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ランクル300エンジン全貌|V6ツインターボの耐久性と加速性能

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ランクル300エンジン解説|V6ツインターボの寿命と故障リスク

ランクルからV8が消えたら、それはもうランクルじゃない

そう嘆き、カタログを閉じたのはあなただけではありません。私も先代200系の1UR-FEが奏でる重厚なV8サウンドを愛する一人として、このダウンサイジングには正直、不安しかありませんでした。

しかし、結論から言います。

ランクル300のV6ツインターボは、V8を過去の遺物にする「暴力的な性能」を持っています。

ただし、その代償として「整備性の悪化」や「将来的な熱害リスク」という新たな時限爆弾も抱え込みました。

この記事では、トヨタが威信をかけて開発したV35A-FTS(ガソリン)とF33A-FTV(ディーゼル)の技術的詳細を、メーカーが決して語りたがらないデメリットと共に解説します。

【この記事の要約】

  • 性能: V8時代を遥かに凌駕する415馬力/700Nmのモンスタースペック。
  • リスク: 複雑化したツインターボ構造により、10年後の整備費用は高騰確実。
  • 結論: 「壊れない」神話は薄れたが、「走り」の感動は歴代最強。

なお、ランクル300のサイズや基本的な選び方については、下記の記事で詳しく解説しています。

私は歴代ランクルを乗り継ぎ、地球12周分を走ってきました。その経験から、カタログ数値の裏にある「泥臭いエンジンの真実」を語ります。

目次

ランクル300のエンジンは「歴代最強のV6ツインターボ」です

結論から述べます。

ランクル300に搭載されたエンジンは、ガソリン・ディーゼル共に「歴代最強のパワーとトルクを誇るモンスター」です。

V8神話に囚われていると本質を見誤ります。

今回のV6ツインターボ化は、単なる環境規制への妥協ではありません。

TNGA(GA-Fプラットフォーム)の刷新に合わせ、「砂漠の真ん中で生き残り、かつ競合SUVを置き去りにする」ために、トヨタが必要だと判断した進化です。

エンジン型式と基本構成

ランクル300には以下の2種類の新開発エンジンが設定されています。

V35A-FTS: 3.5L V型6気筒ガソリンツインターボ

  • レクサスLS譲りのダイナミックフォースエンジンを、ランクル用に耐久性重視でチューニング。

F33A-FTV: 3.3L V型6気筒ディーゼルツインターボ

  • 新開発の「ホットV」レイアウトを採用し、レスポンスを劇的に改善。

「ダウンサイジング」とは排気量のみの話です

正確に定義します。

ダウンサイジングとは、排気量を縮小しながらも、過給機(ターボ)等の技術を用いて従来以上の出力と燃費性能を実現する手法のことです。

排気量は減りましたが、過給機によって吸入空気量は増大しています。

実質的なアウトプットは先代の4.6L V8(1UR-FE)を遥かに凌駕します。

小さくなった」のではなく、「筋肉質になった」と理解するのが正解です。

なお、かつての名機である歴代V8エンジンの詳細スペックや、今あえてV8モデルを選ぶメリットについては、以下の記事で解説しています。

V6ツインターボ(ガソリン・ディーゼル)のスペックと不都合な真実

ここではカタログ数値を並べるだけでなく、オーナーが直面する「維持のリアル」を比較します。スマホで見やすいよう、要点を絞りました。

スクロールできます
項目ガソリン (ZX/VX/AX/GX)ディーゼル (ZX/GR-S)
エンジン型式V35A-FTSF33A-FTV
最高出力415ps / 5200rpm309ps / 4000rpm
最大トルク650Nm700Nm
使用燃料ハイオク軽油 + AdBlue
燃費 (WLTC)7.9〜8.0km/L9.7km/L
0-100km/h約6.7秒 (実測値)約7.4秒 (実測値)

