「新型のランクル250が欲しい。でも、乗り出し600万オーバーは正直きついし、全幅1980mmなんて近所のスーパーでドアも開けられない…」
もしあなたが今、夜な夜な中古車サイトを巡回しながらそんな葛藤を抱えているなら、このページが最後の砦になります。
ランドクルーザー250への世代交代が進む今だからこそ、熟成され尽くした「最終型150プラド」の価値が輝いています。
しかし、警告しておきます。150系は13年も販売された長寿モデルです。「安いから」という理由だけで前期型を選んだり、見た目の雰囲気だけでディーゼルを選んだりすると、購入後にインジェクター交換で30万円、車検で20万円と、想定外の出費に泣く「地獄のカーライフ」が待っています。
この記事では、歴代ランクルで50万kmを走破し、現在は250系も所有する編集長の大地が、カタログには絶対に載らない「150系の決定的な違い」と「維持費の痛み」を包み隠さず暴露します。
家族を説得し、後悔しない相棒を手に入れるための「武器」として、最後まで読み込んでください。
▼ この記事の3行要約(忙しい同志向け)
- 結論: 予算が許すなら、安全装備とリセールが最強の「後期モデル(2017年〜)」以外ありえない。
- 警告: ディーゼルの煤詰まりリスクはガチ。街乗りメインなら見栄を張らずに「ガソリン車」を選べ。
- 現実: 盗難リスクはSランク。セキュリティ費(+30万)をケチるなら、ランクルに乗る資格はない。
150系プラドとは?13年間の歴史と「前期・中期・後期」の決定的な差

ランドクルーザープラド150系とは、2009年から2024年まで販売されたトヨタの本格SUVであり、高い悪路走破性と都市部での扱いやすさを両立したロングセラーモデルです。
結論から言います。
予算と家族の安全を守るなら、自動ブレーキ(Toyota Safety Sense)が標準装備された「後期モデル(2017年9月以降)」一択です。
「ランクルブランド」に憧れて無理をして買う車ですが、命を乗せて走る以上、ここだけは妥協してはいけません。
▼ 150系プラド 3つの世代区分と「見た目・中身」の違い
| 世代 | 販売期間 | 特徴・外観 | 決定的な違い・注意点 |
|---|---|---|---|
| 前期 | 2009年9月 〜2013年9月 | 縦基調のグリル。 丸みを帯びたデザイン。 | ・2.7Lは4速ATで燃費・加速ともに最悪 ・安全装備が現代基準に達していない |
| 中期 | 2013年9月 〜2017年9月 | 「涙目」ヘッドライト。 大型グリルで迫力増。 | ・2015年6月にディーゼル追加&6速AT化 ・この改良以前の中期は中身が「前期」と同じ |
| 後期 | 2017年9月 〜2024年 | シャープなライト。 ボンネット中央が凹む。 | ・Toyota Safety Sense標準装備 ・リセールバリューが最も高い「完成形」 |
2015年6月が「性能の分水嶺」
見た目の好み以上に重要なのが、中期の途中(2015年6月)に行われた心臓部の改良です。
ここで待望の「クリーンディーゼル(1GD-FTV)」が投入され、ガソリン車もオートマチックが4速から6速(6 Super ECT)へ進化しました。
これ以前のモデル(前期および中期前半)は、高速道路の合流でアクセルをベタ踏みしてもエンジンが唸るだけで進まない「鈍重さ」があり、実燃費もリッター6km台と極悪です。正直、今の時代にこれを毎日乗るのは相当なストレスです。
大地編集長のワンポイントアドバイス
「プラドに乗れれば何でもいい」と、安さにつられて前期の2.7L(4速AT)を買うのは絶対にやめてください。
確かに車両価格は200万円台から狙えますが、毎月のガソリン代と自動車税、そして「走らないストレス」で、納車3ヶ月後には手放したくなります。
奥さんを説得する際も、「古いプラドは自動ブレーキがないから危ない」と言えば、後期モデルを選ぶ正当な理由になります。悪いことは言いません、最低でも2015年以降の6速ATモデルを選んでください。これは先輩からの「命令」に近いアドバイスです。
後悔する前に知れ!150プラドの「残酷な現実」と維持費

