「またガソリン代!? 今月いくら飛んでいくの…?」
憧れのランクル70を前に、家計を握る奥さんの冷たい視線と、
毎月ガソリンスタンドで消えていく数万円の現実に絶望していませんか?
結論から言います。
再販ガソリン(1GR)の実燃費は「約4〜5km/L(ハイオク)」。 再再販ディーゼル(1GD)は「約7〜8km/L(軽油)」です。
この記事を読めば、「年間十数万円の燃料代の差額」を正確に把握し、
買ってから「維持できない」と後悔する最悪の未来を回避できます。
長年四駆と泥臭く付き合い、大排気量の燃料代に何度も泣かされてきた筆者が、
カタログには載らない「現場のリアルな数字」を暴露します。
▼この記事の要約(3つの真実)
- 燃料代の差:年間1万kmならガソリン車が約17万円も高くつく
- 給油の恐怖:130Lタンク満タンで2万円札が消し飛ぶ(航続距離は抜群)
- カスタムの罠:MTタイヤやルーフラックで確実にリッター1km悪化する
※税金や保険料を含めたトータル維持費の全貌については、下記の記事で詳しく解説しています。

ランクル70再再販(2.8Lディーゼル)の実燃費は「7〜8km/L」

再再販されたランクル70(GDJ76W)に搭載されている2.8Lクリーンディーゼルエンジン「1GD-FTV」。
この実燃費は、街乗りで約7〜8km/L、高速道路で約10〜11km/Lです。
【メリット】巨体を引っ張る1GDエンジンの恩恵と軽油の安さ
1GD-FTVエンジンは150系プラド等で熟成されたものであり、
2.2トン超の巨体を引っ張るにしては、非常に優秀な数値を叩き出します。
何より「軽油」であるという事実が、精神的・経済的な負担を大きく和らげてくれるのです。
AT(オートマ)との組み合わせも、低回転からトルクが出るため無駄にアクセルを踏み込む必要がなく、
結果的に燃費悪化を防いでいます。
【デメリット】アドブルー(尿素水)のコストと泥臭い手間
ディーゼル特有の注意点として、「アドブルー」の補充があります。
アドブルーとは、ディーゼルエンジンの排気ガスをクリーンに浄化するために不可欠な高品位尿素水のことです。
約1,000km走行で1L消費するため、燃料代に加えて若干のランニングコストがかかります。
さらに、重い10L入りのタンクをホームセンターで買い、
ボンネットを開けてこぼさないように慎重に注ぐ作業は、
意外と泥臭い手間であることを覚えておいてください。
ランクル70再販(4.0Lガソリン)の実燃費は絶望の「約4km/L」

2014年に再販されたランクル70(GRJ76K)に搭載されている4.0Lガソリンエンジン「1GR-FE」。
この実燃費は、街乗りで約4km/Lという、
絶望的な数値を叩き出すことも珍しくありません。
【ハイオク指定】年間17万円の燃料代格差が家計を直撃する
【ランクル70 燃費・燃料代比較表】
| 項目 | 再再販(2.8Lディーゼル) | 再販(4.0Lガソリン) |
|---|---|---|
| 使用燃料 | 軽油 | ハイオク |
| 街乗り燃費 | 7〜8km/L | 4〜5km/L |
| 評価 | ◎ | × |
ご覧の通り、現代のエコカー基準から見れば、
再販ガソリンモデルの燃費は「お話にならない」レベルです。
しかし、それは決してこの車が劣っているという意味ではありません。
ただ、ハイオク指定という点が家計を直撃するのは事実です。
年間1万キロ走る場合、燃料代だけで約17万円もの差が開きます。
この差を「V6ガソリンエンジンの吹け上がりとサウンド代」として笑って払える人以外、
ガソリンモデルに手を出すのは危険です。
【季節変動】夏場のエアコンや冬場の暖機運転でさらに悪化
さらに悪いことに、リッター4kmというのはあくまで平常時の話です。
夏場のエアコン全開時や、冬場の暖機運転(アイドリング)を多用する季節は、
そこからさらに1〜2km/L悪化する現実を直視すべきです。
ランクル70丸目(4.2Lディーゼル・1HZ)の実燃費は約7〜9km/L

かつて販売されていた丸目モデル(HZJ76など)に搭載されている、
4.2L自然吸気ディーゼルエンジン「1HZ」。
この実燃費は、街乗りで約7〜9km/L、高速道路で約10km/L前後です。
【耐久性】シンプル構造ゆえの長寿命と良好な燃費
現代のクリーンディーゼルと違い、1HZエンジンは電子制御が少ないため構造がシンプルで、
耐久性は異常なほど高いのが特徴です。
車重の軽さやマニュアルトランスミッション(MT)との組み合わせもあり、
燃費自体は決して悪くありません。
【注意点】NOx・PM法規制と高額なDPF後付け費用
しかし、現代の厳しい環境基準には適合しません。
NOx・PM法やディーゼル規制に引っかかる地域にお住まいの場合、
そのままでは登録すらできません。
高額なDPF(排ガス浄化装置)の後付けが必要になるなど、
燃費以外の部分で多額の初期費用がかかる可能性が高いと言えます。
130Lの巨大な燃料タンク容量と圧倒的な「航続距離」の真実