※参考:先代200系(V8・4.6L)は最高出力318ps、最大トルク460Nm、燃費6.7km/Lでした。新型がいかに劇的な進化を遂げたかが分かります。

ガソリンエンジンの驚異的な加速と熱問題

V35A-FTSは、2.5トンの巨体を6秒台で時速100kmまで引っ張ります。

アクセルを踏み込んだ瞬間、V8のような「ドロドロ」とした重低音ではなく、「クォーン」という粒の揃った乾いたサウンドと共に、スポーツカー並みの加速Gが襲いかかります。

しかし、高出力化に伴いエンジンルーム内の熱量は凄まじいことになっています。

補機類や樹脂パーツ、ゴム類の劣化は、スカスカだったV8時代よりも確実に早まります。

10年後、熱硬化によるオイル漏れや水漏れとの戦いが待っている可能性が高いです。

ディーゼルの「ホットV」構造とAdBlueの手間

ディーゼルエンジンのF33A-FTVは、Vバンクの内側にターボを配置する「ホットV」レイアウトを採用しました。

これにより排気ガスがタービンに届く距離が短くなり、ディーゼル特有のもっさりしたラグが消滅しました。

ただし、整備性は最悪です。

ターボ交換等の重整備が発生した場合、エンジン周辺の補機類を全て外す必要があり、工賃は跳ね上がります。

また、AdBlue(尿素水)の補充は必須です。

これを切らすとエンジン再始動ができなくなるため、長距離遠征時のリスク管理項目が一つ増えてしまいました。

なお、ディーゼルエンジンの寿命を縮めるNG行為や、長持ちさせるための具体的なメンテナンス術については、下記の記事で詳しく解説しています。

構造の複雑化による故障リスクの増大

ここが最大の「」です。

従来のV8自然吸気エンジンは、構造がシンプルで「壊れようがない」設計でした。

しかし、新型のツインターボエンジンは部品点数が爆発的に増えています。

  • 水冷インタークーラーの複雑な配管
  • 多数の電子制御バルブとセンサー群
  • 直噴インジェクターの高圧ポンプ

これらは全て「将来の故障原因」です。

また、ハイパワーを受け止めるタイヤも消耗品です。

ランクル300の大径タイヤはディーラーで交換すると20万円コースですが、ネット通販なら大幅に費用を抑えられます。維持費を抑える工夫は必須です。

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新車保証(5年10万km)があるうちは良いですが、中古で15万kmを超えた個体を買うのは、爆弾を抱えるようなものだと認識してください。

10速AT(Direct Shift-10AT)とのマッチングと加速性能

エンジンの性能を最大限に引き出すのが、新開発の10速オートマチックトランスミッション(Direct Shift-10AT)です。

  • クロスレシオ化: ギアのステップが細かくなり、エンジンの美味しい回転域をキープし続けます。
  • ロックアップ領域拡大: アクセル操作に対するダイレクト感が増し、「ぬるっとした」滑り感が解消されました。

0-100km/h加速はスポーツカー並み

実際にアクセルを床まで踏み込むと、恐怖を感じるほどの加速を見せます。

  • ガソリン: 「スピーカーから流れる擬似エンジン音(アクティブノイズコントロール)」には賛否がありますが、高回転まで一気に吹け上がる感覚は快感そのものです。
  • ディーゼル: 低回転から700Nmというトラック並みのトルクで押し出され、気づけば法定速度を超えています。

低速域でのギクシャク感

一方で、多段化の弊害として、低速域(特に渋滞時や極低速のオフロード)でギア選びに迷うような挙動を見せることがあります。

プログラムのアップデートで改善されつつありますが、6速AT時代の「鷹揚なスムーズさ」とは質が異なることを覚えておいてください。

大地編集長のワンポイントアドバイス

私も最初は「V6なんて…」と食わず嫌いをしていました。80系の直6、200系のV8と乗り継いできた身として、多気筒エンジンのロマンが消えるのは寂しかったからです。

