい、長く大切に乗りたい人。
- 警告: パワー不足は「仕様」です。割り切りましょう。
ディーゼル (ZX/VX/GX)
- 推奨: 長距離ランナー、リセール重視、1年以上待てる修行僧のような人。
- 警告: アドブルー管理と盗難対策は必須科目です。
ガソリンを選んでも、ディーゼルを選んでも、その先には「ランクルがある生活」が待っています。泥にまみれ、家族を乗せ、どこまでも走っていく。その相棒としての資格は、どちらのエンジンにも十分に備わっています。
あなたは、どちらのエンジンで大自然へ飛び出しますか?
ぜひ、コメント欄であなたの「決断」を教えてください。先輩オーナーとして、あなたの最初の一歩を応援しています。
最後に:愛車の「弾」を用意しておく
250の購入資金を作るために、今乗っている車を「ディーラー下取り」に出そうとしていませんか?
それは数十万円をドブに捨てる行為です。ランクルのオプション代や、セキュリティ費用くらいは、買取業者の比較だけで簡単に捻出できます。
賢く資金を作り、最高のランクルライフをスタートさせましょう。私たちは、同じ道を走る仲間として、あなたを歓迎します。
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※リセールバリューや買取相場は市場変動により変わる可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。



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