プラドは頑丈な車ですが、維持費まで頑丈(安上がり)なわけではありません。ここでは営業マンが絶対に言わない「不都合な真実」を数字で突きつけます。
1. 盗難リスクは「世界Sランク」
脅しではありません。150系プラド、特に後期モデルは「朝起きたら駐車場が空っぽ」という事態が日常的に起きています。
最近では「CANインベーダー」に加え、スマートキーの電波を複製する「ゲームボーイ(キーエミュレーター)」という最新手口も横行しています。純正セキュリティなど無意味です。
以下の対策に別途20万〜40万円の予算が必須です。
- 物理ロック: ハンドルロック(安物は30秒で切断されます)、タイヤロック
- 電子セキュリティ: IGLA(イグラ)、Panthera(パンテーラ)など
「うちは田舎だから大丈夫?」 その油断が、窃盗団の格好の餌食になります。車両購入予算の中に、必ずセキュリティ費用を含めてください。
自分の愛車を窃盗団から守るための具体的な防衛策は、下記の記事で解説しています。ここだけは絶対に読んでください。
\ プロが教える「盗まれない」ための鉄則 /
2. ディーゼルの「煤(スス)」と「尿素」の手間
ディーゼル車は燃料代が安くトルクフルですが、排ガス浄化装置(DPF)に煤が詰まるリスクと隣り合わせです。
チョイ乗り(片道10分以内の送迎など)ばかり繰り返すと、自動再生が間に合わずDPFが詰まり、出力低下を招きます。最悪の場合、インジェクター交換(約30万円〜)やDPF交換(約20万円〜)という高額修理が待ち受けています。
また、約10,000kmごとに「AdBlue(尿素水)」の補充警告灯が点灯し、無視するとエンジンがかからなくなります。
「週末は必ず高速道路で長距離を走る」という習慣がないなら、ガソリン車の方が幸せになれる可能性が高いです。見栄を張ってディーゼルを買うと、浮いた燃料代など修理費で一瞬で消し飛びます。
3. 維持費の現実(タイヤ1本工賃込み4万円〜)
プラドはタイヤもデカいです。純正サイズ(265/65R17)でも、国内ブランドのスタッドレスタイヤを買えば4本工賃込みで15万円以上は覚悟してください。
タイヤ交換のたびに腰を痛めるのも通過儀礼ですが、外したタイヤ(直径約80cm×4本)がベランダを占拠して家族と揉めるのも、プラドオーナーあるあるです。
さらに、毎年5月に来る自動車税(2.7Lガソリンで51,000円)も重くのしかかります。「1ナンバー(貨物)登録」で税金を安くする裏技もありますが、「高速料金が中型車(約1.2倍)になる」「毎年車検になる」というデメリットも忘れてはいけません。
具体的な維持費シミュレーションと1ナンバー化の損益分岐点は、下記の記事で計算しています。
\ 1ナンバー化で年間いくら変わる? /
エンジン選び:後悔しないためのガソリン vs ディーゼル比較

購入時の最大の悩みどころであるエンジン選び。カタログスペックではなく、実用面での「痛み」と「快楽」で比較します。
▼ ガソリン vs ディーゼル 徹底比較
| 項目 | 2.7L ガソリン (2TR-FE) | 2.8L ディーゼル (1GD-FTV) |
|---|---|---|
| 車両価格 | 安い(新車時で約60万円差) | 高い |
| パワー | 163ps / 25.1kgm | 204ps / 51.0kgm ※後期改良後 |
| 走行感 | 街乗りは静かだが、坂道・高速は苦行 | どこからでも加速する暴力的なトルク |
| 実燃費 | 6〜8 km/L(財布に厳しい) | 10〜12 km/L(軽油で安い) |
| 静粛性 | アイドリングは静か | 早朝の住宅街に響くガラガラ音 |
| リセール | 海外需要で驚異的に高い | 国内需要メインで安定して高い |
結論:リセール狙いならガソリン、走り重視ならディーゼル
「プラドは重いからディーゼル一択」という定説がありますが、リセールバリュー(残価率)の観点ではガソリン車の方が優秀なケースが多いです。
理由はシンプルで、パキスタンやバングラデシュなどへの輸出需要がガソリン車に集中するためです。
- ガソリン: 街乗りメイン、3〜5年で乗り換える、初期費用を抑えたい人向け。
- ディーゼル: 長く乗り潰す、トレーラー牽引をする、年間走行距離が多い人向け。
これが現場の正解です。迷ったら「自分がどう使うか」を胸に手を当てて考えてみてください。
プラド150の中古車相場と賢い選び方