ですが、納車されてアクセルを踏んだ瞬間、その未練は吹き飛びました。「速い。とにかく速い」。

ただし、ボンネットを開けた時の「ギチギチに詰まったエンジンルーム」を見た瞬間、整備士としての本能が警鐘を鳴らしました。

これ、アンダーカバー外すだけでもボルト何本あんだよ…オイルフィルター交換すら手が入らねぇぞ」と。

性能はSSSランク、整備性はCランク」。これが今の私の評価です。

長く乗るつもりなら、エンジンオイル管理だけは狂気的なまでに徹底してください。ターボ車におけるオイル管理の杜撰さは、即死につながります。

エンジン特性を踏まえた賢い選び方

ここまでスペックとリスクを解説しましたが、「結局どっちを選べばいいの?」という疑問が残るでしょう。エンジンの性格から推奨するユーザーを分けます。

ガソリン (V35A-FTS) を選ぶべき人

  • 高速道路での追い越し加速にストレスを感じたくない人。
  • 静粛性を重視し、ラグジュアリーに乗りたい人。
  • 中東への輸出転売(リセール)を意識している人。

ディーゼル (F33A-FTV) を選ぶべき人

  • 維持費(燃料代)を少しでも抑えたい人。
  • トレーラー牽引や、オフロード走行を頻繁に行う人。
  • 低回転からのトルク感こそがランクルの味だと思う人。

なお、ガソリンとディーゼルの詳細な維持費比較や、リセールバリューを含めた総合的な選び方については、下記の記事で詳しく解説しています。

ランクル300エンジンに関するよくある質問(Q&A)

ターボ化でエンジンの寿命は縮まりましたか?

構造的に縮むリスクは確実に高まりました。

嘘は言いません。自然吸気エンジンに比べ、熱負荷と部品点数が増えているためです。ただし、トヨタの過酷な耐久テストはクリアしています。30万km走破できるかどうかは、もはやメーカーの責任ではなく、あなたのオイル管理次第です。

ガソリン車はレギュラーガソリンでも走れますか?

走れません。必ずハイオクを飲ませてください。

緊急時にレギュラーを入れることは可能ですが、出力低下やノッキングの原因となり、最悪の場合エンジンをブローさせます。1000万円近い車で燃料代をケチるくらいなら、プラドに乗るべきです。

アイドリングストップはついていますか?

残念ながら、ついています。

そして多くのオーナーが、毎回OFFにする煩わしさに舌打ちしています。バッテリーへの負担も大きいため、納車直後にキャンセラーを導入するのが「正解」です。

まとめ:V8への未練を捨てろ。この怪物は、あなたの想像を超えている

ランクル300のエンジンは、環境規制という荒波を乗り越えるために生まれた、トヨタ技術陣の執念の結晶です。

  • V8越えのスペック: 415馬力/700Nmは伊達ではありません。
  • 加速性能: 2.5トンの車体がスポーツカーのように加速します。
  • リスク: 複雑化による整備性の悪化と、将来的な修理費増大は覚悟が必要です。

V8じゃなくなったから」という理由で購入を躊躇するのは、あまりにも勿体無い。

この圧倒的なトルクを一度体験すれば、シリンダーの数など些細な問題だと気づくはずです。

私たちは、この「新しい怪物」と共に生きていくしかないのです。

多少の手間と金はかかるかもしれません。しかし、それを補って余りある「征服感」が、この車にはあります。

なぜ私がここまで辛口な本音を書けるのか?私の過去の失敗と車歴は、下記のプロフィールで赤裸々に語っています。

もしこの記事が、あなたの背中を押す(あるいは踏みとどまらせる)きっかけになったなら、ぜひSNSでシェアやメッセージをください。同志からの熱い反応だけが、次の記事を書く原動力になります!

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ランクル300の総合的な解説に戻る場合は、下記の記事を参考にしてください。

免責事項

※本記事の情報は執筆時点(2025年現在)のものです。正確なスペックや最新の仕様については、必ずトヨタ公式サイトをご確認ください。

※紹介している買取相場や実燃費、加速性能は、筆者の実測値および独自の調査に基づくものであり、全ての車両で同様の結果を保証するものではありません。

※DIY作業や社外品パーツの取り付けは自己責任で行ってください。作業による故障や事故について、当サイトは一切の責任を負いません。

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