トヨタ公式の主要諸元表にも記載がある通り、
ランクル70の燃料タンク容量は新旧問わず「130L」という巨大な胃袋を持っています。
この容量が、長距離ツーリングでの結果を大きく左右します。
【ランクル70 満タン時の航続距離比較】
| モデル | 街乗り航続距離 | 高速航続距離 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 再再販(ディーゼル) | 約970km | 約1,300km | ◎ |
| 再販(ガソリン) | 約580km | 約970km | △ |
【安心】再再販ディーゼルなら無給油で1,000km走破可能
再再販ディーゼルなら、一度の給油で東京〜福岡(約1,100km)を、
無給油で走り切るポテンシャルがあります。
この圧倒的な航続距離は、ガソリンスタンドが少ない秘境へのツーリングや、
災害時の移動において絶対的な安心感をもたらします。
【恐怖】再販ガソリンの満タン給油は1回で「2万円」が飛ぶ
一方でガソリンモデルは、街乗りだと600km弱でガス欠の恐怖が襲ってきます。
空に近い状態からハイオクを満タンにしようものなら、
給油機のメーターがスロットマシンのように跳ね上がっていき、2万円札が消し飛ぶ恐怖
を味わうことになります。
だからこそ、燃料代を浮かせるために宿泊はホテルではなく、
「車中泊」でバランスを取るのがランクル乗りの流儀というわけです。
\ 毎回1万円のホテル代を払い続けて損したくない人限定 /
ランクル70の燃費を確実に悪化させる3つの「定番カスタム」

ランクル70を買って、そのままフルノーマルで乗る人は少数派でしょう。
しかし、カッコよさを求める定番のカスタムが、燃費を確実に悪化させます。
- マッドテレーン(MT)タイヤへの交換:
転がり抵抗と重量が増加し、リッター1kmは確実に落ちます。 - ルーフラックの装着:
空気抵抗が激増し、特に高速道路での燃費が1〜2km/L悪化。風切り音も酷くなります。 - リフトアップ:
車体下面の空気抵抗が増加し、燃費には悪影響しかありません。
カスタムを否定する気は全くありません。
ただ、見た目のカッコよさと引き換えに毎月の燃料代が跳ね上がる現実を、
「カッコよさの税金」として笑って受け入れる覚悟が必要です。
大地編集長のワンポイントアドバイス:燃費差額で元を取るな

現場の生の声として言わせてもらいます。
「燃料代の差額で、再販ガソリンと再再販ディーゼルの車両価格差の元を取ろう」
なんてセコい計算は今すぐやめてください。
私も過去、大排気量のガソリン四駆を勢いで買い、毎月5万円のガソリン代で首が回らなくなり、
奥さんに泣きつかれて1年で手放した苦い経験があります。
現在、再再販ディーゼルは絶望的な納期や抽選の壁があります。
だからといって「早く乗りたいから」と、消去法で再販ガソリンの中古を選ぶのは非常に危険です。
1GRエンジンの魅力に惚れ込んだわけでもないのに、リッター4kmのハイオク車を愛し続けられますか?
抽選待ちの間に、燃料代の貯金でもしながらじっくり悩むのが正解です。
自分のライフスタイルと覚悟に合うエンジンを選ばないと、結局は維持できずに手放すことになりますよ。
ランクル70の燃費・維持費を深く知るための関連記事

ここまで燃費の実数値を見てきましたが、
ランクル70を深く理解するには、エンジンの素性や他モデルとの比較が不可欠です。
\ 買ってから「こんなはずじゃなかった」と後悔する前に /
また、ディーゼルエンジンを長く乗る上で避けて通れない、
「寿命」や「DPFトラブル」の現実についても知っておくべきです。
\ 突然の30万円コース(修理代)に泣きたくない人へ /

「やっぱりランクル70の燃費はキツイ…」と感じたなら、
最新プラットフォームで燃費と快適性を両立したランクル250や、
中古で手堅く狙うプラド150と比較してみるのも賢い選択です。
\ 燃費地獄から逃れて、賢く四駆ライフを楽しみたいなら /


奥さんの稟議も通りやすい、現実的な選択肢はこちら
ランクル70の燃費に関するよくある質問(FAQ)

結論:ランクル70の「燃費地獄」を愛せるか?(最終確認)

最後にもう一度、「ランクル70の燃費と燃料代の現実」を復習しましょう。
- 再販ガソリン(1GR)はリッター4km・ハイオク指定で燃料代は激痛(年間+17万)。
- 再再販ディーゼル(1GD)はリッター8km・軽油だが、アドブルー補充とスス詰まり(DPF)のリスクあり。
- 130Lタンクは航続距離最強だが、一回の給油で2万円が飛ぶ。
- MTタイヤなどの定番カスタムは確実に燃費を悪化させる。
ランクル70は、燃費の悪さを「頼もしさへの対価」と笑って許せる人だけが乗るべき車です。
維持費は確実にかかりますが、それ以上の「泥だらけの思い出」と「圧倒的な所有感」をくれる、
最高の相棒になることは間違いありません。
で、結局これからどうすればいい?
もし少しでも「燃料代が払えるか不安」なら、
まずは「今乗っている愛車がいくらで売れるか」を正確に把握(資金計画)してください。
下取り額が予想より高ければ、数年分の燃料代の差額など簡単に相殺できます。
ディーラーの言い値で安く手放し、
後から「本当はもっと高く売れたのに」と後悔するのだけは絶対に避けてください。
\ ディーラー下取りで数十万円損したくない人だけ見てください /

なぜ私がここまで辛口な本音を書けるのか?
私の過去の四駆での痛い失敗と車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

もしこの記事が、あなたの愛車選びの悩みを少しでも軽くできたなら、
ぜひSNSでシェアやメッセージをいただけると嬉しいです。
未来のオーナー仲間からの連絡を待っています!

コメント