2024年のランクル250発売以降、150系の相場はどう動いているのか。今、損をしない選び方を伝授します。
「後期モデル TX-Lパッケージ」が鉄板
市場には多くのグレードがありますが、リセールと満足度のバランスが最も良いのが「TX Lパッケージ(本革シート)」です。
「TX(ファブリックシート)」の方が初期費用は安いですが、売却時の査定額で数十万円の差がつくことがあり、結果的にTX-Lの方が「実質負担額」は安くなることが多いです。
特別仕様車「Matt Black Edition」の価値
モデル末期(2022年〜)に発売された「マットブラックエディション」は、メッキ部分が黒で統一されており、カスタム不要で完成されたスタイルを持っています。
相場は高めですが、「これ以上古くならない最終型」としての価値は計り知れません。
もし、ネットに掲載される前の「未公開在庫」も含めて探したい場合は、大手販売店の入荷待ちサービスを利用するのが賢い手です。状態の良いプラドは、掲載された瞬間に売れていきます。プロでも探すのは困難ですから。
\ ネット未公開の「隠れ優良個体」を優先案内 /
中古車相場の最新動向と、「買ってはいけない個体」の特徴については、下記の記事で暴露しています。
\ 失敗しない中古車選びの極意 /
グレードごとの価格推移と「売り時」については、下記の記事をご参照ください。
\ 今の相場を完全網羅 /
カスタムで自分だけのプラドを作る

150系プラドの魅力は、パーツの豊富さにあります。250系が出たとはいえ、アフターパーツの充実度ではまだまだ150系が圧倒しています。
- リフトアップ: 2インチアップで「見下ろす視線」を手に入れる。
- タイヤ: BFグッドリッチ KO2などで足元を武装する(燃費は落ちますが、カッコよさには代えられません)。
- グリル交換: 中期を後期風に見せるフェイススワップなど、整形手術も自由自在。
重いタイヤの交換は腰を痛めます。私も何度もやりました。今はネットで購入して近くの提携店に直送・予約まで完結できるサービスを使うのが、現代の賢いカーライフです。
\ 重いタイヤも、ネット予約でスマート交換 /
>>タイヤの購入と取付予約が同時にできるサービス【TIREHOOD(タイヤフッド)】
また、純正ナビで「走行中にYouTubeが見られない」という家族からのクレームには、ナビ男くんのキットが特効薬です。ディーラー入庫も考慮された設計なので安心です。
\ 純正ナビでYouTubeが見放題になる /
>>純正カーナビやカーAVにplusして「できない」を「できる」に!【ナビ男くん】
車検対応のカスタム実例や、おすすめのパーツについては、下記の記事で詳しく解説しています。
\ 車検対応で楽しむ大人のカスタム術 /
新型ランドクルーザー250との比較:乗り換えるべきか?

「中古の150後期(500万)」と「新車の250(520万〜)」。価格帯が被るため悩むところですが、決定的な違いは「日本の道路事情への適合性」です。
- 150プラド: 全幅 1,885mm(日本の駐車場、コインパ枠内にギリギリ収まる)
- 250ランクル: 全幅 1,980mm(多くの立体駐車場でNG、コインパのフラップ板にタイヤが擦れる)
「250はカッコいいけど、普段使いで妻が運転できない」という理由で、あえて150系を選ぶ人は非常に多いです。日本の道路でストレスなく使える「最後のちょうどいいランクル」、それが150系プラドです。
250系と150系の徹底比較については、下記の記事で詳しく解説しています。
\ サイズ・価格・燃費を徹底比較 /
150系プラドに関するよくある質問(FAQ)

輸出による高騰の仕組みや、3年後に高く売れる仕様については、下記の記事で解説しています。
\ 3年後も高く売れる仕様とは? /
結論:今こそ「完成形」の150プラドに乗る価値がある

新型の影に隠れがちですが、150系プラドは「日本の道路環境に最適化された最後のランクル」と言えます。
- 予算重視・走り重視なら: 中期(2015年6月以降)のディーゼル。
- 完成度・安全性重視なら: 後期(2017年以降)のTX-Lパッケージ。
- リセール重視なら: ガソリンの7人乗り、かつベージュ内装・サンルーフ付き。
これが、50万km以上ランクルを乗り継いできた私の結論です。
故障や維持費のリスクを理解し、それでも「乗りたい」と思えるなら、150プラドはあなたの人生を豊かにする最高の相棒になるでしょう。
「なぜ私がここまで辛口な本音を書けるのか?私の過去の失敗と車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。」
\ 編集長「大地」の整備記録はこちら /

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目的別:おすすめのサービス比較

プラドの購入や売却を検討している方向けに、私が実際に使って「使える」と判断したサービスを状況別に整理しました。
1. 今乗っている車を「高く売る」ための最適解
ディーラー下取りは、楽ですが数十万円損をする可能性が極めて高いです。自分の状況に合った買取サービスを選んでください。
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2. 良質な「中古車を探す」
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3. 頭金なしで「新車に乗る」
「頭金を入れる余裕はないけど、新車のランクルに乗りたい」という方は、維持費コミコミのカーリースという選択肢もあります。
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ランドクルーザー250の総合的な解説に戻る場合は、下記の記事を参考にしてください。
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予算を抑えて、V8エンジンの重厚感を楽しみたい方は、名車ランクル100の記事も参考にしてください。
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